ごきげん道場 「じゃがいも掘りと人生」
園児達のじゃがいも掘りボランティアへ行ってきました。
小さな体で掘れるように、事前に土を耕していきます。これを保護者の方達と協力して全列。汗びっしょりです。とても良いトレーニングになりました。
帰りのバスでこんな事を考えていたんです。
父親が「パパ」でいられる時間はとても短い。我が家もあと10年もすれば、「クソ親父」か「ハゲ親父」かもしれない。良くて「お父さん」でしょう。
気付いた時にはもう、「パパ」には戻れない。
そう思うと、子供が産まれ「パパ」に「なった」つもりでいたけれど、本当は「パパになった」わけでもなんでもなくて、期限付きの「パパでいさせてもらっている」んだと気づきました。
「期限付きのパパ」としての時間を、いつでもできる消費行動で浪費し続けるか、その時にしかできない行動を選択して全うするか、全ては自分次第だ。期限付きのパパとして、悔いが残らず、未来に繋がる選択をしていきたい。
そんな事を考えながら、さらに気付いた。苗を植え畑を守っている農家の方達がいて、子供達を命懸けで守り運営してくれている先生達や役員の方達がいるから、こうした機会を享受することができる。改めて、農家の方や運営の方に御礼申し上げます。
そう思うと、感謝の念が止めどなく沸いてきます。日常を丁寧に暮らし、僕にできる事で地域や社会に恩返しを続けていきたいと、改めて思いました。