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ヒナソウ 【 雛草 】( トキワナズナ【 常盤薺 】)
小指の先ほどの花が、いっぱいに集まって咲くヒナソウ。 庭では紫がかった青色のヒナソウと、純白の白いヒナソウが咲いています 。
ペタッと平たい4枚の花弁が十字形に開き、その中央に山吹色の花芯が鮮やかに映えて、まるで地面にたくさんの星が煌めいているようです。
実際 、花色が明るいためか、辺りが薄暗くなった黄昏時に見ると発光しているかのように、浮き上がって見えます( ワスレナグサも発光しているように見えるのですが......私だけでしょうか? )。
学名が「Houstonia caerulea」で、「caerulea」は「青い」の意なので、メ インの花色は青のようです( 「Houstonia」は植物学者フーストンに因むそ う )。
「トキワナズナ」とも呼ばれますが、アブラナ科ではなくアカネ科の花です。
昔、庭主が小さな盆栽用の鉢にヒナソウを植えて、室内に置いてくれたこ とがありました。あまりに愛らしいもので、毎日飽きもせず眺めていたことを思い出します。
私が山野草に興味をもつきっかけとなった、大切な花の1つです。