底の底←イマココ
初めてのSUPER耐久、そして初めての24時間レースは
クラス2位という結果で終えた。
これがニュルブルクリンク24時間レースでも、
ル・マン24時間レースでも同じ事を唱えるでしょう。
「二位はビリだ。」
初めて聞く方にはなんて乱暴なと思われるでしょうが、
これはバレーボールの監督をやっていた亡父の言葉であり、
そんな父に育てられた私なのでお許し下さい。
最も悔しさの大きい順位が二位。
それは24時間、いや正確にはその事前の準備も含めて
32時間寝ずに戦った疲労感がその想いを更に強め、深めました。
木下隆之、砂子塾長、そして、レギュレーションに伴い
最強のアマチュアドライバーである鈴木宏和をレギュラードライバーに揃え、
今回の24時間戦においてはSUPER-GTを共に戦う荒聖治と
JPオリベイラをヘルプドライバーに加えた強靭な体制は
勝利を目的にしたもの以外の何者でもありませんでした。
ポールポジションを獲得し、24時間のレース中二度に渡り
TOPの座を獲得していたにも関わらずのこの順位には
正直落胆しかありません。
理由は24時間レースに対する戦略の脆弱さと、無知さ。
優勝したエンドレスチームは昨年のチャンピオンでもあり、
その戦い方には称賛をお送りしたいほど素晴らしいものでした。
ドライバーそして完璧な作業をこなしたメカニック。
そして応援して下さった皆様には心よりお詫び申し上げます。
今はそれ以上のコメントは控えさせていただきます。