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【海外SNS戦略】 ゼロから海外を狙いたい方へ


こんにちは。Studio ENTREインターン生の福永です。


今回、弊社が以前行ったイベントの参加者の例をご紹介したいと思います。


この記事を通して、皆様が海外でのビジネスについてより興味を持っていただけると幸いです!


【デジタルマーケティングとは?】


まず、デジタルマーケティングについてご存知でしょうか?


デジタルマーケティングとはSNSやWebサイトなど、あらゆるデジタルテクノロジーを活用したマーケティングを指しています。


弊社の音楽マーケティングブートキャンプでは、実際のアーティストのマーケティングの担当を行い、業界の第一線の講師からのアドバイスを受けながらデータ分析・改善を行っていきます。

デジタルマーケティングについての詳細はこちらリンクをご覧ください。


【過去のアーティストマーケティングの例】


今回は過去の参加者5名が行った、アーティスト・George Kanoのデジタルマーケティング事例をご紹介します

このチームは5人編成でできており、約半年間にわたってGeorge Kanoのマーケティング施策を行いました。

George Kano プロフィール



大学在学中よりプロ活動を開始。ジャンルを問わず幅広いレコーディング作品に参加しているセッションドラマー / スタジオミュージシャン。


特に激しさと繊細さを共に持ち合わせたラテン、ジャズ系ドラミングに定評があり、ライブ活動を精力的に行っている。

Sotte Bosseメンバーとして、日比谷野音、恵比寿ガーデンホール等でのワンマンライブほか、ミュージックステーションを始めとするTV、ラジオ等に出演。

i-depメンバーとして、国内大型フェス、アメリカ・テキサス州で開催される海外フェスにも参加。2019年にはカナダ・ケベック市のThe Festival d'été de Québec (FEQ) に出演し、FEQ優秀賞を受賞。

2021年よりソロオリジナル作品をリリース開始。

https://georgekano.jimdofree.com/profile-1/

実力を持ちつつも、海外ではまだまだ知られていないGeorge Kano。彼をどのように海外の音楽ファンに知ってもらうかが課題でした。


【実際にやったこと】


まず、チームが考えたのはSpotifyのフォロワーを増やすための施策でした。

他のSNSと比べると、Spotifyのフォロワー数とリスナー数は伸び悩んでいる状態でした。チームは「SNSフォロワーがSpotifyで聞いていない=まだ熱意のあるファンになってくれていない」と考え、Spotifyのフォロワー獲得を目標にしました。

また、George Kanoご本人が海外進出を目標にしていたため、そこにも力を入れました。


チームのKGI・KPI


KGI Spotifyフォロワー数 4倍


KPI Spotify月間リスナー数 15倍



4thシングルリリースに向けての施策

施策1:プロフィールのリライト

まず、チームはSpotifyの日本語の紹介文をチームで英文にリライトし、また、楽曲構成やキャリアを追加しました。


施策2:SNS関連

SNSのフォロワー獲得のために下記のことを実行しました。


・SNS投稿スケジュール作成

→リリース約1週間前~リリース後約1週間まで / プレイリストインなど状況に応じて臨機応変に投稿内容を変更


・投稿に必ずCall To Actionを配置

→CTAの例:コメント(リプライ)など


・メンションの積極的活用 (いいね/シェアの誘発)

→楽曲クレジット、作成エピソードをメンション付きで投稿


・インプレッションを最大化するクリエイティブ制作

→SNSごとに素材サイズ最適化 


・ショート動画制作

→ Instagramリール・YouTubeショートの投稿


・英語でのInstagramフィード投稿

→事前に日本語の投稿文をアーティスト本人から貰い、英訳して代わりに投稿

・日本人感を抑えたアーティスト写真に変更

海外へアピールするために自分の国籍がはっきりしない雰囲気へ

Instagramストーリーズ広告検証


フォロワー増加の目的でアメリカ全土、ワルシャワ、イスタンブールの3カ国を対象に5日間のストーリーズ広告を打ちました。

しかし、結果大きな成果に繋げられず、チームは問題点、解決案を下記のようにまとめました。

「反省点」

・ターケティングをSpotifyのプレイリストリスナーにしたところ、うまくエンゲージメントを獲得できなかった

・A/Bテストを実施できなかった          
                        

「今後の解決案」

・プレイリストリスナーではなく楽曲リスナーをターゲットに

・Facebook広告センターから出稿する

             
             などなど、失敗にも前向きにトライしました!


そしてある日、チームにとって、とても嬉しいことが起きました!

なんと、50万人もフォロワーのいるSpotify公式プレイリスト”State of Jazz”に追加されることに成功!

そしてチームはこの機会を最大限に活用しようと話題作りと認知拡大に1ヶ月間全力投球しました。


【結果】

そして、最終成果は


Spotifyのリスナー数が、なんと700倍に!


チームの伸長率は第2回音楽マーケティングブートキャンプに参加した全12チームの中でトップに立つことができました!


【インタビュー】


そして、チームGeorge Kanoにインタビューをさせていただきました。


Q.アーティストの知名度を上げるために、まずSNSのフォロワーを増加させることに目標を置かれていましたが、具体的にどのような対策を取りましたか?

元々アーティストご本人によりTwitterとInstagramを運用されていましたが、海外にも発信するために英語を併記して運用を始めました。


Q.Spotifyのフォロワー獲得のために、SNSを使用していたが、結果どのコンテンツが一番フォロワー獲得に繋がりましたか?

Spotifyリンクのクリック数はTwitter>Instagramでした。



Q.最終的に、“State of Jazz”の公式プレイリストに入るという快挙を達成されています。プレイリスっとに入るために特に工夫した点があれば教えてください。


アーティストご本人に作品紹介文を書いていただき、それをチームで英訳しました。その際、楽曲の構成とアーティストのこれまでの豊富なキャリアがより伝わるよう工夫しました。


Q.このイベントに参加しようと思った理由を教えてください。


元々営業職に就いましたが、時代のニーズが営業からマーケティングに移っていることを感じていました。本講座は自分が興味のある音楽をターゲットにしていたので、より楽しく学べると思い参加しました。



Q.これからの目標はなんですか?


今回の海外をターゲットにしたマーケティングがとてもエキサイティングだったので、今後も海外への発信方法を学び、世界中で聴いてもらえるマーケティングができるようになりたいです。


【第3回音楽マーケティングブートキャンプの開催が決定!!】

この記事を読んでより、音楽業界で活躍するマーケターという仕事に興味を持っていただけたでしょうか。マーケタティングを学びたいけど、何から始めたらいいかわからない。また、もっと自分の実力を上げたいと思っている方は是非ご参加ください!





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