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2015年9月の記事一覧
パクりデザインではない。リスペクトオマージュである。
昨日のnoteに、
日本の映画会社は完全に『エイリアン』と同じ路線の宣伝イメージで飾ってきました(『スピーシーズ』も同じ路線)
と書いて、そういやあの映画もあの映画もそのイメージだな、と思いついたので、忘れないうちに書いておく。
『エイリアン』と同じ宣伝イメージというのは、いわゆる、周りが暗い中に蛍光の緑色が光ってる、というあれです。
勿論これらは決してパクりではない。
「うちの映画も『エイリ
『パグマガ』より。 その2
10年前に関西で発行されていたフリーマガジン『パグマガ』に連載していた自分の奇文を再掲載するという企画。
始まりはこちら。
その1はこちら。
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フリーマガジン『パグマガ』連載コラム
『俺はお前の噛ませ犬じゃい!』
プロレスと総合格闘技の違いの大きな部分として、プロレスには「相手の技を受けきる」というものがある。
ロープに
親知らずを抜いた時の話
これは数年前の出来事です。
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9/10
前日の夜に、ナッツ入りの美味しいチョコレートアイスを食べた所、上の左奥歯に激痛が走りまして、一時間以上ヨダレと涙を垂れ流しながら、畳の上でもんどり打っていたわけです。
上顎の左奥歯は現在治療中の歯でした。
先月の終わりまでは歯医者さんにいい塩梅にしてもらっていたのですが、やがて再来月
雨の一日中と『セブン』のこと
日常生活における雨は、まあ基本的に季節や気温によっておおよそランダムに降ったり止んだりするものですが、作品世界における雨は、ちょいと様子が違います。
基本的に映画や漫画、小説や演劇などなどのフィクションの世界で降る雨、というのは、登場人物の心の涙を表現する時に降るものです。
本当は人目もはばからずにわんわん泣きたいのだけれど、それぞれの登場人物の立場(長男だから弟や妹達の前で泣くわけにはいかない
パクリとパロディ、その妻とオマージュ
最近はオリンピックのエンブレム問題から、あらぬ方向に話が飛び火し、何がパクリで何がパロディで何がオマージュか、という、「なんで今さら」と思う話題がSNSを中心に語られている。
今まで何か一つでも物を作ってみよう、と思ったことのある人なら早い段階でこの問題には行きつくのだけど、そうでない人とか、物を作ることとかにあまり想像を巡らせたことのない人にしてみれば、「あれは自分の知っているあの作品によく似
『パグマガ』より。 その1
さて、先日の記事でこのように書いたら、なんと、こちらが連絡をする前に編集長が自らコメント欄で転載の許可をくれたのです。
なんて心の広い人であろう。
と、いうわけで、およそ10年前の、未来のことなど何も考えてない若者が人様の目にとまる紙媒体に書き流した奇文の一つを紹介します。
改行など全くしてないのは、当時のこだわりでしたが、今読むと読み難いったらない。
試しに改行して読みやすくしたところ、