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阿野全成伝 第一章第4話:醍醐の黒胡蝶

第1章「醍醐の萩花、悪禅師参上」全10回

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平治元年(1160年)、母・常盤が大蔵卿藤原長成の後妻となることが決まった折、今若は教育と修行のため、今熊野観音寺に預けられた。この寺は都の喧騒を離れた山林の中にあり、仏法と自然が調和する静謐な場だった。観音寺の僧たちは彼に書や経典の基礎を教え、仏の教えを説きながら、自然と対話する術をも伝えた。孤独の中で母への思いを抱きつつも、全成はその寂しさを糧として修行に励んだ。観音寺での修行を通じて、全成は心身を鍛え、幼いながらも大きな成長を遂げた。そして、次なる試練への準備を整えつつあった。

叔父の行家が語った「天狗」の話を胸に秘めていた今若はある夕暮れ、修行の合間に静かな林で座していた。不意に風が巻き起こり、木々の間に異様な影が現れた。
「ほう、お前が義朝の七男か。」
低く、響く声が木霊した。目の前に現れたのは、鼻高く鋭い目を持つまさに天狗そのものであった。今若は驚きを隠しながらも、その異形の姿をじっと見つめた。
「そなたは…天狗と聞いていたが、実在するのか。」
天狗は笑みを浮かべて答えた。
「実在かどうか、お前が確かめればよい。私は、源氏の武芸を叩き込み、そなたを真の武人へと育て上げるまで。」
天狗はそう言うと、今若の目の前へと移動した。
「よいか、源氏の秘伝はただの力や技ではない。その本質は理に通じ、自然と一体となることだ。さあ、この風の中で一歩動いてみせよ。」
今若は目を見開きながら立ち上がり、静かに一歩を踏み出した。途端に風が強まり、身体がぐらりと揺れる。天狗は鋭い目で見つめながら続けた。
「力任せではなく、風と一つになるのだ。さもなくば、お前の技はただの力仕事に終わる。もう一度試せ。」
こうして、今若と天狗との修行が始まった。動きの一つ一つに込められた理を学び、自然と一体となる感覚を磨く日々が続いた。

もとより今若には、人よりも並外れて優れた資質があった。一を聞いて百を悟るかと思うほどの明晰な頭脳。そして、都で千人の美女より選ばれた母譲りの観音様かという美貌。ある日、今熊野観音寺の師僧が言った。「これほどの資質を持つ者をこのままにしておくのは惜しい。醍醐寺にて更なる学びを受けさせるべきだ。」
それは、都の貴族の子弟が競い合う醍醐寺への稚児になる挑戦を意味していた。その試験は厳しく、容姿端麗であることだけでなく、経典の暗誦や書道、舞の技術に加え、神仏への奉仕の心が問われた。しかし今若はそのすべてを容易にこなし、試験官を驚かせた。心技体あらゆるものを試され、最終的に選抜試験に合格し、晴れて稚児として迎えられた。そして名を今若から毘遮王(びしゃおう)と改めた。

醍醐寺の講堂で、毘遮王は帳簿を前に筆を走らせていた。澄んだ声で寺の経費や収支を語るその姿は、まるで神仏から遣わされたように輝いている。周囲には、彼の話に目を輝かせる少年たちと、微妙な距離感を保つ者たちが入り混じっていた。
「この数字は寺全体の生命線だ。これが乱れれば、寺の未来も危うい。それを管理するのが、われらの責務だ。」
毘遮王の言葉は自信に満ちていた。敗戦の将とはいえ、彼は源氏の遺児であり、大蔵卿一条長成卿の義理の息子という恵まれた立場にある。経理の技は義父からの伝授であった。そのうえ、美貌、才覚、そして圧倒的なカリスマ性を兼ね備えていた。そんな毘遮王に魅了される者がいる一方で、目立たないところで憎悪を募らせる者も少なくなかった。
「…所詮、大貴族様の遊びだ。」
講堂の隅で、ある粗末な衣を着た少年が小声で呟いた。その視線には嫉妬と怒りが宿っていた。彼らは毘遮王の華やかさを前に、自分たちの無力さを突きつけられるように感じていたのだ。しかし、毘遮王はそんな陰湿な感情にも気づかぬふりをしていた。それどころか、意図的に優雅な微笑みを浮かべて続ける。
「立場や美貌が重要だと思うかい?違う。大事なのは、それをどう使うかだよ。」
その言葉に、周囲がざわめいた。毘遮王の側近のように取り巻く少年たちは歓心を抱き、さらに彼を慕うようになったが、その一方で、嫉妬の炎を燃やす者たちはさらに口を噤んだ。
「しょせんあいつにはわかんねえよ。」
――影に潜む陰湿な声が静かに、しかし確実に広がり始めていた。醍醐寺の美しい空間は、毘遮王という光の存在を中心に回る一方、その裏ではどす黒い感情が渦を巻き始めていた。その空気は、いずれ大きな波乱を呼ぶことになるのだった。勉学においても芸事においても才能を示した毘遮王であったが、とりわけ舞において群を抜く才能を発揮した。舞は神仏に奉納するものでありながら、寺院では時に僧侶たちの慰めにすぎない側面もあった。しかし毘遮王にとって舞は単なる娯楽ではなかった。身体を動かすことそのものが喜びであり、彼が舞えば、その動きはまるで天女が空を翔けるかのようであった。彼の跳躍力は驚異的で、一度跳ねればその姿が空中で静止するかのように見えた。膝元にまで達した漆黒の長髪は、動きに合わせて美しく散り、くるりと回れば髪も輪を描いた。その姿は見る者を引き込み、彼が舞うたびに身分を問わず人々が集まり、その美技に息を呑んだ。

毘遮王が舞台の中央で舞っていた。軽やかな跳躍、漆黒の髪が円を描くたび、静まり返った講堂の空気を切り裂いていく。舞台に集まった少年たちは、口を開けたまま彼の動きを見つめていた。講堂の隅に、一人だけ座ったままの少年がいた。黒と赤を基調とした衣装が目立ち、その色合いは流れ出す溶岩のように濃厚で重い。甲斐源氏の名門・武田家の息子だと誰もが知っていた。だが、彼が毘遮王の舞を褒める声を聞いた者は一人もいない。
「綺麗なのは認める。」
その声は低く、硬い。周囲に届くかどうかも気にしていないようだった。舞台の上では、毘遮王が最後の一跳びを見せ、舞が終わる。拍手が湧き上がる中、その少年――甲鷹王(こうようおう)は立ち上がりもせず、袖口の埃を払っていた。毘遮王が舞台を降りると、その視線が自然と講堂の隅に向けられた。拍手の中でただ一人、甲鷹王の鋭い目だけが、他の誰とも違う意味を宿していた。
「何か?」
毘遮王の声が静かに響いた。少年たちのざわめきが止まり、甲鷹王が顔を上げる。
「儚い夢ということさ。」
その言葉には挑発の意図がありありと見えた。毘遮王は微かに笑っただけで、それ以上応じなかった。だが、甲鷹王は視線を逸らすことなく、さらに言葉を続けた。
「光が強ければ強いほど、影も濃くなる。それがわかってないってことは、お前もまだまだってことだ。」
毘遮王は微かに微笑むと、静かに舞台を降りて講堂を後にした。背後で、甲鷹王の視線だけが鋭く彼を追い続けていた。

朝霧の立ち込める醍醐の山中。風が木々を揺らし、黒髪がその空気を切るように大きな弧を描いて揺れた。腰を越えたその髪は舞うたびに霧の中で光を反射し、白く霞む景色に一瞬の刃を刻むかのようであった。毘遮王は裸足で湿った地を踏みしめ、軽く膝を曲げると、鋭く足を跳ね上げた。力強い蹴りが空を裂き、彼の衣の裾が広がる。肉付きの良い脚の筋が引き締まり、汗が一筋、ふくらはぎを滑り落ちた。動作が途切れることなく続く。体が沈むや否や、一息で跳び上がる。その瞬間、黒髪が宙で円を描き、彼は音もなく地に降り立った。静かな森の中、遠くから足音が響く。毘遮王は眉をひそめ、気配を探った。間もなく草木をかき分け、二人の僧侶が現れる。一人は若く、粗野な足取りで、額に汗を滲ませながら近づいてきた。もう一人は中年の僧で、ゆったりとした動きと穏やかな気配をまとっている。
「おお、これが都で噂の常盤御前の御子息か!」
若い僧が声を上げるや、迷いなく駆け寄った。毘遮王は一瞬もためらわなかった。振り向きざま、彼の肩を掴み、流れるような動きで投げ飛ばした。僧の体が宙を舞い、乾いた音を立てて地に叩きつけられる。その際に黒髪が大きく弧を描き、風とともに舞い上がった。
「待たれよ!」
中年の僧が慌てて声を上げた。
「その者に悪気はござらん。ただ、若さゆえの無作法ゆえ、どうか許していただきたい。」
毘遮王は僧を一瞥し、静かに構えを解いた。長い黒髪が肩にかかり、彼はそれを手で払いのけながら、低い声で問うた。
「そなたら、何者か。」
若い僧が地面から起き上がり、泥を払いながら勢いよく答えた。
「我は運慶と申す仏師見習いだ。あいてて。しかし、噂に聞く通りたしかに観音菩薩のごとき姿。彫りたい!ぜひ、そなたを彫らせてくれ!」
「観音菩薩?彫りたい?」
毘遮王は目を細めた。
中年の僧が静かに一歩前に出た。
「私は重源。この若き者と共に、各地の寺を巡りながら学びを深めているところだ。そなたのその技を、私にも伝授していただけぬか。」
「彫らせてくれ!観音菩薩そのものだ!」
運慶は興奮しながら毘遮王の顔を見つめていた。毘遮王は眉をひそめ、じっと彼を見下ろした。
「観音菩薩と言われて嬉しいと思うか?私はただの人間だ。」
「いやいや、それが違う!」
運慶は手を広げて言葉を続けた。
「その姿勢、動き、何よりその目。人間を超えたものを宿している。私が彫れば、その真髄を仏像として永遠に残すことができるんだ!」
「永遠?」
毘遮王は目を細めた。
「お前の言う『永遠』が、私に何の関係がある?」
運慶はその返答に言葉を失ったが、すぐに肩をすくめて笑った。
「まあ、関係はないかもしれない。しかし、これも修行の一環だ。そなたを彫ることが、私の技をさらに高める。どうか、許してくれ!」
その時、重源が一歩前に出た。
「運慶、少しは落ち着かぬか。」
彼は低い声でたしなめると、毘遮王に深々と頭を下げた。
「毘遮王、その技には、ただの武芸を超えた何かがあると感じる。私にその秘奥を是非伝授していただきたい。」
毘遮王は重源の落ち着いた物腰を見て、一瞬だけ興味深そうに首をかしげた。
「伝授だと?何を教えろと言うのだ?」
「そなたの技の源となる精神をだ。」
重源は静かに答えた。
「そなたの動きには、無駄がない。ただの訓練では到達できぬ領域に至っている。それを私にも教えてほしい。」
「教えろ、彫らせろ、随分と勝手な願いばかりだな。」
毘遮王は腕を組み、冷たく笑った。
「私の技を欲しがる者もいれば、私の姿を欲しがる者もいる。だが、いずれも私の何を知っているというのか?」
重源は一歩も引かない。
「そなたのすべてを知ることはできぬ。しかし、学べることはあると信じている。それが私の修行だ。」
毘遮王は目を伏せ、短い沈黙の後、運慶と重源を交互に見た。
「いいだろう。だが条件がある。まずいずれも私の師僧の許可を得よ。」
「運慶、お前は私の一挙一動を観察し、それをその手で表現できたら彫らせてやる。」
「そして重源、この技は、源氏にのみ伝わる秘伝のもの。軽々しく外部に伝えることはできぬ。ただし…私と共に行動し、その中で私の技を盗むなら問題ない。教えはしないが、見るのは自由だ。」
運慶と重源は目を見合わせ、深く頷いた。毘遮王は二人を軽く睨むと、そっぽを向きながらつぶやいた。
「勝手なことばかり言うものだ……だが、どうせなら退屈を紛らわせてみせるがいい。」
二人が去ると、毘遮王は再び立ち上がり、静かに稽古を再開した。黒髪が動きに合わせて風を巻き込み、再び山の霧に吸い込まれるように揺れていた。

ある日、毘遮王は醍醐寺の境内から少し離れた山の麓に、一人の少年――いや、少年に見える何かがいることに気が付いた。髪は稚児のように長く、乱れた衣の袖口は泥で汚れている。その姿は、この寺に集う整った顔立ちの少年たちとも、老僧の介護をする貧しい稚児たちとも、明らかに異質だった。毘遮王が帳簿を抱え講堂を出ると、木陰から勢いよくその少年が飛び出してきた。
「おい、毘遮王!またそんなことやってるのかよ!」
不満げな声と共に、その手にはどこからか拾ってきた木の枝が握られている。
「小蓮(しょうれん)……また君か。」
毘遮王はため息をつきながらその乱暴な「少年」を見た。

寺の僧たちに聞けば、この小蓮と名付けられたこの者は、女人禁制の掟をかいくぐり、山中で暮らす異例の存在だと言う。彼女――いや、彼は自分を「男だ」と信じて疑わず、女人だからという理由で建物に入れてもらえないことにもまるで意に介さない。しかも、『彼』がここにいる理由は簡潔だが奇妙だった。
「修験の修行には男も女も関係ないだろ?」
そう言い放つ小蓮に、毘遮王は半ば呆れながらも興味を覚えていた。
「そんな考えだから、お前はいつも山中で一人なんだ。」
毘遮王が少し怒り混じりに言うと、小蓮は肩をすくめて笑った。
「一人じゃないさ。こうしてお前が構ってくれるじゃないか。」
毘遮王が山中で修行を始めれば、必ず小蓮が現れる。そして毘遮王の動きをじっと観察し、そっくりそのまま真似をしようとする。
「そんなやり方じゃ間違っている!」
と毘遮王が叱れば、
「じゃあ、どうすればいいんだ!」
と反抗的な目を向けてくる。ある日、毘遮王がついに声を荒げた。
「小蓮、修行とは真似事ではない!師僧から教えを受け、その教えを己で噛み砕くものだ!」
しかし小蓮は怯まない。その目には反発と、それ以上の何かが燃えている。
「じゃあ、俺はどうすればいい?女人だからって師匠も経もくれないんだ!修行をしたいだけだ!それがそんなにいけないことか?」
その言葉に、毘遮王は返すべき言葉を見失った。小蓮の存在は、彼にとって初めての「答えの出ない問い」だったのだ。

毘遮王が観想をしていると、またも小蓮が現れた。まるで木の葉に紛れる風のように、音もなく近づいてきて、彼の背後から声をかけた。
「おい、毘遮王。そんな呑気に座ってる暇があるのか?」
「また君か、小蓮。」
毘遮王は振り向きもしない。だが、心の中では少し驚いていた。気配を感じなかったのだ。
「修行ってのはこうやって座ってるだけか?つまらないな。」
小蓮は手近な石に腰を下ろし、枝を振り回しながら不満げに言った。
毘遮王はゆっくりと目を開け、小蓮をじっと見た。
「君が何を学びたいのか知らないが、修行は忍耐だ。そうやって何でも飽きっぽく捨てるようでは、何も得られない。」
「捨てる?俺が?」
小蓮は不敵な笑みを浮かべた。
「捨てるんじゃない。いらないものを見極めて、選ぶんだよ。」
毘遮王はその言葉に一瞬、眉をひそめた。幼い言葉ながら、そこには冷徹とも言える覚悟が滲んでいた。
「じゃあ聞くが、小蓮。」
毘遮王は少し挑発的に問う。
「何がいらないものだと、君は見極めた?」
「情けだ。」
小蓮はあっさりと答えた。
「優しくされても意味がないだろ?それより、本気でぶつかってくれる奴の方が信用できる。」
毘遮王は息を呑んだ。小蓮の言葉は鋭い刃のようで、周囲に流されがちな自分とは全く異なる感性を持っていることを感じさせた。しかしその直後、小蓮はふと枝を放り投げ、毘遮王に向かって子供じみた悪戯な笑みを浮かべた。
「なあ、毘遮王。この前、お前が寺の台所から隠れて持ってきた甘い団子、あれ、またないのか?」
「…あれは隠れて持ち出すものではない!」
毘遮王は呆れ顔で怒鳴り返した。
「だってさ、あの甘さって、俺には絶対に味わえないと思ってたものだろ?」
小蓮はケラケラと笑った。
「修行だけじゃ生きてけないってことだよ、毘遮王。」
毘遮王は、怒りながらもどこか心の底で笑みをこらえていた。小蓮の子供らしい天真爛漫さと、鋭くしたたかな観察眼――その奇妙な両立が、彼の存在をますます際立たせていた。そして、この瞬間の何気ない会話の中に、小蓮の冷徹さと孤高の道を歩む決意の片鱗が、静かに見え隠れしていたのだった。

「醍醐の黒胡蝶」――誰からともなく漏れたその言葉が、毘遮王の舞の全てを言い表していた。静かな夜の醍醐寺、舞殿に灯された灯籠の明かりが揺れる中、毘遮王の舞姿はまるで月下の風が形を成したように、軽やかで艶やかだった。上から下まで整った装束が揺れるたび、薄絹の袖が風を切り、見る者の心を掴んで離さない。その才能を知る者たちが噂を広め、彼が舞うと聞けば、身分を問わず人々が集まってきた。ある例祭では、ついに主要な役を任されるまでになり、毘遮王はその期待に応えるべく心の限りを尽くして舞った。その舞は、まるで空から舞い降りた神々の芸能のように見事で、見る者を次々に虜にしていった。拍手喝采、称賛の声があふれる中、空気は熱気を帯びていた。その場には、藤原成親卿――かつて平治の乱を義朝とともに戦い、風雅を解することで名高い中納言の姿もあった。名だたる歌人であり、音楽や舞踊にも造詣が深い成親は、立ち上る拍手と人々のざわめきの中で、他の誰よりも静かに目を細めていた。彼の目には、ただ舞う少年の姿だけが映っていた。
「この若者……何者だ?」
成親は自然と口元に微笑を浮かべ、誰に問うでもなく呟いた。そして、静かに袖を返すと、その場を立ち去った。
(了 作:伊東 聰、2025年1月26日日曜日)
<作者紹介>伊東聰阿野全成を追いかけて32年。阿野館こと沼津市井出の大泉寺にて、2021年より原則土日祝日に観光ガイドを行っています。機会があればぜひ足をお運びください。※不在の場合もありますので、確実にお会いしたい方は事前にご確認ください。※

今熊野観音寺 撮影:伊東聰


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