尾道の古民家から出てきた戦前の本から日本を豊かにしたい著者の気持ちが伝わってくる話。
尾道の古民家から戦前に出版された、養兎のマニュアル本が出てきて、その序文には「日本国民は貧しく欧米列強と競争していくために産業を興さなければならない。兎の飼育は小規模でも行う事ができて、毛皮の輸出に需要がある」との主旨が書かれていて、貧しい日本をなんとかして豊かにしたい著者の思いが伝わってきました。
その一方で、現在の書店に行くと「お金に働いてもらう」「不労所得で稼ぐ」主旨の本ばかりでげんなりします。
日本人同士で他人の上前をはねることばかりを一所懸命考えていて、全く生産性の無い思考が蔓延しているのですから、日本がどんどん貧しくなっていって当然だと思います。
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