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自己紹介と、eスポーツにかかわることになったキッカケ

皆さま、はじめまして。
NGM株式会社の北浦諭と申します。
NGMという会社では

・eモータースポーツ大会「AUTOBACS JeGT GRAND PRIX」の主催

・プロゲーミングチーム「エヴァ:e」の運営

などをはじめ、eスポーツに関するさまざまな事業に取り組んでおります。

文章を書くのは好きな方なんですが、元来のめんどくさがりが厄し、「noteに何か書いてみようかな」と思いはじめてから実に1年以上経って、ようやく筆を動かすことができました。

今回が初の投稿となりますので、まずはオーソドックスに自己紹介と、eスポーツに関わることになったキッカケなんかを書かせていただきます。

プロフィール

わたくしは、大阪市大正区というそれはそれは閑静でブルジョワジーな下町で、1984年7月に生を受けました。
「諭」という名前は、その年に新一万円札の肖像になった福沢諭吉からいただいたもので、将来は氏のように学があり、お金もたくさん得られる人になりますようにとの願いを込めてくれたそうですが、今のところそのどちらも達成できてはおりません。

その後1988年、その年に神戸は東灘区で新たに誕生した人工島「六甲アイランド」の第一号住民として移住します。
いろんな縁で、父がそのニュータウンのまちづくりに関わることになったのがきっかけです。
(六甲アイランドの話はまたいずれ詳しく書きます)

その後、高校までを六甲アイランドで過ごし、大学時代は大阪で一人暮らしをしながら、レストランバーなど夜の時間が中心の飲食店でバイトをし、卒業後(2007年)もその流れで当時ミナミにオープンした今はなき「オンジェム」というクラブの社員になりました。
まあ、一言で言えばチャラチャラしていたということですね。

ちなみに学生時代は空手や野球などをかじっていましたが、非凡な成績は一切なく、勉強も中の中から上ぐらいの、至って平凡な青春時代を過ごしてきました。
(ここまでまだ読んでくれてる人がいるやろかというぐらい、本当に取り立てて凄みのない生い立ちですいません)

社長になったはいいものの…

その後ミナミの店を辞め、父が六甲アイランドで作ったイベント中心の企画会社「株式会社ニュースダスト」に就職します。
この時24歳。

この会社は地域に根ざしたイベントの企画や運営、あとは広報誌の発行などをしており、今年で満33年を迎えます。
六甲アイランドは人口約20,000人の街ですが、毎年恒例の夏祭りには延べ約30,000人以上が訪れます。

夏祭りの一コマ。真っ直ぐ歩けません。

親の後を継ぐ形でそのニュースダストの社長になったのが2015年。
なってみたのはいいものの、経営に関する勉強もまともにしたことはありませんから、全てが手探りというか、行き当たりばったりというか、今思うとよくまああれでやってこれたなという一言に尽きます。

とにかく目の前の仕事を必死にこなし、人が入っては辞め、入っては辞めを繰り返し、ヒーコラヒーコラ言いながらも、イベント事業やDTP(チラシやパンフ等)制作事業などで業績も人材も少しずつ安定してきました。
(コロナで吹っ飛びますが…)

出会っちゃいました「eスポーツ」

そして社長という立場にもようやく慣れてきたかなという2018年の終わり頃、eスポーツと出会います。

当時の僕は、eスポーツという言葉自体はいつかのドキュメンタリー番組を見て知っていましたが、まともなゲームは中学生で卒業してしまっており、それこそ「FPS?何それ?」「eスポーツって格ゲーの大会がほとんどじゃないの?」というおっさんでした。

今もゲームはほとんどしない(嫌ではないがやる時間がない)ですし、そもそも上手くないのです。
時代をときめくeスポーツのトップリーグ「XMOMENT」出場チームのオーナーにもかかわらず、シージのチュートリアルすらクリアできないので、選手たちには嘲笑されております。

そんな僕がなぜeスポーツの仕事をすることになったのか。
その理由は大きく2つあります。

①末端のイベント会社のままではいかんという危機感

②「国体」の二文字

無理ゲーすぎるイベント業界

まず①ですが、いわゆるイベント業界というのはどこもかしこも繋がりがモノを言う世界です。
うら若き男女が嬉々として押し寄せる華やかなイベントは当然大きなお金が動き、業界にいればいつかは関わってみたいなぁと思うものですが、まあどれだけ頑張っても末端の1コーナーの運営を任されるぐらいが関の山ですかね。

10年か15年ぐらい、力のある会社の下請け、孫請けなどを続ければもう少し上の位置にはいけるかもしれませんが、まあ僕にはそんな忍耐力はありません。

とにかく、縦にも横にも人の繋がりがモノを言う世界です。
言いまくる世界なのです。

こちとら四方を海に囲まれた陸の孤島でやってますから、そんな繋がりを持つことは容易ではないですし、仮に運営側の誰かと知り合えたとしても、大きなイベントなんてもうすでに組織が出来上がってしまってるので、入り込む余地はありません。

神戸には〇〇ナリエや〇〇マラソン、神戸〇〇花火大会、〇〇コレクションなど、ビッグコンテンツが盛りだくさんですが、当然ながら僕は全く関わりがありません。

ですが、だからといってこのまましがない街のイベント屋で終わるのも本意では無いし、何か自分の琴線を揺さぶる何かはないかな…。
そう思っていたところに現れたのがeスポーツでした。

あまりにも大きな二文字「国体」

2018年の10月末、ある方のオフィスでサッカー関係者の方と会う機会があり、
「来年eスポーツが国体になり、ウイニングイレブンが競技になる。その兵庫県予選をやれと言われている」
ということを聞きます。

そして
「リアルのサッカーならいくらでもできるが、ゲームは全く分からない。なのでよかったら協力してくれないか」
という、自分にとってはスーパーミラクルなチャンスボールが目の前にやってきたのです。

「国体?ウイニングイレブン?そんなパワーワードを聞かされて飛びつかないやつおるんか?」という心の躍りを抑えながら、
「私でよければぜひお手伝いしますよ」
と極めて冷静かつ紳士的に協力を表明し、初めてeスポーツに直接的に関わることになります。
(ちなみにこの案件は、近年稀に見る大失敗に終わりますが、その詳細はまたどこかで…)

そしてその後、あれよあれよという間に気がつけばeスポーツ三昧になっていき、2019年の7月、eスポーツに特化した企画会社「NGM株式会社」を立ち上げることとなります。

今後の投稿に乞うご期待!

ひとまず今回はこれまで。
どうでしょう、初めての投稿なのでドキドキしていますが、読みやすかったでしょうか?

今後は不定期になりますが、

・JeGTの立ち上げや公式シリーズ開幕の裏側
・エヴァ:e発足の裏話
・eスポーツでやってはいけないコト

など、これまでの約2年半で経験したことやこれからのeスポーツに思うことなど、様々な記事を投稿したいと思います。

よろしければ、Twitterもやっていますのでフォローよろしくお願いします。

記事に関するコメントもいただけると嬉しいです。

ではまた!





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