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【NFT特集vol.3】NFT×芸術の国内外事例3選!

アート・エンタメ業界で注目されている「NFT」について取り上げていく本連載、前回はNFT×フードに続き、NFT×スポーツを取り上げました。
今回は、数々のブロックチェーン技術の中で、「NFT」旋風を巻き起こしたと言っても過言ではない、

「NFT×アート」

について取り上げます。

NFTとは
NFT(Non-Fungible Token=非代替性トークン)とは、「偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」のこと。暗号資産(仮想通貨)と同じく、ブロックチェーン上で発行および取引されます。

NFT×アートといえば、デジタルアーティストBeepleによる、デジタルアート作品「Everydays - The First 5000 Days」が、約6935万ドル(約75億円)で落札されたことが大きな話題となりました。

また、日本でもデジタルアーティストである、関口愛美(せきぐち あいみ)さんのデジタルアート作品がNFTオークションで1,300万円で落札されています。

「NFT」を一躍世間に広めたアート領域ですが、デジタルアート作品の他にどのようなNFTとの組み合わせが存在するのでしょうか?

今話題の「NFT×芸術」について事例と共に紹介していきます。

1.NFT×デジタルアート『デジタルアーティストBeepleの作品:Everydays – The First 5000 Days』

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NFT×デジタルアートの代名詞とも言える、米国デジタルアーティストBeepleの「Everydays – The First 5000 Days」という作品が2021年3月11日、有名オークションサイトで6900万ドル(約75億円)という驚異的な金額で落札されました。

2007年5月1日から作り続けた彼の「毎日シリーズ」の集大成であるこの作品は、5000日間をかけて毎日コツコツ作り続けたという作品の「ストーリー」が高く評価されています。


Beeple氏は、それまで比較的無名のデジタルアーティストでしたが、この作品の落札後、ブロックチェーンを利用したアーティストの先駆者として、「もっとも価値のある存命アーティストトップ3」にも選ばれています。

参照:
https://jp.techcrunch.com/2021/03/12/2021-03-11-beeples-69-million-nft-sale-marks-a-potentially-transformative-moment-for-the-art-world/
http://www.cbc-net.com/posts/2017/05/02/beeple-3650/

Beeple公式Twitter:
https://twitter.com/beeple
Christies’公式Twitter:
https://twitter.com/ChristiesInc?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1370027970560106497%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fjp.techcrunch.com%2F2021%2F03%2F12%2F2021-03-11-beeples-69-million-nft-sale-marks-a-potentially-transformative-moment-for-the-art-world%2F

②NFT×アートギャラリー 『Superchief Gallery』

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Images Courtesy of Superchief Gallery


続いては、2021年3月25日にニューヨークにオープンした、世界初のNFTアートのみを扱う新ギャラリー『Superchief Gallery NFT』についてご紹介します。

当ギャラリーを手がける『Superchief Gallery』は、アメリカのニューヨーク・ロサンゼルス・マイアミに拠点を持ち、「デジタル・ネイティブ・アート作品はアートムーブメントに不可欠である」という信念のもと、活動を続けています。
『Superchief Gallery NFT』では、デジタルモーションアートのクラウドプラットフォームを提供している『Blackdove』と提携し300人ものアーティストのNFT作品を日替わりで公開しています。

当ギャラリーは、ストリートカルチャーとシブヤテレビがタッグを組み、渋谷の街に9箇所点在する街頭ビジョンを舞台に街に新たな視点を加えていくプロジェクト「NEO SHIBUYA TV」ともコラボし、 渋谷でスペシャルムービーも放送していました。


参照URL:
https://hypebeast.com/jp/2021/3/first-nft-art-gallery-space-superchief-opens-in-new-york
https://avyss-magazine.com/2021/04/16/25884/
https://thebridge.jp/2015/11/blackdove
https://www.gqjapan.jp/culture/article/20191025-neo-shibuya

「Superchief Gallery NFT」:
http://www.superchiefgallerynft.com/
instagram:
https://www.instagram.com/superchiefgallery/




③NFT×書道『蒼井そら:「Sola Aoi First NFT」』

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最後に、日本の伝統的な芸術でもある、『書道』のNFTの事例を紹介します。

アジア圏で絶大な人気を誇る日本のタレント・歌手であり、書道アーティストとしても活動している蒼井そら氏が、NFTプロジェクト「Sola Aoi NFT」を7月21日に発表。

「NFTを通じ国境を越えた挑戦」をテーマに、大きなキャンバスに書道アートを制作しました。

蒼井そら氏の初となる当プロジェクトは、書道制作の風景を納めた映像作品をNFTアートとして、NFTマーケットプレイスおよび取引プラットフォームである「BinanceNFT」でオークション販売されました。

現時点では日本国内むけの販売はないとのことですが、今後日本にいるファンに向けて販売開始される日を楽しみにしたいですね。

また、実はNFTと書道の組み合わせはこれが初ではありません。

NFTゲームやNFT販売・開発を行うdoublejump.tokyo株式会社によって、書道家 武田双雲氏のNFT×書のプロジェクト「Crypto双雲」などがすでに実現されています。出品されてたのは武田氏としては初のNFT作品「SCAM退散」「GOX平癒」でした。
今後も、日本の伝統なアートとNFTの掛け合わせが期待されそうです。


参照URL:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000034671.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000041264.html
https://www.neweconomy.jp/posts/133519
https://www.neweconomy.jp/posts/136599

Sola Aoi Official Site:
http://aoisola.net/index.html#profile
「Sola Aoi First NFT」ホームページ:
https://aoisola-cryptoart.com/

第三弾となる、NFT×芸術の事例はいかがだったでしょうか。

今年3月から大きな盛り上がりを見せたNFTアートでしたが、単に、デジタルアートだけではない、NFTアートの可能性を感じられたのではないかと思います。

次回は「NFT×音楽」についてご紹介します。

次回のNFT記事も、お楽しみに。


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