MacBook Pro Late2013のバッテリー交換
スペック
MacBook Pro 15" Late2013 macOS10.14.6
CPU: 2.0GHz quad core Intel Core i7
RAM: 8GB 1,600MHz DDR3L
SSD: 512GB
久々にMacBook Proを外に持ち出して使おうとしたら、ボディが安定しない。ゴム足が地についていない。裏面を見てみたら膨らんでいる!フタ(液晶画面)もキチンと閉まってない。よくよく見るとトラックパッド付近も盛り上がっており、トラックパッドがクリックできない。写真を撮ったけど、実際の見たほどには膨らみはわかりにくい。バッテリーの経年変化によってガスが溜まっているらしい。
しかし、アルミユニボディが膨らむぐらいってバッテリーはどのくらい膨らんでいるのか…。普段はクラムシェルモードで使っていたので気が付かなかった。兆候はあった。ボディに触れた時、そんなに高くない負荷でも時々熱かったり、Thunderbolt Displayの画面が突然消えるということが頻発していた。
ネット検索すると、iFixitで交換は難易度高。とりあえずアップル製品修理サービス正規店にMacの年代等を伝え、修理できるか確認したところ「持ってきてください」とのこと。ネット検索で、公式ではLate2013はヴィンテージ製品で修理部品の保証なし。個人ブログ等でも正規では修理できないとのことだったので、電話で返答してもらえると思ったが、それはなかった。
正規店とのやりとり
休日に正規店へ。整理券を取り、数分待つ。
店員さん「製造No.を確認させてください」
数分待つ。
店員さん「残念ながら修理できません」。
私「Macの年代や型番も伝えていましたよね。電話で済むんじゃないんですか」
店員さん「直接製造No.を確認させてもらうことになっています」とのこと。
ちょっと納得いかなかったが、この辺はこの店というよりアップルの方針だろう。別件でメールできていたアップル修理アンケートの要望欄にその旨書いた。
通販で互換バッテリーを購入
非正規店のサイトには修理できると書いてあったが、バッテリー代別途で作業代15000〜20000円ぐらい。それなら自分で修理に挑戦と思って、アマゾンで互換バッテリーを購入。詳細な写真付き日本語の修理マニュアル、専用ドライバーや静電気防止手袋、バッテリー剥がし用スキージー等もついていて至れり尽くせり。今回は評価の高い6499円のものを購入。Macの年代によってバッテリーの形状等が違うので購入する場合は要注意。
修理
バッテリーは写真の通りかなり膨らんでいた。発火するかもと思ったらゾッとする。このバッテリーが粘着テープで留められていて剥がすのに苦労した。無水エタノールを流し込み、少しづつ根気よく剥がしていく。iFixitや非正規店の修理YouTube動画、商品に付属の修理マニュアルのおかげもあって無事修理完了、起動できた。膨らんでいたボディも元どおり。その後、Thunderbolt Displayの画面が突然消えるトラブルも起こっていない。
修理参照サイト
◆MacBook Pro 15" Retina Display Late 2013のバッテリーの交換 IFIXIT
iFixitは日本語のページもあった(いつから?)。交換用バッテリーを購入しようとしたら、日本には発送できないとのこと。
◆MacBook Pro 2013 13 A1425 バッテリー交換 アップルマック神戸店
いずれM1Pro MacBook Pro 14"(2021)あたりを購入してバリバリ4K動画を編集したいが、今回は自宅の仕事でWin版エクセルを使いたいので、延命できてよかった。
別件の修理。2021年末、AirPods Proの左からノイズが入りだした。ノイズキャンセリングの時のみ。ネット検索して、設定を削除してもう一度つなぐと直る、というのがあったのでやってみたが直らない。イヤーピースも交換してみたが直らない。こういう不具合は他にもあるらしく、Appleに問い合わせたら無償修理になったというサイトもあった。で、Appleサポートにチャットで説明したら最終的に修理対象になるので送ってほしいとのこと。ヤマトが専用の箱を持ってきてくれて、イヤーピースを外した状態で送付。修理はお金がかかるかな〜と心配していたら無料でした。ノイズのないAirPods Proは快適!