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紙のある100のシーン 大伴亮介のワンシーン画
紙のある100のシーン 大伴亮介のワンシーン画
2020.8.26-10.28
@竹尾見本帖 at Itoya7F (東京都中央区銀座2-7-15)
入場料:無料
「ワンシーン画」で有名な大伴亮介さん(Twitter @R_OTOMO) の小さな個展。
タイトルのとおり、紙や文房具が出てくる100のシーンが大きなボードに展示されているシンプルなものだが、お気に入りのシーンを投票するコーナーがあって楽しかった。
投票ボード。
私のお気に入りはこの2つ。
「爪を切り終えて足を上げたらチラシがくっついてきたシーン」
「丸いシールが切ったキウイをつなぎとめるシーン」
投票系ではよくあることだが、自分の感覚と世間の人気をとる作品の同じものやギャップが面白い。
会場について。
銀座をぶらぶら歩く時に傍目に見ては少し気になっていた、超一等地に建つ文房具屋さん「伊東屋」の本店に入る良い機会にもなった。
狭い床面積なので、ワンフロアごとにジャンルが違う文房具関連商品が置いてあって、さらっと見ながらどんどんエスカレーターで登ってゆく。その中には万年筆しか置いていないフロアもあって、展示ケース入りのものの中にはウン十万、ウン百万円のものも。漆芸を中心に伝統工芸をあしらったものやコラボレーション商品など。すごい世界を見たような気がした。
会場はその7Fの竹尾見本帖 at Itoya。以下の写真のように紙見本や製本の相談などができるお洒落な空間だった。
このnoteを書いていて知ったが、大伴さんはnoteでは小説の書き出しをひたすら投稿されていた。もう2年以上更新されていないけど、これもおもしろい。
展覧会URL
後日、Twitterで結果発表があったのも面白かった。
【投票コーナー 結果発表】
— 大伴 亮介(おおとも りょうすけ) (@R_OTOMO) October 29, 2020
投票総数4079票。予想をはるかに上まわる数で僕も竹尾の皆さんもビックリしました(賞品もないのにすみません)。ありがとうございました。100位から発表したいところですが絶対に飽きるのでTOP10のみ発表させていたします。ちょい長くなりますがおつきあいください。 pic.twitter.com/j95wvwEi7z