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ハーフカメラ FUJI「TW-3」

iPhoneで綺麗な写真が撮れるとはいえ、根強い人気のあるフィルムカメラ。
コンタックスやolympus μ あたりが人気ですが、愛用のFUJI「TW-3」を紹介させてください🙌

中古カメラ屋で「珍品」と紹介されていて一目惚れ。
1985年製で自分よりも年上のカメラは、「THE 昭和」の空気感が漂います。

60年代のハーフサイズカメラの流行からだいぶ遅れて登場したこの子。古めかしい風貌もさることながら、中身もなかなかの問題児📸

謎のビデオモードなるものがあったり、効果不明のボタンがあったり、望遠/広角が切り替えて撮れるけど、望遠は4メートル以上離れないといけないから中々使う機会が無いし、絞りは8固定なので今っぽい写真は撮れず、焦点を合わせるためのスライダーも使いにくい。
専用ポーチもいかにも昭和のおじさん感があって、ポマードの匂いがしてきそう。極め付けに、電池がはめ殺しになっていて、交換するにはなんとはんだごてが必要らしい……🤦‍♀何故??

激渋な専用ポーチ付き。ゴルフ用品とか入ってそうな気配……。

なんでこんなものが売られたのか、そしてなぜ私はこれを買ったのか、考えれば考えるほど不明なのですが……🤔💭💭「広角も望遠も撮れて、テレビも逆光も撮れるようにしよう!」「気軽にたくさんシャッターが押せるように、ハーフサイズにしよう!」という、人のいい開発者の声が聞こえそうで、憎めません。

ハーフカメラなので、24枚撮りのフィルムで48枚撮れます

うっかり感光したりコマ被りしたり。エラーばかりで新鮮。「ちゃんと撮れてるかな…?」なんてドキドキしながら写真を撮り、現像してみて仕上がりを楽しむと、楽しさ倍増です(綺麗な正しい写真はスマホで撮れば十分ですしね📱)

FUJI「TW-3」自体はおすすめしにくいのが本音ですが……愛着あるフィルムカメラがあると、お出かけを2度楽しめるのでおすすめです🚶‍♀️🚶‍♀️

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