見出し画像

【Studio No.9マガジン vol.13】WEBTOON閲覧経験がある人の割合/「ブラックバス」に転生する韓国WEBTOON/個性のあるキャラクターづくりのためのプロセス

こんにちは!
WEBTOON制作スタジオ「Studio No.9」で編集アシスタントをしている刀根です。

Studio No.9は現在、WEBTOON作品(フルカラー縦読み漫画)を鋭意制作中です。

初リリース作品となる『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』がLINEマンガとebookjapanにて好評配信中!毎週水曜更新です!

▼作品ページへはこちらをクリック!▼

本編4話まで無料で読めますので、ぜひご覧ください!!


この「Studio No.9マガジン」では、毎回国内外のWEBTOON関連ニュースや作家さん向けの制作tipsを紹介していきます。
これまでの「Studio No.9マガジン」記事は下記にまとまっていますので、こちらも参考にしてみてください。

vol.13では、「WEBTOONの変化とトレンド」をテーマに国内外のWEBTOONニュースをピックアップしました。作家さん向けtipsでは、作画のヒントと魅力的なキャラクターづくりのプロセスについてご紹介します。

最後までお楽しみいただけますと幸いです!


■業界ニュース

・WEBTOON閲覧経験がある人の割合は?コミックアプリ利用者とWEBTOONの関係

【記事概要】
コミックアプリ・サービス利用者を対象とした「WEBTOON」や「課金率」についての調査が行われ、WEBTOONという言葉自体の認知率は31.8%、閲覧したことがあるのは41.7%という結果が公表されました。
うち「言葉自体は知らなかった」かつ「閲覧したことがある」方は18.4%ということですが、「WEBTOON」という言葉自体を知らなくても閲覧経験があるということは、横読み作品と同様に、タイトルやサムネイルに惹かれて自然とWEBTOONを読んでいるということかもしれません。また、他の世代と比較すると、10代〜20代男性は「横読みよりもWEBTOONフォーマットで作品を読みたい」という意向が低いという結果でした。
横読み作品とWEBTOONでは形式や魅力が全く異なるため、こういった結果が出るのにも納得がいきますね。ただ、若い方の方がWEBTOONフォーマットに懐疑的な姿勢であることは少し意外な結果でした。
これらの結果を受けて、もっともっとWEBTOON自体の認知度を高め、WEBTOONという一つのジャンルとして多くの作品を楽しんでもらえるようにしていきたいと思いました。

・「ブラックバス」に生まれ変わる!?韓国発WEBTOON作品に見る転生のトレンド

https://zdnet.co.kr/view/?no=20220716104222

※韓国語記事です

【記事概要】
韓国でネイバーウェブトゥーンの『물고기로 살아남기(日本語直訳:魚で生き残る)』という作品が話題になっています。こちらは、元々サラリーマンだった主人公が池に落ちて死んでしまったことで、なんと魚の「ブラックバス」に転生して復讐を遂げる…というストーリーの作品です。
日本でも体が動物の主人公が活躍する『よりによってカラスになってしまった』、『ウサギと黒ヒョウ様の共生関係』など人気作がいくつもあります。
この他にも『もう一度、光の中へ』のように小さな女の子に転生する、という作品についても以前よりも目にする機会が増えたように思います。
かつては悪役令嬢に転生してしまう…というのが定番でしたが、現在は元々動物の体だったり、動物に転生してしまったりする、というのが転生もののトレンドなんですね。
今度はどんな新しい「転生」「回帰」が見られるのか…ワクワクします!

■作家さん向けの制作tips

・魚眼パースの描き方とは?アオリ・フカンの違いとコツ

【記事概要】
魚眼パースとは、カメラの魚眼レンズで撮影をしたような、丸みを帯びた絵のことを指します。この構図で絵を描くことによって、パースが強めにかかり目立たせたい部分をより強調することができます。
WEBTOONでも魚眼パースを目にすることがたびたびありますが、ヒキでは臨場感のあるアクションシーンを、寄りではキャラクターの表情に迫力を出すなど、多様に生かされていますね。
フカン構図の場合、魚眼パースのパース線は「水平線に向かう線」「上下に向かう線」「中心に向かう線」の3種類があります。この3つの線を基準に、遠近感を意識しながら描いていくことがポイントです。
記事本文ではこの他にもアオリ構図の場合の魚眼パースの描き方や、写真から魚眼パースを描く時のヒントも解説されていますので、気になる方はぜひ記事本文をご覧ください。

・主人公の作り方!魅力的で個性のあるキャラクターづくりのためのプロセスとは

【記事概要】
読者が自然と応援したくなるような魅力のある主人公を作るためには、「読者が共感の持てるキャラクター」「外見のかっこいいキャラクター」「ド派手に活躍するキャラクター」この3つがポイントです。
横読み漫画とWEBTOONは別物であるとはいえ、WEBTOONでもこの3つを押さえた主人公の登場する作品は少なくありません。
例えば、「家族の病院代・進学費用を工面するためにハンターやプレイヤーになる」という主人公を見たことはありませんでしょうか?大人気作品『俺だけレベルアップな件』の主人公・旬もそういったバックボーンを持ったキャラクターです。
また、ジャンルを問わず、WEBTOONでは「元々かっこいいキャラクター」よりも「試練を経てかっこよくなる」キャラクターが多いように感じますね。
WEBTOONのトレンドを追いながら、漫画の基礎をなぞっていくことで、より魅力的な主人公作りが可能になるかもしれません!


最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は「WEBTOONの変化とトレンド」をテーマに業界ニュースをピックアップ、ご紹介しました。みなさんの周りの方の中にも、「WEBTOON」という言葉を知らないままWEBTOONを読んでいる方もいらっしゃるかもしれませんね!

今後もnoteやTwitterを通じて、WEBTOON関連の情報発信を行っていきます。
ぜひStudio No.9とメンバーのTwitterのフォローもお願いします!

【公式】
Studio No.9(@Studio_No_9)

【編集者】
・遠藤(@PAGSSIORIO)
・福田(@fishblueman)
・井田(@ida_pei)
・車塚(@kuruma_21)

【アシスタント】
・刀根(@no9_tone)

●作品情報

Studio No.9で初リリース作品となる『神血の救世主〜0.00000001%を引き当て最強へ〜』がLINEマンガとebookjapanにて好評配信中です!

毎週水曜更新!ぜひ下記よりご覧ください。

▼作品ページへはこちらをクリック!▼

●採用情報

現在ナンバーナインでは新卒の総合職・クリエイティブ職、中途のWEBTOON編集者を募集しています。

ますます盛り上がりを見せているWEBTOON業界。
日本発のWEBTOONヒット作を作りたい!という方のご応募をお待ちしております!

▼ご応募はこちら(新卒/総合職・クリエイティブ職)

▼ご応募はこちら(中途/WEBTOON編集者)

▼総合職のインタビューはこちら

▼クリエイティブ職のインタビューはこちら

WEBTOONの制作に興味のある作家さんも大募集中です!

全員の方と面談させていただいておりますので、
「WEBTOON制作について聞いてみたい」「得意な工程だけ挑戦してみたい!」という方はぜひ下記Googleフォームよりご応募ください!

▼ご応募はこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScxOooNJEWe87HR4n8Rwqv7uSQGS5ool4jwYXxS2e1B4_HnGA/viewform

※制作の詳細の条件については下記のnoteをご覧ください