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#28 おちあい夫婦にインタビューしてみた(1)
こんにちは。あっき~です。
このnoteでは身のまわりの音楽をやっているバンドマンやシンガーや音楽に携わる人にインタビューをして、その人となりを知ってもらおうというコンテンツです。
今回はおちあいくんとかずっちさんにインタビューをさせてもらいました。
LOID大戦ではOSTER-LOID(OSTER Projectの楽曲を演奏するバンド)でピアノとキーボードを弾いていた2人に話を聞かせてもらいました。
+ + +
あっき~
じゃあ、よろしくお願いします。
かずっち
今回は対談形式なんですね?
あっき~
そう。
最近は一対一のインタビューもだいぶ慣れてきたから、たまには複数人のインタビューとかもやってて。
今回は鍵盤を弾く人同士で、しかも夫婦っていうのが珍しいかな、と思って。
おちあい
確かに変わった属性かもしれないですね。
あっき~
ということで、話を聞かせてもらいたいです。
おちあい、かずっち
よろしくお願いします。
自己紹介(おちあい編)
あっき~
じゃあ、おちあいくんから聞かせてもらおうかな。
おちあい
ぼくがピアノをはじめたのは、ほんとに小さいころなんですけど、うちは両親がピアノを弾いてるんですよ。
あっき~
二人とも?
おちあい
そうなんですよ。
父親がジャズピアノを弾いてて、母親はパイプオルガンとか、結構クラシック寄りのピアノを弾いてて。
そういう環境だったから、母親に教わりながらピアノを弾くようになりました。
ただ、色んな楽器に興味があって、中学生の頃は吹奏楽部に入りました。
部活でアルトサックスを吹くのと並行して、家で母親にクラシックのピアノを教わって、みたいな感じでしたね。
あっき~
(Twitterでサックスの画像を見て)最近、メンテしてたよね。
あのサックスは学生の頃に吹いてたものなんやね。
おちあい
高校も吹奏楽を続けたかったんですけど、高校はオーケストラしかなくて。
サックスってオーケストラでほとんど出番がないんですよ。
クラリネットの人がサックスに持ち替えて演奏するくらい、出番のないパートなので。
そんな感じだったから、高校の頃は合唱部の伴奏をやったり、後は学外の吹奏楽団に所属して演奏してました。
あっき~
へぇ。
その学外の楽団はどうやって見つけたの?
おちあい
オーケストラは入らなかったんですけど、部員の友だちは多かったんですよ。
オーケストラの友だちが「こういう楽団があるけど、一緒に参加してみない?」って誘ってくれたんです。
あっき~
そうなんやね。
その楽団は人前で演奏する機会もあったのかな。
おちあい
コンクールに出る楽団ではなかったんですけど、地域のイベントで演奏させてもらったりしました。
だから、バンドで演奏するようになるのは大学生の頃からですね。
あっき~
なるほど。
おちあい
大学に入ったら吹奏楽とは違うことをしたかったから、「バンドをやってみよう!」と思っていました。
あっき~
今まで吹奏楽ばっかりやってたけど、バンドにも興味があったの?
おちあい
父親がビッグバンドやジャズのコンボで演奏してたんですけど、スタジオに遊びに行かせてもらったときに、父親の友だちと一緒に演奏させてもらったり、ドラムをたたかせてもらったりしたのが、バンドに興味を持つきっかけかもしれないです。
あっき~
なるほど。
大学のサークルで演奏するようになるのかな。
おちあい
最初はビッグバンドに憧れがあったから、ビッグバンドのある部活に見学に行ったんですよ。
そしたら、練習が最優先の部活で「これは無理かな」と思って、他の軽音楽サークルを探しました。
あっき~
最初に行ったところはサークルじゃなくて、部活だったからガチガチに練習するような活動だったんやね。
おちあい
軽音楽サークルの中でファンクの曲をやってるサークルに見学に行ったんですけど、それまでは、ファンクって漠然とカッコ良いイメージだったのが、実際に演奏しているのを目の当たりにして、「この音楽、カッコイイ!」と思って入りました。
あっき~
なるほどね。
おちあい
アルトサックスをやってたから、メイシオ・パーカーとかを見て「カッコイイ!」と思ったのもファンクに惹かれるきっかけかもしれないです。
ソウライヴとかLettuceとかアース・ウィンド・アンド・ファイアーとかのコピーバンドで演奏していました。
あっき~
軽音サークルとはいえ、ボーカル、ギター、ベース、ドラムみたいな普通のバンドの構成とはちょっと違うよね。
おちあい
そうですね。
ほかの人が通ってるようなバンド、例えば、エルレ(ELLEGARDEN)とかはあんまり知らなくて。
あっき~
ロックが好きな人たちからすると、ソウライヴは逆に知らないと思うけど(笑)
かずっち
私は知らないです(笑)
おちあい
サークルの中では、ファンク以外にもポストロックの曲をやってるバンドもありました。
LITEとかtoeとか。
あっき~
toeはオレも好きで、ライブ観に行ったことあるよ。
おちあい
後は、mouse on the keysとか。
あっき~
(mouse on the keysのライブも)観に行った(笑)
かずっち
結構かぶってませんか(笑)
おちあい
あんまり音楽に詳しくなかったので、なんとなくこういうジャンルの曲があるっていうところから演奏するようになって、サークルに入って音楽の幅が広がりましたね。
今言ったバンドもサークルの先輩や同期から教えてもらって聴くようになりました。
あっき~
やっぱりサークルって周りのバンドがどんな曲をやってるとか、「この曲良いよ」って勧められて、新しい曲を知るっていうのはあるよね。
おちあい
それはめっちゃ大きかったですね。
みんな詳しすぎてビックリしました。
最初は話についていけなくて、後から調べて聴いたりしていました。
あっき~
話を聞いてると、インスト(楽器のみ)のコピーバンドが多かったのかな。
おちあい
ぼくが最初のころに組んでたバンドはインストばっかりですね。
あっき~
それは何か、親の影響とかもあるのかな、と思って。
おちあい
確かに、親がやってた(ジャズの)演奏に憧れがあったのかな。
なので、サークルで先輩や同期に「セッションしよう!」って誘われたとき、何を弾いたら良いか分からなかったけど、とりあえず飛び込んでみたりしてましたね。
かずっち
すごい、それで揉まれていったなんて。
おちあい
キーボードって他のパートに比べて、演奏する人が少ないじゃないですか。
だから。色んなバンドに呼んでもらえるんですよね。
「こういうことをしたいんだけど」って誘われて、自分が知らない曲でも「とりあえずやってみよう!」の精神で、何でもやってました。
かずっち
すごいなぁ。
あっき~
ドラムも他のパートに比べてやる人が少ないから、その感じはすごくよく分かるよ。
サークル以外でも演奏したりすることはあったの?
おちあい
大学の2、3回生のころにアニソンのバンドに誘われて、サークル以外でも演奏するようになったり。
あっき~
じゃあ、アニソンも最初はバンドに誘われて演奏するがきっかけで聴くようになったのかな。
おちあい
高校のときからアニソンを聴いてはいたんですけど、自分で演奏するっていう発想はなかったですね。
あっき~
自分もそうだった。
かずっち
私もそうでした。
あっき~
他に学生のころのエピソードはある?
おちあい
そうですね。
後は、合唱の伴奏や、歌ものバンドのライブのサポートとか。
かずっち
社交的だ(笑)
おちあい
ありがとう(笑)
あっき~
そんな感じで学生時代は活動してて、社会人になってからも音楽活動は続いてるんやね。
おちあい
社会人になってからはサークルのときの同期とセッションしたり、レコーディングに誘われたりするようになりました。
あっき~
ほうほう。
おちあい
ギタリストの先輩が和ロックのバンドをやってるんですけど、「バンドサウンドを彩る役割で、キーボードでレコーディングに参加してみない?」って誘われて、自宅でレコーディングしていました。
あっき~
最近も「この曲のキーボードを弾かせてもらいました」みたいなツイートをしてて、いつもすごいなぁ、と思ってたから。
おちあい
結構、先輩から誘われてっていうパターンが多いですね。
さっき言った和ロックの「残月ノ刃」っていうバンドに参加させてもらったのが最初で、そこから派生したつながりで呼んでもらったりとか。
後は不思議な感じなんですけど、サークルのときの結構年上の先輩から誘ってもらったりとか。
あっき~
そうなんや。
おちあい
先輩がやってるバンドのライブで「キーボードを弾いてみない?」って言われたのがきっかけで、先輩がソロの音源を作るときにも呼んでもらったり、楽曲提供するときの音源のレコーディングに誘われたり。
あっき~
じゃあ、大学のサークルの先輩が今も音楽活動をやってて、必要があれば「キーボードを弾いてくれない?」って誘われるんや?
おちあい
そうそう。
現役時代は接点がない先輩でも呼んでもらえて。
ありがたいなぁ、と思います。
あっき~
大学のサークルの先輩や同期なんて、今はどこにいるかとか、今も楽器やってるか分からない人ばっかりだわ。
かずっち
私の知り合いもみんな辞めちゃいました。
おちあい
もしかすると、先輩たちのつながりでも音楽を続けてる人が少なくなって、後輩が今も楽器を演奏してるのをネットで見かけて、声をかけてくれてるのかもしれないです。
それでも声をかけてもらえるのはうれしいですね。
あっき~
なるほど。
おちあい
今でも、色んなジャンルの音楽が好きだし、このジャンルが自分の"畑"みたいなジャンルもないですけど、カッコイイ音楽はなんでもカッコイイと思います。
かずっち
それは私そうだと思う。
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次回に続きます。
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