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#35 がすいさんにインタビューしてみた(2)
こんにちは。あっき~です。
このnoteでは身のまわりの音楽をやっているバンドマンやシンガーや音楽に携わる人にインタビューをして、その人となりを知ってもらおうというコンテンツです。
#35 がすいさんにインタビューしてみた(1)の続きです。
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【がすいさんのスポットライト】
直近のライブ情報はこちら。
7月16日に開催する「35歳以上を刺しにいくセトリ~35over killshot!!~」
— がすい (@gasui_) May 16, 2022
通称 #がすいさんのぼくつよ のご案内です!
詳細は画像にて!
人数制限ありの予約制となります。
ありがたいことに行きたいとのお声をちょくちょく頂いておりますので興味ある方は僕かメンバーまでご連絡お願いします〜🤣✨ pic.twitter.com/l0po7DcetQ
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歌との出会い
昔から歌うのが好きやったかというと、そうでもないんですよ。
小さいころは人前で歌うのが恥ずかしかったから、「カラオケボックスで歌うなんて、絶対嫌や」と思ってたんで。
でも、小学校くらいのころに「自分って思ってるよりちゃんと歌えてるのかも」って気づいた瞬間があったんですよ。
歌のテストで一人ずつ歌うときに、周りから何か反応があったわけじゃないんですけど、歌い切ったときに「何かちゃんと歌えた気がする」と思って。
中学、高校くらいになって、友だちとカラオケに行ったとき、「なんか、(歌うのが)上手いな」って言われたんですよ。
で、自分も「え、そうかな?」って思いつつ、褒めてもらえたんで、「歌うのが上手かも」っていうことをおぼろげながらに思ったのがきっかけだったのかもしれないです。
高校卒業したころに、アニソンにどっぷりハマるようになって、色んな曲を聴き漁ったり、カラオケで歌ったことのない曲を歌ったりするようになりました。
カラオケの「アニメ」のカテゴリーにある曲名と歌いだしの歌詞を見て、気になった曲を覚えて歌える曲を増やしていましたね。
そのころ、アニソンカラオケサークルみたいな集まりがあったんですよ。
そういうサークルに参加するようになって、周りの人が歌う曲からも曲を知るようになりました。
バンドとの出会い
バンドをやってみたい気持ちはあったんですけど、「バンドってどうやってはじめたら良いの?」って思ってたんですよ。
歌だけでバンドメンバーを募集するのは難しいだろうと思ったんで、ギターが弾ける友だちにギターを教えてもらうようになりました。
のせさんのインタビューで、日本橋で路上ライブをしてたっていう話があったと思うんですけど、自分も週末に出没してました。
そのころ、のせさんが「ANISONic Mania」っていうイベントを主催されていて、「アコースティック用のステージで出ませんか?」って声をかけてもらったんですよ。
それで、ギターを教えてくれた友だちと「W∞」というユニットで出させてもらっていました。
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ライブに出て、顔を覚えてもらって友だちができると良いなと思って活動してるうちに、「JAM Projectのコピーバンドをやりませんか?」って誘われるんですよ。
むっちゃうれしかったんで、すぐに「やります!」って返事しました。
それがはじめてのバンドですね。
僕以外のメンバーは他にもバンドをやってる人たちだったから、はじめてバンドができてうれしかった半面、「自分も他にも活動したいけど、バンドがないな…」っていう少しさみしい気持ちにだったんですよ。
そんな風に考えていたら、「がすいさんのぼくつよ」にも出てくれるYutoさんと一緒にバンドを組む機会ができて、ライブができました。
そのバンドのライブの後、SNSでライブの感想をリプライし合ってたら、「今度何かバンドができたら良いですね」っていう反応がきたメンバーでAGEっていうバンドを組むことになったり、他にもいくつかバンドを組むことができるようになりました。
そのAGEっていうバンドも、なんとなく空中分解するのかなぁと思ってた頃に、新しくやることになったのがG-sky28というバンドですね。
ちなみに、G-sky28ってメンバーの頭文字なんですよ。
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Gががすい、
Sがすたーりん、
Kがくろべた、koro、
Yがyu-suke、
28は市長で、ニコニコ動画でjh28っていうアカウントで活動していたので。
選曲のこだわり
G-sky28の選曲は僕とドラムのすたーりんさんで決めてます。
ほとんどの人が「自分もやりたい曲を選びたい」って思うんですけど、確かに不思議ですよね。
すたーりんさんとはG-sky28をはじめる前から一緒にバンドをやってたんですけど、すたーりんさんが「こんな曲がやりたい」っていうのに対して、僕が「それならこの曲をやりたい」の"言い合い"でセットリストを固めて、何となく決まったセットリストをいきなりバンドに提案してセトリが決まることが多かったっていう感じですね。
メンバーのくろべたさんや市長の反応としては大体「知らない曲ですね」ってことが多いんですよ。
いつも知らない曲を良いと思って演奏できるな、と思うんですけど(笑)
そういう流れで選曲させてもらえるなら、ボーカルの声に合う曲で選ばせてもらおうかな、っていうのもあります。
メンバー全員で好きな曲をあげると、ボーカルの声に合ってない曲が選ばれることもあるじゃないですか。
どうしてもボーカルの人が歌える「幅」があるんで。
なので、ライブによってはコンセプトを決めて全曲決めさせてもらったり、逆にすたーりんさんからこの曲がやりたいって提案してもらうこともあるんですけど、いつも「じゃあ、そのセットリストでいこう」って話になるんですよ。
逆に、「何の曲をやるのか決めて」って言われるくらいなので(笑)
いつの間にか、そんな感じで選曲するようになってますね。
G-sky28の初期はみんなが知らないけど、カッコイイ曲っていうコンセプトで選曲してたこともあったんですよ。
実際やってみたら、フロアのお客さんの「動き方」がまるで違うのが面白かったですね。
有名な曲だと、「みんな、この曲知ってるんやな」って反応があるし、マイナーな曲だと、「あぁ、この曲は知らない人ばっかりやな」っていう反応だし。
そういうのを経験して、もうちょっと大衆に寄り添わないとアカンねんな、というか寄り添った方が(ライブが)気持ちよく、楽しくできるなと思ったんですよ。
その寄り添い方も、あまり寄り添いすぎず、どのへんのさじ加減が一番良いかを探るのが選曲しどころかな、と思います。
やっぱり、「その曲を選ぶんや!」っていう印象を持ってほしいというか。
みんなが選びそうで、選ばないような曲を演奏して、お客さんの反応がそんな感じだとうれしいです。
選曲に対する最近の傾向なんですけど、「どんな曲をやりたい?」って聞いて、挙がってきた曲を元に「その曲がやりたいなら、この曲も良いんじゃない?」っていうふうに、類する曲を挙げるとか。
例えば、「ガンダムの曲がやりたい」って言われたら、別のロボットアニメの曲だったり、色んなガンダムの作品の曲だったり、雰囲気の近い曲でメンバーが知ってそうな曲をあげるようにしています。
歌とハモりのこだわり
割とハモりがある曲にこだわりがちですね。
ハモりは自分でもしたいし、自分がメインボーカルのときにも他の人にハモってもらいたいです。
カラオケサークルで歌ってるときに別の人がハモってくれたのが、めっちゃ気持ち良かったんですよ。
ただ、カラオケだとハモられたくないって人もいるだろうから、塩梅が難しいやろうな、と思ったんでなかなかハモる機会がなかったんですよね。
それで、ギターのユニットをやってたときに、もう一人がメインのメロディを歌って、僕がハモるみたいな"遊び"が存分にできるようになったのが、めっちゃ楽しかったです。
ハモりがどうやったらできるようになるかっていうのは、「勘」みたいなところがあるんとちゃうかなと思うんですよね。
ハモりのメロディだけだと歌えても、メインのメロディが入ってくると、メインに「釣られてしまう」っていう人もいるから、(メインのメロディに)釣られないだけの自信をつけるのが大事かな、と思います。
ハモりのメロディは「聴こえたとおりに」歌ってますね。
割と感覚とか真似でやってる感じです。
歌の根本にあるのは、好きなミュージシャンの真似なんですよ。
モノマネにならない程度の真似。
自分なりの好きな要素を取り入れることで、誰かを真似たように聴こえないように心がけています。
「B'zの曲を稲葉さんのつもりで歌ってたとしても、根本はがすいさんだから、ただのがすいさんの歌」って言われたこともありました。
もしかしたら、真似するのが上手な人はハモるのが上手なのかもしれないですね。
メロディの特徴を掴むのが上手っていう意味では。
逆に、理論でハモりのメロディを理解する人は尊敬しますね。
ハモりのメロディを「3度上でお願いします」って言われても、「ハモってみて、違和感があったら修正するから教えて」って返すくらいなので。
インタビューを終えて
がすい
どうですか、取れ高ありそうですか?
あっき~
全然大丈夫と思いますよ。
がすいさんががんばってしゃべってくれたし、自分が聞きたいと思ってたことは話してもらえたので。
がすい
そう言ってもらえて良かったです。
あっき~
バクスポのインタビュー記事は不特定多数の人に読んでもらえたら良いなと思うんですけど、どれくらいの人に興味を持って読んでもらえるかというのは、なかなか読めないところなんですよね。
だけど、今回のがすいさんの記事は主催イベントの参加者についても話してもらったので、より身近なイベントに出てくれる人たちには刺さる内容になったんじゃないかな、と思います。
今日はお時間いただき、ありがとうございました。
がすい
ありがとうございました。
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以上でがすいさんのインタビューは終了となります。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次回のインタビューに続きますので、今後ともよろしくお願いします。
記事を更新するモチベーションにつながるので、もしよければ感想をいただけると嬉しいです。