これから起こる事・・・
9月に予兆は出ていましたが、
とうとう先月10月に決定的な数字になってしまいました。
2021年1〜10月の日本国内で新車登録されているBMWの累計台数では
前年比106.7%の数字を叩き出しているのに
先月一ヶ月だけの数字を見ると前年比65.6%
実に34.4%ものダウンです。
これはリーマンショックの時よりも悪い数字です。
10月は緊急事態宣言も解除され世の中は決して暗いムードではありませんでした。
それでは何故?
これが巷でよく話題にのぼる半導体不足の影響です。
在庫車でここまでは何とか回してきましたが、
とうとうそれが底を付き始めた、と言う事です。
売るクルマがないんです・・・
となると、当然出来るだけ新車に近い中古車から需要が増えて
値段も高騰してくる事でしょう。
でも、35%も新車が売れてないって事は下取り車の数も減少し
更に中古車市場の値段を上げ、それもいつか足りなくなるでしょう。
では、この状況がいつまで続くのか?
色々な方のお話をうかがい、客観的に整理すると
少なくとも来年の春までは続きます。
来年の春以降改善します、という話ではなく
少なくとも来年の春までは続く、という事であり
来年の夏までかもしれませんし、来年の冬まで続くかもしれないし
もしかしたら再来年まで続くかもしれません。
これを踏まえ今後しばらくのマーケット予測をすると
景気が悪いわけではないのでPARTSの需要は変わらないか増えると思います。
買い替えが減るのでメンテナンスも増えるでしょう。
車両販売は新車も中古車もとにかくタマを持っている所に
需要は集中すると思われます。
その場合の売買は現状より高騰していると想像します。
もう一つ現状僕らのビジネス的に今後響いてくると予想されるのが
現在のヨーロッパマーケットのコロナ事情です。
過去最高の感染者数の増加が今起こっています。
勿論ドイツも例外ではなく、日本より人口34%も少ないのに
一日の感染者数が5万人を超える日も出てきています。
オーストリアを始め再度ロックダウンする街も増えています。
ワクチンの影響か重傷者や死亡者の数はそうでもないのですが
とにかく新規(もしくは再度)感染者数の上昇がものすごいです。
こうなると過去にもそうでしたがBMW本体やパーツメーカーの工場も
稼働禁止になる可能性も充分に考えられます。
敵は半導体不足だけではないと言う事です。
これを踏まえ、では今後どういった準備をして
出来るだけお客様にご迷惑をお掛けしない様にするのかを考えると
とにかくタマを持つことです。
クルマもパーツも出来るだけ在庫を潤沢にしておく事です。
勿論、お金的にも置き場所や倉庫の広さ的にも限界はあります。
ですので出来るだけ、出来るだけ平時より多めに持っておく事です。
一体全体誰宛に書いているnoteかわからなくなってきましたが(笑)
上記の内容を踏まえ、出来る限りお客様にご迷惑をお掛けせず
より楽しいBMW LIFEを継続して過ごしていける様
無い頭を振り絞って、出来る限り先の予測に対し迅速に対応し
頑張って参りますので、どうぞ引き続きよろしくお願い致します。
m(_ _)m
ヨシ、なんとか文章まとまったw
ブーーーーーン✈