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【21世紀を「学び」で創る】

はじめまして!studio CLOTOの立花です。
なんだか堅苦しいタイトルですが、今回はnote初投稿ということもあり、「何が21世紀やねん」「ってか誰やねん」と言った自己紹介と普段僕がどのようなことを考えているかをお伝えできればと思います!

少し真面目すぎるかもしれない内容ですが、studio CLOTOの活動の根底をここに記すことができればと思います。



自己紹介

立花 慶人(Tachibana Yoshihito)です。
1997年生まれの27歳、大阪府出身。
都内の某教育系企業に勤務する駆け出しエンジニア(仮)です。

簡単な経歴

2020年、大学3年末に休学し地元大阪で「バーチャル自習室CLOTO(クロート)」というサービスでスタートアップ起業しました。このCLOTOでの学びはいつかこのnoteでも振り返りたいと思います。

バーチャル自習室CLOTO(2020~2022)

2022年にサービスをクローズすることになり、CLOTOチームを解散。その後1年間は、studio CLOTOの屋号で受託事業をしたり、ベンチャー企業でインターンさせていただいたり、復学したりしながら自身の方向性について考えました。
2023年からは、自分の軸である「学び」(後述)についてさらに知見を深めつつ、今後何をするにしても必要になるであろうデジタルリテラシーを身につけるために、現在の企業に新卒入社。今はDX職としてのキャリアを歩みはじめた駆け出しエンジニアです。

なぜ今noteを始めるのか

それまで大阪で野球と勉強しかしていなかった世間知らずな僕にとって、この20代の数年は、大学在学に伴う上京に始まり、さまざまな経験を通し、多くの「学び」を得て、価値観が大きく変容し続けてきた数年間でした。
特にCLOTOの活動をはじめた2020年以降、多くの人と価値観に触れ、自分の人生についても考え続けてきましたが、齢27にして、ようやく自分の価値観や「」が確固たるものになってきました。
30歳を目前に控える今この瞬間、「」を遂げることに人生を賭け、この期間で出会った仲間たちと活動を再開することを決意し、その経過を残していくためにnoteを開きました。


【21世紀を「学び」で創る】
Designing the 21st century with the Power of Learning

studio CLOTO 憲章

日本語にすると抽象度が高いですが、英訳版だとより直接的な表現になります。要するに「学び」の力で最高の21世紀を創り上げるということです。それぞれ紹介します。

学びの力

この「学び」の力については今回だけで紹介し切ることはできないかと思いますので今回はその骨子だけ紹介します。

この記事を読んでくださっているみなさんは「学び」という言葉にどのような印象を持っていますでしょうか。非常に多義的な意味合いを持つ言葉ですので、理解、解釈は人それぞれにあるかと思います。

僕はこの「学び」こそが人間が人間たる最たる所以であると考えています。

僕は「学び」という言葉を下記の5つの性質を持つものとして定義して利用しています(ここは今後もアップデートされていくとは思います)。

①「学び」は言語化できて初めて正しく認識でき、活用できるものになる。
②「学び」は作用に対する反作用であるから主体的に作用を起こすことで得られるものである。
③「学び」は偶発性を伴ったり、突然あとから結びついたりする場合が多く、積極的に認識しようと心がけることで最大化できるものである。
④「学び」はアウトプットを伴うことで、より強度を増し成長につながるものになる。
⑤「学び」は目的を必要とせず、生涯にわたって得られるものである。

学び」の5つの性質(自分調べ)

ここで明確に言っておきたいのは、僕の定義する「学び」は学校教育や試験勉強、リスキルなどとは本質的に異なるというという点です。特定の得たい結果から逆算し、期間を定めて行われるものではないという点が重要です。

長い人生においてどこで役に立つかには関係なく、間違いなく自分自身の血肉となっていくもの。価値観を変容させるもの。視野を広げ、視座を高め、人間的な成長につながるもの。そのようなものを「学び」と呼び、その手段として「学習」や「教育」やその他のものがあると考えています。

「学習」や「教育」の効用を最大にするマインドセットともなりうるかもしれません。

と、ここまで長々と「学び」の独自の定義について書いてきたわけですが、では僕がその「学び」とどう関わることで何をしようとしているのかに話を移します。

「学び」の力で個々人のさらなる成長を促し、人類を成長させる

学び」の5つの性質を検証しながら、「学び」が生まれる状況とそれを成長に繋げる状況を科学する。そしてその状況をデザインし実装した製品を創ることを目指しています。

これにより、偶発性が高く人々の体験によって多くの差が出る「学び」を得る体験成長のきっかけ を計画的に同時多発させていくことで社会を活性化させていことができると信じています。この計画的偶発性を引き起こしていくプロダクト創りを目指しています。

またこのような個人の性質や体験、世界中のどこかで起きている偶発的な出来事によってそれぞれが全く違う成長をしていくこと。ある種無駄であったり非合理的なこと。常識や定理に反したこと。クレイジーな発想。その可能性を帯びた存在であることこそが人間が人間である所以であり、生成AIなどに負けない人間の真価であり、21世紀の人間の発揮すべき価値だと信じます。要は、AIに比べてアホ(不正確)で、バイアスがかかりやすく、たまに理屈に合わないわけわからんことをすることが人間の人間らしさでそれが今後重要になりそうだという私見です。

この言葉をMissionに据えてもいいかと思ったのですが、次の要素を重視するため「成長」への想いはプロダクトに預けることにしました。

最高の21世紀

僕は1997年に生まれました。こじつけかもしれませんが、21世紀の初年である2001年時点で4歳であり、物心がついている中で一番若い世代といえます。104歳以上生きられれば、21世紀をフル体験できる現実味を帯びた世代です。

それはどういうことか。
21世紀は 自分の生きる時間自分が生かしてもらえる時間自分が責任を持つべき時間 = 自分が直接貢献できる時間 と考えるわけです。

僕はこの21世紀を自分の活動のスコープとして捉え、自己実現し、社会貢献していきたいと願っています。今、自分でもおもんない話をしているなと思いますw

今回は詳述しませんが、僕の重視している価値観の一つに「水平、垂直の二つの軸で現在地を捉える」というこれまたたいそうなものがあります。

要するに、どんどん世界・社会が善い方向(上)に向かっていくと仮定したとき、「同時代に存在する他の価値観を鑑みたり、比較したりしてどこにいるか、どうあるべきか(水平軸)」と「その領域の歴史的価値観の変遷と未来の理想的な価値観を想起した際に今どこにいるか、どうあるべきか(垂直軸)」という二軸で自分の現在地を捉えることが重要と考えています。

二軸で考える(※水平軸、垂直軸はそれぞれ無限に引け、組み合わせもあり複雑)

この二軸で考えることで、思考は深みを増すと確信しています。それは、同時代に対する社会的責任だけではなく、過去・未来に対する社会的責任も考慮して「善いもの」を選択・定義していけるからです。どちらかだけではバランスを欠き、どこかでハレーションが起き、社会実装が難しくなるのではないでしょうか。
特にこの過去・未来に対する責任を考慮せずに、「(今)善いとされているもの」で稼ぎ出すビジネス・プロダクトは大嫌いです。責任の放棄と言えると考えます。

というような気難しい思想を背景に僕は長い歴史、広い世界の中で、21世紀というスコープに対して責任を果たしていきたい、最高の21世紀にしたいと考えています。それには先述の「学び」の力で人々が人間らしい成長をしていくことが個人にとっても社会にとってもまだ未定義の理想を達成していく上で欠かせないことと考えています。

僕は今日の「学び」の概念をアップデートし、その力を最大化していくことで個々人の志の達成と、理想の未来実現の素地を創っていきたい。

21世紀も約1/4が経過し、僕自身も30代を目前に控える中、そう言った文脈で今日、志を新たにしました。

※僕の考える理想の未来についてはまた後日投稿しますがここで簡単に触れておきます。
成長し続ける社会においては新たな価値観、プロダクト、出来事が次々と生まれます。「失われた30年」「強いリーダーが必要だ」そんなことが唱えられる現代ですが、全体にとっての理想を規定することは僕には難しいです。したがって僕は社会を硬直させないこと、現状維持をやめ、新陳代謝を上げることができれば、個々人で理想実現に動くことのできる隙間・チャンスがたくさん生まれてくると考えます。その中で「志ある人」が各地で生まれて、社会にダイナミズムが生まれていくことを希望します。
僕は何か唯一の理想像が定義される社会は脆弱であると考えます。そうではなく、「成長していくと信じることができて、何かを志した時、実際にチャンスがたくさんある社会」が理想の社会像です。さらに突っ込んでいうと「本人が心から欲したとき、成長機会・環境へのアクセスが平等・公平である社会」と考えています。


決意表明

ということでここまで、堅苦しく、暑苦しく、痛々しさやナルシシズムも含んだありのままを記します。これを初志とし人生を賭していくことをここに宣言します。

【21世紀を「学び」で創る】

これからこの志に向かって様々な活動をしていきます。すでに動き出しているものもあります。ここから始まるとワクワクしています。情報発信も始めます!studio CLOTOはここを起点に爆発的に成長していきますので暖かく見守っていただければと思います。

ここまで長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!
もし、少しでも興味を持ってくださる方がいらしたら幸せです。

2024.11/17 立花 慶人


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