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Kのおススメ洋画【短文紹介】

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定番からマニアックな作品まで、単なる映画好きの感想日記。
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#映画感想文

Kの向くままにおススメ映画『十二人の怒れる男』短文紹介

【密室劇の金字塔映画】 父親殺しの罪に問われた少年の裁判で陪審員たちが評決に辿り着くまで…

K
11時間前
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Kの向くままにおススメ映画『魔術師』短文紹介

【魔術 vs. 科学の映画】 とある編集長 vs. とある教授、、、ではない。。 ※このネタ解る人…

K
2週間前
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Kの向くままにおススメ映画『春夏秋冬そして春』短文紹介

【そして繰り返す季節の映画】 仏教の教えが基になっており、道徳の教材に最適。小学生に観せ…

K
4週間前
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Kの向くままにおススメ映画『悪魔の陽の下に』短文紹介

【メガザルを使う破戒神父の映画】 ドラクエの神父は何故人を生き返らせる事ができるのか。悪…

K
1か月前
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Kの向くままにおススメ映画『東ベルリンから来た女』短文紹介

【壁に抗う人たちの映画】 人命を救う責務か、自身の幸せか 医師とて人間なので自分は最優先…

K
3か月前
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Kの向くままにおススメ映画『天国から来たチャンピオン』短文紹介

【多分QBな恋愛映画】 変な邦題…。アメフト選手に「チャンピオン」とかないからね、、『天国…

K
3か月前
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Kの向くままにおススメ映画『犬ヶ島』短文紹介

【犬派必見映画】 割とシュールなストップモーションアニメ。声優陣がかなり豪華。 人間にも感染する「ドッグ病」の蔓延を防ぐため、全ての犬をゴミ島へ隔離しようとする《反犬派》vs.《親犬派》の争いのお話。 しかしKは猫派で犬は少々苦手、、、でも大丈夫でした。この物語は猫に置き換えても成り立ちますし、移民の隔離政策とかナショナリズムのメタファーとして考える事もできます。ただ、人種や民族のお話にすると堅苦しくて表現の制約も多いはず。色んな人に観てもらうためには動物、しかも犬を選択す

Kの向くままにおススメ映画『カラスの飼育』短文紹介

【思い出の白い粉映画】 タイトルの通り、「カラスを飼い慣らす」お話。スペインの諺に「カラ…

K
3か月前
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Kの向くままにおススメ映画『女相続人』短文紹介

【財産を守り抜く映画】 ウィリアム ワイラー監督と言えば『ローマの休日』『ベン ハー』など…

K
5か月前
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Kの向くままにおススメ映画『田舎司祭の日記』短文紹介

【聖職者の苦悩の映画】 田舎の町に赴任した若い司祭。しかし、この町の人たち教会に全然来な…

K
5か月前
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Kの向くままにおススメ映画『ホーリー モーターズ』短文紹介

【美学を実践する映画】 人生て、本作みたく色々な場所で様々な役割を演じる事ではないでしょ…

K
7か月前
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Kの向くままにおススメ映画『日の名残り』短文紹介

【権謀術数の輩?そんなの関係ない映画】 原作はカズオ イシグロの同名小説です。 Kの前職場…

K
8か月前
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Kの向くままにおススメ映画『天国でまた会おう』短文紹介

【仮面義賊の家路の映画】 第一次世界大戦後のフランス。戦没者に対しては追悼記念碑を建てる…

K
8か月前
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Kの向くままにおススメ映画『メルシィ!人生』短文紹介

【ゴム製品工場の経理部で働く中年男の映画】 原題の日本語訳は『クローゼット』。意味が解らない人もいると思うので簡単に説明すると、、『クローゼット』とはLGBTQIAを隠している人たちの事。カミングアウトの反対の状態です。邦題は、、作品の意図があまり伝わらないので良くないと思いました。。ではここから短文紹介です。 真面目だが冴えない中年男ピニョンはリストラ宣告を受ける。 2年前に離婚し、息子にはバカにされ、何も良い事がないピニョンは飛び降り自殺を図ろうとするが、隣人に説得され