『ミラクル7号』 感想
宇宙からやって来た不思議なペットがキモカワイイ映画。
と、書くと「なんだ、ETと一緒かな」と思われるかもしれませんが、あの名作とは全然違います。ETはキモカワイイのではなく、キモい、ですし。
名コメディアンにして名監督のチャウ・シンチーが思い切り藤子・F・不二雄先生にオマージュを捧げまくった一品。
父一人子一人の貧乏家族の元に訪れるスコシフシギなお友達、ミラクル7号。
もうその超ベタな設定からこちらとしては泣く準備は万全であり、結果チャウ・シンチーの手のひらの上でガンガン泣かされてしまうという経験をさせてもらえるのでした。
やっぱりこの監督は凄いなー。特に貧乏描写のディテールの細かさは素晴らしいです。
そんで、脇役達の濃さも相変わらず爆笑もの。
途中で物語のオチは読めてしまうのも、ファミリー映画ということでひとつ。
しかしラストカットまでわかんなかったのは、結局ミラクル7号はなんだったのか? ということでした。
可愛いから良いんだけど。
暖かな気分になって笑って泣きたい映画が観たいって人にはオススメです。
でも何が一番驚いたって、主役の子と手下デブとそのボスが女の子だったってことだよ!
主役の子に至っては現在超美人でやんの。ひえー。
主役の男の子役のシュー・チャオさんの現在。
コスプレ好きらしく、『中二病でも恋がしたい!』のコスプレを楽しんでいる。
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