お知らせマガジン『街づくり写真家』
現職時代の私は必死だったと思う。
言い換えれば一生懸命だったとも思えるのだが、それよりも行政と民間の間で自分がサンドウィッチの中身であり続けることにエネルギーを注いでいたとも言える。今だからこんなことが言える。でもこんなことが言える日々が来ていることに、自分が進めてきたことは間違っていなかったと言うことを、今朝の愛媛新聞に掲載された記事が証明してくれたようで嬉しかった。
多くの方々から電話やメッセージ、コメントなどをいただきさらに感激。これまでいろんなことがあって越えるべきハードルが高く苦悩してきたこともたくさんあった。でも、少しずつ「城下町大洲」が広がり「観光地として認識」され始めたことでお客様が増えてきたことに癒やされてきた。
つらい思いをしても話す相手はいない。どれだけ大変な思いをしたとしても最終判断は自らが下さなければならない。この町の観光振興現場を司る組織のトップであった以上そういうことだった。だが、私には写真を撮り続けるという「良薬」があった。だから今がある。
出会いは大切に。
サラリーマン時代から大切にしてきた出会い。それは今も変わらない。人と人の信頼関係はお金では買えない永久無限の資産価値。それは自分の生き様の証明でもあると思う。福岡直幸、写真家。私は彼の撮影する写真には、彼の性格がそのまま表れていると思う。ブライダルメインの撮影活動だが撮っていただいた方はWしあわせだろうな。今年68歳になる私だが尖っているこの性格だからそれがそのまま写真に表れているようで反省・・・
4月17日の日曜日
福岡ご夫妻に娘さんも加わって4人で石畳散策ツアーをした。久しぶりに仕事の撮影を忘れてスマホでバチバチするのがなんと楽しいことか。でも、一つだけ「私のプロフィール写真」を撮影していただくようにお願いしていたのだ。
撮影場所は石畳の宿の和室を仕切っている襖の前。この襖には故・吉田桂二氏が自ら描き下ろした墨絵が貼り付けてある。そこに吉田先生が筆書きした「流水不争先」は、正に今の私に当てはまることだと思い、記念すべき撮影の場所に選んだ。
職人の顔「写真家 福岡直幸」
私が撮影した彼の写真も2点ご紹介して今週の月曜noteを終わる。
彼に負けないよう頑張らなければv(^-^)v
一週間、頑張りましょう。
2022年4月18日
街づくり写真家 河野達郎