#31 一角獣さんにインタビューしてみた(3)
こんにちは。あっき~です。
このnoteでは身のまわりの音楽をやっているバンドマンやシンガーや音楽に携わる人にインタビューをして、その人となりを知ってもらおうというコンテンツです。
#31 一角獣さんにインタビューしてみた(2)の続きです。
【一角獣さんのスポットライト】
一角獣さんがドラムを叩くLuckyRiverFuture(らき✩りば)のライブがあります。
一角獣さんが参加するマルチメディアクリエイトチームPizuya's CellのYouTubeチャンネルはこちら。チャンネル登録をよろしくお願いします。
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Pizuya's Cellとの出会い
(Photo by @245_photo)
あっき~
それにしても、学生のころから社会人になってからのことを考えて行動してるのがすごいね。
一角獣
当時から将来像というか、一生音楽を続けたいっていう想いはあったんでしょうね。
あっき~
なるほど。
一角獣
社会人バンドのサポートをやったりしてるときに、京都でライブをする機会があって、その時に知り合ったのがイベントを主催してたみいちゃんなんですよ。
そのときのみいちゃんの印象なんですけど…
「やべぇ女がいる」って思って。
で、向こう(みいちゃん)も「やべぇ男がいる」っていうふうに思ったらしくて。
そこから意気投合して、アニソンバンドにも手を出していくんですよ。
あっき~
そうなんや。
一角獣
そこから社会人になるんですけど、予想通りというか、音楽から離れていく人が多かったんですよね。
あっき~
就職する都合で実家に帰ったりする人もいるだろうし。
でも、学生のころから活動してきたつながりで、演奏できてたんじゃないのかな。
一角獣
そうですね。
学生のころからのつながりが、今のらき✩りば(LuckyRiverFuture)につながっているんで。
社会人になって活動するようになってからも、自分の好きな同人サークルの曲を演奏している動画をSNSにUPしてたんですよ。
あっき~
ほうほう。
一角獣
演奏動画を見てくれた人から「うちのプロジェクトでドラムを叩いてみませんか?」というお誘いがありまして。
それで参加するようになったのが、Pizuya's Cellなんですよ。
あっき~
じゃあ、自分が好きだったチームの作った曲を演奏してたら、本家から誘われたってことよね?
一角獣
そうです。
自分の演奏動画をネットに公開するのってすごいことなんだな、と改めて思いました。
あっき~
本家の人たちにとっても、自分たちの曲を演奏してくれる人がいるっていうのは嬉しかったんじゃないかな。
一角獣
Pizuya's Cellに参加したり、色んな人から楽曲の演奏依頼を受けたりするようになって、演奏を仕事として請負っていくようになりました。
あっき~
楽曲に対して、ドラムフレーズを自分で考えたりもするの?
一角獣
ベースとして、ある程度のキメやパターンの指定はあるんですけど、一任させてもらってます。
あっき~
そうなんやね。
一角獣
仕事としてやっていく中で、演奏家ってクライアントがいないと成立しないんですよね。
自分でコンテンツを生み出すことができないんで。
あっき~
それはそうやね。
一角獣
クライアントの制作したものに仕事として携わることで、著作権やNDA(秘密保持契約)に敏感になったというのはあります。
あっき~
作り手としては、自分が作ったものを勝手に使われたりすると困るっていうのがあるよね。
作り手の立場を経験すると、コンテンツを利用するときに作り手の時間と手間を感じたりすることもあるんじゃない?
一角獣
そうですね。
音楽活動のパラダイムシフト
一角獣
Pizuya's Cellで制作をしつつ、らき✩りばでライブに出たり、セッションに参加したりしてたんですけど、コロナの蔓延で音楽活動のパラダイムシフト(転換期)が起きるわけですよ。
あっき~
そうやね。
一角獣
今まで対面でやってたライブができなくなって、バンドマンにとって大きな転換期やったと思うんですよね。
そういう状況で思うように活動できなくなったとき、「どこに方針転換していこう?」ってことを考えたんですよ。
一人で練習するだけだとモチベーションがあがらないし、今まで以上にネットで自分の活動をより活発にするために、どうしたら良いだろう?と思って考えたのが
「手元に良い機材を揃える」
ということで、レコーディング用の機材を準備したり、パソコンを買い替えてみたり。
そういう方向に向かっていくわけです。
あっき~
演奏よりも、音作りだとか、DTMの知識を勉強してたって感じなのかな。
一角獣
そうですね。
今までは生演奏でライブをするだけだったところから、新しいことをやってみようと思って、DTMをはじめました。
DAWソフトの使い方だったり、レコーディングのやり方を勉強したりとか。
そういうことをやっていくうちに、個人としてどうやって音楽に関わっていくかということを考えましたね。
自分には作曲の才能がなかったので、「どうやって演奏家として自分をアピールするか?」という話なんですけど、ドラム以外にも何かできたらなぁ、と思っています。
動画編集とか、ちょっとした歌ってみたのミックスとか。
(ドラム以外のスキルは)あって損することはないと思うので。
あっき~
そうやね。
にしても、自分の活動に対して色々考えてるんやね。
一角獣
手広く見えるかもしれないですけど、実際のところ、自分がやりたいと思うことをやってるっていう、それだけなんですけどね。
あっき~
付き合う人たちが精力的に活動してると、自ずと手広く活動するようになっていくのかもね。
一角獣
そうですね。
技術的なことから、活動の方針やアイデアみたいなことまで、周りの人たちに相談させてもらってます。
あっき~
最後になるけど、今後の目標みたいなのはありますか?
一角獣
目標としては、アニメのOPやEDの楽曲を担当したいです。
全オタクの夢やと思うんですよね。
地上波で自分の演奏が流れるっていうのは。
あっき~
わかりました。
今日はありがとうございました。
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以上で一角獣さんのインタビューは終了となります。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次回のインタビューに続きますので、今後ともよろしくお願いします。
記事を更新するモチベーションにつながるので、もしよければ感想をいただけると嬉しいです。