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#14 ハーマン凛徒にインタビューしてみた(2)
こんにちは。あっき~です。
このnoteでは身のまわりの音楽をやっている人にインタビューをして、その人となりを知ってもらおうというコンテンツです。
ハーマン凛徒にインタビューしてみた(1)の続きです。
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大阪に出てきて、自分もアニソンのバンドをはじめたいなと思って、石鹸屋のコピーバンドをやりたいとツイートしたら、同じようにやりたいと思ってリプライをくれる人がいてバンドを組みました。
ライブハウスではじめて演奏したのが三国ヶ丘FUZZのあにふぁずというイベントです。
そこからアニソンバンドのつながりができて、企画バンドに誘ってもらったりして活動してたんですけど、東京に行くことになりそうだったんで、組んでたバンドは全部辞めて。
結局、東京に行かないことになったんですけど、ギターも機材も全部売り払ってたんで、どうしようかなと思ってたときに、もう一度ベースに戻ろうかな、と思って去年からベースを弾いてます。
そのころからセッションに参加したりするようになって、そこで知り合ったメンバーと鬱Pのコピーバンドを組みました。
鬱Pのコピーバンドを組むにあたって、改めてハードコア周辺のジャンルを掘り下げて聴くようになって。
自分の興味のあるジャンルの傾向がダークな方向性に寄っていった結果、今は海外のメタルとか日本のメタルコアのバンドばっかり聴いています。
今一番影響を受けてるのはSailing Before The WindのベーシストのBitokuさんです。
Bitokuさんもベースを振り回しながら演奏する人なんですけど、パフォーマンスを特に影響を受けています。
他にも、ARCHSPIREのJared Smithとか、INTERVALSのJacob Umanskyとかの影響も受けています。
ギターで影響を受けてるのは、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、9mm Parabellum Bullet、最近だと元Children Of BodomのALEXI LAIHOとか。
サウンドに関しては凛として時雨から影響を受けています。
凛として時雨を知ったきっかけはTwitterのフォロワーから流れてきて、面白いなと思って。
Twitterでオススメされた音楽はとりあえず、聴いてみるようにしています。
それで、好きになったら掘り下げて聴くのが好きです。
今までの音楽遍歴でいうと、ロックからメタル、メタルからハードコアとか細分化されたジャンルを掘り下げていって、各ジャンルの好きなところを取り入れたスタイルが自分のスタイルになっていると思います。
それに加えて、吹奏楽の経験があるんで、人と一緒に演奏することは慣れてますし。
とりあえず、面白そうなものはとりあえず手を出して、セッションではギターもベースも演奏しますね。
手当たり次第、色んなジャンルの曲を演奏してきたからこそ、どんなジャンルでもある程度は演奏できると思います。
譜面に起こしたりしないで、ひたすら聴いて、音を拾っていく感じで、完全に耳コピです。
後は演奏動画でどうやって弾いてるのかを見て参考にするくらいですね。
譜面で覚えずに"身体"で覚えてるから、急なアレンジにも対応できるんで。
例えば、ベースを弾いててギターの音が薄いところはベースでギターのメロディラインを弾くとか。
演奏中はドラムの3点(ハイハット、スネア、バスドラム)を主に聴くようにしています。
常にリズムを感じるために、ひたすらドラムの3点を聴くのが大事なんで。
個人的な持論なんですけど、ボーカルは一度ドラムをたたいてみた方が良いと思っています。
ボーカルは自分の声に意識が集中しがちなんで、リズムに対する意識が薄くなりがちなんで。
バスドラムのリズムを感じながら歌うだけでもかなり違うと思うので、一度はドラムを演奏してみるべきだと思います。
最近の活動について
自分のスタイルがメタルコア寄りなんで、近寄りがたいイメージを持たれることが多いんで、バンドに誘われるよりかは自分から声をかえてバンドに誘うことが多いですね。
やっぱり、楽器を振り回して演奏したり、言動が悪いこともあるので、僕のことをよく知らない人からすると、近寄りがたいと思います。
ただ、歌モノの曲を演奏するときのベースはバンドの基礎として支えることを意識しています。
ベースの音の存在感がなくなるくらいまで抑えつつ、後は各パートとバランスを取りながら、メリハリをつけるように気をつけています。
やっぱり、誰と演奏するかとか、周りがどういう音作りをするのかによって、そこに合わせて音作りを考えますね。
自分なりには色々考えて演奏してるんですけど、やっぱりライブでベースを振り回してるイメージが先行してて、「こんな曲も弾けるんですね」とか「意外と演奏スキルが高いんですね」と言われたりもします。
案外、音楽に関しては真面目なんで、パフォーマンスとのギャップを感じる人は多いみたいです(笑)
最近は音作りのことで相談に乗ることもあります。
パフォーマンスについても、ギターやベースを振り回しながら演奏することに興味がある人に振り回し方を教えられたらなと思っています。
最近はギタリストもパフォーマンスするようになってきたので、少なからず周りに影響を与えられてると思います。
今後の活動については、ライブハウスがどんなふうに変わっていくかは気になりますね。
配信ライブが流行るにしても、ライン取りの音が放送されると思うから個々の演奏のアラが目立つと思うんですよね。
そういう条件でライブの演奏をどういうふうに仕上げるかに興味があります。
ライブで聴くのが一番音質は良いですけど、まだしばらくは難しい気がします。
僕は今の期間を利用してオリジナルバンドの活動をやってます。
知り合いに誘われて参加したんですけど、マスロック、オルタナティブロック、ポストロックに分類されるようなジャンルのバンドです。
後はドラムのレッスンを受けてみたいです。
周りにドラムの上手な人が多いんで、ちょっと教えてもらったりとかはあるんですけど。
叩きたい音楽はメタルですけど、基礎から習ってみたいです。
実際、メタルの曲を演奏したいんですけど、周りに演奏できる人がいないんで、それなら自分でドラムがやれたら良いなと思っています。
変拍子の曲とかも好きなんですけど、曲を聴いてリズムの構成を分析するなら、思い切って自分でドラムを演奏できれば理解するのに役立つかなとも思います。
今日はありがとうございました。
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以上でハーマン凛徒へのインタビューは終了となります。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次回のインタビューに続きますので、今後ともよろしくお願いします。
記事を更新するモチベーションにつながるので、もしよければ感想をいただけると嬉しいです。