関東リーグ初出場
2024/06/02 関東社会人リーグ第6節vs桐蔭横浜大FC
天候は大雨、17時キックオフのアウェイナイターゲーム
自分にとって1年10ヶ月ぶりの公式戦
たくさんの想いが込み上げる試合だったので
記憶が鮮明なうちに書き残そうと思います。
時は少し遡る
2週間前までの自分なら今日のパフォーマンスは
出せなかったと思う。
「僕はどうせ2ndキーパーだもん」
このマインドで4、5月を過ごしていた。
その雰囲気は監督、コーチ、仲間にまで伝わっていた
そんなやつはスタメン争いに食い込めないし
試合に出ても胸を張ってプレーできなかっただろう。
そこに気づいてくれた仲間や監督、コーチが
そのままでいいのか?と問いかけてくれた。
シーズンインのギラついてた直輝はもういないのか?
そんな言葉を言わせてしまった自分は選手失格だと思う反面、なんとしてでも直輝を出してやろうと思ってもらいたい そんな思いが強く芽生えていた。
2日前〜前日
今週はギラついてプレーしていたが、
どうしてもコンディションが上がってこなくて
モヤモヤしていた。
そんな中でも自分ができるのは
誰よりも声を出して泥臭くプレーすることだと思いながら日々を過ごしていた。
すると突然チャンスが舞い込んできた
とあるアクシデントがあり、試合に出るチャンスが
目の前に転がってきた。
チャンスは待つものではなく掴みに行くもの
そう思っていたからこそ舞い込んできたんだろう。
俺はこのチャンスを掴んだ
試合前
め〜っちゃ緊張していた。
最近キックはうまく蹴れないし
今日のピッチはビショビショだし
4年前のFC岐阜
長良川のトラウマが脳裏に浮かんでいた。
あの時は自分がいいプレーをしなければ!
と思いプレーをしていたが
今日はチームのみんながついているから
自分のできることを頑張ろう!
みんなと勝つために行動しよう!
と思うことができていた。
W-upの時には自分のチャントを
サポーターが歌ってくれていて
胸が熱くなった、
どんな時でも腐るなよと言ってくれていた
サポーターの方々に今日の試合を見せれてよかった
試合開始
俺はここまで積み重ねてきた
俺ならこの試合を最高の試合にできる
みんなと一緒に勝利を掴もう
俺は最高や さあ行こう!
胸に手を当て自分を鼓舞し、試合が始まった
前半
前半2分に先制していい入りができたかと思えたが、
10分後にペナ付近からのシュートを決められ失点。
その後は拮抗したゲームだったが、
自分自身はスリップしたボールを上手く捌けず
あわやPKという場面を作ってしまい
プレーにも動揺からくる焦りが出てしまった。
それでもチームメイトの支えもあり
前半を1-1で折り返す。
後半
後半はチームメイトが躍動する
後半2分に得点、その後立て続けに3点を決めて
1-5で勝ち越すゲーム展開になる。
得点が入るたびに自分のところに来てくれた
主に松本選手、前田選手、澤選手、髙橋選手と
喜びを分かち合えた瞬間の全てが最高だった!
自分自身も後半途中から試合に慣れてきて
キックや長所のクロスボール対応が安定してきた。
後半40分
自陣深くからのプレスキック
バウンドして相手の背後に落ちたボールを
9番神田選手がうまく抜け出し得点
人生初のアシストをマークした。
その後試合終了のホイッスルがなり
結果1-6で勝利を納めた。
試合後
最高の瞬間を迎え、ベンチに戻る。
全員で喜んだ瞬間は何物にも変えられない
かなり久しぶりに本物のサッカーの楽しさを感じた。
監督、コーチ、仲間、クラブスタッフ、サポーター
そして自分が試合に出るとなったら
弾丸で関西から飛んできてくれた両親
自分と関わってきてくださった全ての方々の
力があって今日の自分がいること、
この勝利、この気持ちはその全ての方々に捧げたい。
サッカーは最高だ、こんな気持ちになれるのは
プレイヤーとしてピッチに立つ
他では感じられないだろう。
今日の道のりまでは長く苦しい日々を過ごしてきた
今日ようやく新しい一歩を踏み出せた。
この気持ちを忘れずに
また明日からこの素晴らしい人生を
より素晴らしいものにして行こう!
サッカー最高!
これからも応援よろしくお願いします🔥
ここまで読んでくださりありがとうございました!