ラウドネスノーマライズと音圧戦争♪
ただいま第3次音圧戦争勃発中ですw
皆さんお気づきだとは思いますが戦場はYoutubeです。
Youtubeのノ-マライズ閾値は-14db LUFS です
まぁ普通にCD用にMASTERINGすると7~8dbLUFSです
でこれをそのままYoutubeにUPすると普通に6~7dbさげて再生されることになります。じゃあかさ上げリミッターとか外して-14dbLUFSのファイルをつくればいい!たしかにノ-マライズには引っ掛かりません。でもダイナミックレンジ広すぎでト-タルコンプもかかってないとただしょぼいだけでかっこいい音とはいえません。
さてそれに対し最近の洋楽のミックスマスタリングの音はどうかというと、ラウドネス規制の裏をちゃんとついてますwどういうこと?かというと、そもそもLUFSってVU(VUは低域のエネルギ-に反応しやすい)とは逆に人の聴感のラウドネス曲線にどうりになります。つまり1K~3KHzが一番引っ掛かりやすい帯域、歌やギタ-のピークの帯域です。うるさく聞こえる帯域にLUFSは反応します。でひっかからないのが100Hz以下です。最近の洋楽MIXが低域たっぷりなのはこういうことです。今まで歌にコンプたっぷりで,かさ上げコンプで張り付いた音になってたのですが 低域の量感で音量感をだすかんじのMIXにかわってきました。歌の帯域はしっかり空けてオケをミックスしてますので歌はレベルは小さく、でも音像はでかく、コンプではなくEQで作る感じです。
ただJ-POPというか日本人の声と往年の日本人エンジニアのMIXとこの手法は真逆ですwいまでも世界から見たら十分ガラパゴス化してる邦楽の音作りですがこのラウドネス規制の裏をかく方法を簡単にはまねできません。日本語自体が不向きだからです。倍音少なめでこもってるのにレベルは振る。アレンジもこの中域ばっかのこもった楽器(声)を引き立たせるために作られてるのでMIXだけではどうにもならんです。ましてMASTERINGだけでなんとかなんてできるはずもないです。もともとオケに溶け込むというよりマウンティングwさせないと日本人の声って聞こえてきませんし。
話を元に戻しますが ラウドネス規制の裏をかく方法は至極簡単です。MIX自体を変えればいいです。洋楽の最近の音源のRMSレベルを見てください。デジタルピークはほぼ0に張り付いたままですが RMSはかなり動いてますしKICK+BASSのRMSのピ-クは-4~-6くらい 歌のRMSのピ-クは-6くらいです。そうとう低域楽器の音量がでかいです。低域じゃなくて低域楽器ってとこがみそです。低域楽器の高域を利用して歌のレベルを下げ目にミックスすればLUFSは振らせずにMASTERINGも完了できるかと。演奏もアレンジもうまかったらですが...MASTERINGもコンプではなくリミッタとEQで歌や中域のメインのダイナミックレンジをつぶし切らずに-8dbLUFSくらいにもっていけば成功かと思います。
Youtubeでノ-マライズかかれば上記-8LUFSのファイルは6db下げられますが低域楽器のRMSのピ-クはそれに近いとこまで行くと思います。でもこもった低音ではなく勢いのある低域楽器に仕上げないと意味ないです^^
長々と独り言につきあってくださってありがとうございました。 私も現在研究中です♪
余談ですがITBのMASTERINGは日本のプロの方のも聞きますが、???な仕上がりのものも多いです。特にYOUTUBEで聴くのは、ああ良いじゃんって思えるのはなかなかないですね^^
下記は研究中ですが私のMIX MASTERING音源です。よろしければお聴きいただきご感想等いただければ幸いです。
また無料1コ-ラスMIX MASTREING(歌直し含まず)は随時受付中です。ご活用くださいませ♪
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