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BMWのFF車輛に多いブルブル振動トラブル


コチラの金属とゴムの塊はエンジンやミッションを支えるマウントになります。
ゴム部分の中にはより振動を吸収させるために油脂が入っている特殊な構造になっておりエンジンの振動を吸収する役目を果たしています。
金属部分に黒い液体が流れてていますがコチラがゴム内部入っている油脂が劣化による亀裂から滲み出ている状況となり、この状況になると信号待ちなどの停車中にブルブルと振動が伝わってきている状況になります。
油脂が滲む前から症状は現れていたと思いますが徐々にくる劣化ですので気か付きにくい事もありますが、大きく振動を感じるようでしたらマウントが劣化しています。

FF系車輛には、右側上部、左側下部、床面部分の3か所にマウントが装着されておりご自身で確認出来そうな部分はボンネットを開けた右側(前方から見たら左側)上部に装着されていうのは見れます。
黒い液体が流れているような状況であれば交換が必要となります。

左側下部は色々なパーツを取外さないと見えないのでボンネットを開けただけでは確認出来ません。

床面(エンジン下)にあるマウントも確認するにはリフトアップが必要です。

簡単に見れる部分ばかりではないので振動を感じるようであればお気軽にご相談下さい。

とくにFF系車輛に振動を感じやすく多い症状となりますが、FR系の車輛でも同様にマウントがありますので振動を感じるようであればマウント交換をオススメします。
振動もなくなりクルマ自体が静かになるほどの大きな違いがあり、交換後はビックリするほどの違いで「新車の時はこんなに静かだったんだ!」と思えるほどです。
見やすい部分に装着されておりませんので、走行距離が進んでいる方や年数が経過している方に、言われてみれば・・・この振動は?と思った方々はお気軽にご相談下さい。


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