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Re:ゼロのレム似の彼女との出会い


Re:ゼロのレム似の彼女に出会ったのは
僕が田舎のから出てきて
〇〇急便のバイトを初めてすぐのことだった




毎日、配達に行くピアス屋さんで
彼女は働いていた



初めて見た時から


「小さくて可愛い子だな~」 


「アニメで言ったらRe:ゼロのレムだな!」

と勝手に思っていた


ここでは「レムちゃん」と呼ばせてもらう




そんなある日、事件は起こった



「〇〇急便さん!助けてください!」


レムちゃんが泣きながら

走って僕の元に駆け寄ってきた


「まさかの異世界転生か!?」


と思いつつ

平然をよそおい


「どうしたんですか?」

そう聞くと


「わ、私のカバンにG、Gがぁー!」

顔は泣きじゃくっていた


田舎で育った僕は

Gへの耐性はあったので




「これはチャンスだ!」そう思い



レムちゃんのカバンの元に向いました



机の上にポンと置かれた黒いカバン


「こ、この中に彼女を泣かせたGが!」


昼ごはんを食べようしていたので

持っていた、割り箸で掴んで

取り出す作戦を決行!


しかしカバンが黒く荷物も入っていて




カバンの黒色と一体化したGを
なかなか見つける事ができない


仕方なく


「カバンの中身だしていいですか?」




「も、もちろんです!お願いします」


「レムが困っている」

(頭の中ではもう呼び捨て)



「早く魔女教Gを倒さなければ!」


カバンの中の物を1つずつ取り出す




1つ2つ取り出していくうちに
視界が開けてきた!



荷物を全部とりだした事で
やっと魔女教Gを発見した!


そして割り箸で掴もうと試みるが
ツルツルするボディーにはばまれ
攻撃をかわされる



震える割り箸。。。


「もうひっくり返しの作戦しかない!」


意を決して


Gの入ったカバンをひっくり返すと


中から飛び出したGは近くの


自販機の下に逃げて行った


あっけない幕ぎれだった


心の中では



「くちほどにもない!」



アニメの主人公が言いそうな事を言っていた


そして


レムから



「ありがとうございます!助かりました😭」


感謝の言葉をもらって


僕はまるで
英雄ナツキ・スバルになった気分だった




そして仕事が終わり帰る準備をしていたら

いつも荷物を置いているところに


スポーツドリンクと
可愛らしい字のお手紙が置いてあった!


絶対!レムだと確信した


手紙には

先ほどはありがとうございました!

よかったら飲んでくださいと書いてあった


「何だ!この異世界物語が始まる予感は!」

手紙を握りしめながら高揚した


これが僕と君の出会いの始まり。


続く

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