見出し画像

台風後のスズメバチ

台風後、晴天になると『スズメバチ』がいつもより活性化します。

飛んできたゴミの片付け中、近所のかたと話をしていたら凄い勢いで飛んできました。
スズメバチは刺すだけでなく、毒を飛ばしてくることもあります。顔のあたりを狙ってきます。

毒針で体内に入るのも痛いですが、空中に霧のように撒かれることも。目に入ると激痛で、毒の量が多いと失明の恐れもあります。

蜂に刺された時は、なるべく早く(15分以内が望ましい)病院に行きましょう。

炎症→発熱→かゆみ という症状からはじまります。

以下のような全身症状が出た場合は、すぐに病院に行ってください。

呼吸困難/心不全/動悸/嘔吐/意識障害/全身のじんましん/めまい、他

アナフィラキシーショックの可能性があり、危険です。とくに刺されて15分〜30分以内に全身症状が起こったら、救急車を呼ぶなどして早急に病院へ行きましょう。

◆応急処置

①刺された場所を水で流す
蜂の毒は水に溶けやすいので、毒を薄める効果があります。毒の周りや腫れを抑える効果。

②針を取り除く
毒針が刺さったまま残っている場合は、ピンセットなどで取り除く。指でつまむと、逆に押し込んでしまう可能性があるので×
ピンセットがない場合は、カードなどでで払い落とす。
※針が残るのはミツバチです。スズメバチとアシナガバチは針は残りません。

③毒を出す
指で刺された場所をつまみ、血と一緒に毒をしぼりだします。市販のポイズンリムーバーを使うのもOK。
口で吸い出すのはNG、毒が口から体内に入る可能性があるため。

④薬を塗る
抗ヒスタミン系のステロイド軟膏を塗って、患部を保冷剤などで冷やす。
市販のおすすめ商品はムヒアルファEX。

台風被害にあわれた場所が早く復旧しますように。
皆さまお気をつけ下さい。

自分にとって害がある→駆除 ではなく、共生していけることを心から願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?