2024オフシーズンHOU補強予想
みなさんこんにちは、MLBのシーズンが終了したせいで暇を持て余しているあすとろのーとです
最近はNFLに興味を持ち始め、今はアストロズと同じヒューストンを本拠地としているテキサンズを応援しています
アメフトはこれまで見たことなかったんですが、なんとなく眺めてるだけでもなかなか面白く、詳しいルールが分からなくても十分楽しめてとても良いスポーツだなと感心しています
まだ詳しいルールは覚えられていないので、しっかり勉強して来年からは中継を見ながら応援できたらいいなと思っています
FAマーケット開場
激闘のワールドシリーズから早くも6日が過ぎ、5日間の独占交渉期間を経て昨日からついに2024オフのFAマーケットがフルオープンとなっています
まだストーブリーグが始まって1週間も経っていないのに、SNS上では早くも移籍情報が飛び交っています
独占交渉期間の間はQOとオプション行使の情報くらいしか来んやろと思っていたのですが、開幕からホルヘ・ソレアのトレードに驚かされ、オプション情報もけっこう衝撃的なものが多く情報が処理しきれません…..
去年と違って今年は市場の動き激しくなりそうですね
現状確認
さて、さっそくアストロズの補強予想を
といきたいところですが、現状を知らないと補強もクソもないですから、まずは現在の戦力確認をしないといけませんね
こちらが残念ながら今季最終戦となってしまった、DETとのワイルドカードゲーム時のロスターです
続いて、こちらが今オフFAとなるメンバーです
-アレックス・ブレグマン(3B)
-ジャスティン・バーランダー(SP)
-菊池雄星(SP)
-ホセ・アブレイユ(1B)
-ジェイソン・ヘイワード(OF)
-ベン・ギャメル(OF)
-ヘクター・ネリス(RP)
-ケンドール・グレーブマン(RP)
-ケイレブ・ファーガソン(RP)
-アレドミス・ディアス(UT)
‐ホセ・ウルキディ(SP)
‐オリバー・オルテガ(RP)
これを基に、各ポジションの補強の必要性について考えていきます
まずはフィールドプレイヤーから
C
キャッチャーは当然補強の必要はありません
ヤイナーとカラティニの2人を使えるのはMLB全体で見てもかなり贅沢な布陣で、これに加えて傘下にも今季ドラフト1巡目指名のウォーカー・ヤネック、今季プチブレイクしたセザー・サラザーなど戦力は豊富に整っております
来季はヤイナーの更なる成長に期待したいですね
1B
ファーストはかなり補強の優先度が高そうですね
不良債権となってしまったホセ・アブレイユへの支払いがもう1年あるとはいえ、シングルトン1人で戦い抜けるほど簡単な話ではないですから
将来の1B候補として期待されている傘下プロスペクトのザック・デゼンゾもまだMLBレベルには達しておらず、現状MLB30球団の中でもワーストレベルの戦力だと思っています
今季終盤はキャッチャーの2人をプラトーンでファースト起用するという暴挙にも出ており、かなり深刻な状況でした
2B
セカンドは言うまでもないですね
我らが最強のフランチャイズプレイヤー、ホセ・アルトゥーべ様の聖域ですから
守備走塁に衰えは見えますが打撃はまだまだ超一流、その守備に関してもデュボンやケッシンジャーでカバーできるので問題ありません
来季もリードオフとして打線を牽引してくれるでしょう
3B
来ました、今オフの最優先事項でございます
フランチャイズとして9年間、ヒューストンのホットコーナーを護り続けてきた男、アレックス・ブレグマンがついにFAを迎えました
本日球団からQO(クオリファイング・オファー)が提示されましたがおそらく受諾されることはないでしょう
傘下プロスペクトも全く育っておらず、デュボン以外にまともに守れそうな選手もいません
まさに大ピンチ、果たして来期は誰が守るのか…..
SS
ここも補強はないでしょうね
今季は残念な結果に終わりましたが、我々はまだペーニャの可能性を信じています
コレアの後釜として、数年後のチームリーダーとして、彼には今よりさらに大きくなってもらう必要があります
来季こそ期待通りの活躍を.…
OF
一見磐石に見えますが、ここも割と補強が必要なポジションです
攻守の要、RFのタッカーはいまだ契約延長できておらずこのままだと来オフFA、CFのマコーミック&マイヤーズは守備走塁に優れているものの火力不足、LFに至ってはレギュラーと言える存在すらいません
タッカーが健康にプレーしてマコーミックが23年の輝きを取り戻せばかなり強力ですが、そう上手くいくとは思いません
ヘイワード、ギャメルとの再契約もおそらくないと思うので、1人くらいは獲得したいですね
追記：
昨日付でトレイ・キャベッジをウェーバーで放出、NYYとの現金トレードでテイラー・トランメルを獲得しました
トランメルは左利きでパワーとスピードに定評のある選手ですが、打率の低さや三振の多さなどアプローチ面に難があり、レギュラーとして定着できるかは微妙なラインだと思います
魔改造出来たら儲けもん、くらいの期待度でいいでしょう
DH
一つだけ言わせてください
「「「守るな、走るな、ただひたすらに打て」」」
以上です
続いて、投手陣いきましょう
SP
ここが1番予想が難しいですね
補強、放出、どちらもありそうです
今季最終盤のローテはバルデス/ブラウン/菊池/アリゲッティ/ブランコ/バーランダーの6枚でした
ここから菊池とバーランダーがFAになるのですが、来春には今季全休だったルイス・ガルシアとLMJ(ランス・マカラーズJr.)が返ってきます
さらに夏頃にはクリスチャン・ハビアーも復帰予定、あと復帰時期はわかりませんがJPフランスもいます
こう考えると枚数はかなり足りてるんですよね
補強の可能性については、復帰組のクオリティが不明なこと、今後新たに怪我人が出ることなどを危惧しての補強は全然あり得ると思います
枚数は揃ってるとはいえ、クオリティがめちゃくちゃ高いわけでもないですから
そして放出について、こちらは後述するペイロール削減のための資金捻出を目的としたトレードでの放出がありそうです
とくにバルデスは来オフFAのため、バリューが高い今のうちにトレードに出し、補強ポジションの戦力やプロスペクトに変換するというのも1つの案かなと
ただどちらにせよそこまで優先度が高いポジションではないので、最低限野手の整備を終えてから考えて欲しいですね
RP
続いてリリーフ、ここは必須ではないですができたら補強したいポジションです
今季はブライアン・アブレイユ1人に頼りきりで、シーズン最初の2試合は出場停止、最終戦は雨天中止で実質159試合のシーズンだったにも関わらず78登板(MLB全体2位)もさせてしまいました
本当に申し訳ない
グレーブマンとマーフィーの全休、プレスリー、モンテロの不振など原因は様々ありましたが、まだ若いアブレイユにこれ以上無理をさせたくないですから
そのためにも登板数を稼げるリリーバーを獲得しておきたいですね
追記：
昨日付で今季44登板したセス・マルティネス、来期復帰予定だったペン・マーフィーがウェーバーで放出されました
意味わかんねぇよ
このままだと全然枚数足りません
どうするんだDana
CP
ここも補強は必要ないです
PSで悔しさを知ったヘイダーが来期無双してくれるのを期待しましょう
現状の戦力確認はこんなものでしょう
40人枠の関係で今日放出された選手も何人かいたので、独占交渉期間の5日間待った甲斐がありましたね
ペイロールのお話
戦力確認も終わったし今度こそ補強予想だ！
といきたいところですが、もう1つ確認しておかなければいけないことがあります
そう、資金問題です
良い選手を獲得するにはそれ相応の対価を支払う必要がありますから
アストロズが来期どこまでペイロールを許容できるのか、考えておくべきですね
こちらがFangraphsによる来期のアストロズの予想ペイロールです
年俸調停の結果次第で結果は異なるので上下する可能性はありますが、現時点では233Mくらいだと推定されていますね
来期のぜいたく税ラインは第1段階が241M、そこから20Mごとに301Mの第4段階まで設定されているのですが、来期許容できるのはおそらく第2段階の261M未満になると予想しています
オーナーのジム・クレインは以前からペイロールを削減したいという意思を示しており、先日GMのダナ・ブラウンからも今オフは補強を行う際に想像的になる必要がある、といった発言がありました
今オフは資金を節約しつつの補強になりそうですね
それを踏まえて考えるとFA補強に回せる資金が30Mもないことになるので、トレードを組み合わせて上手にやりくりする必要があります
今オフがまさにGM手腕の見せ所になるでしょう
補強予想
お待たせしました！それではここから本題、補強予想やっていきましょう！！
3B
まずは今オフの最重要事項、3B問題についてですね
これについては解答は1つだけです、ブレグマン再契約以外あり得ません
CO行使によってエウヘニオ・スアレスのAZ残留が確定した今、FA市場に出てくる3Bははっきり言ってブレグマン以外まともな選手がいません
ブレグマンに次ぐビッグネームで言うとCWSのヨアン・モンカダがいますが、直近3年間で208試合しか出場できておらず、WARも2.2しか稼げていない選手にAAV10～15Mも払えません
年齢も29歳でブレグマンと1歳しか変わらず、将来性が期待できるわけでもないので獲得する理由がないですね
他にもジオ・ウルシェラ(ATL)やドノバン・ソラーノ(SD)などはいますが、ウルシェラは打撃力、ソラーノは加齢による健康面がそれぞれ不安なので獲得はないでしょう
それ以上にブレグマンがヒューストンに欠かせない選手だというのが一番の理由ですね
まずは稼働率の高さ
長期離脱があったのは21年のみで、それ以外はデビューイヤーの16年と短縮シーズンの20年を除く全てのシーズンで145試合以上出場しているタフネスは間違いなく彼の長所です
そして攻守における安定感も素晴らしいです
9年間で通算WAR39.7を稼いでおり、打撃では毎年WRC+120付近をキープし、守備でもOAAで常にプラスを出しており、今期はついにGG賞を獲得しました
そしてなんといってもリーダーシップですよね
コレアほど顕著ではないですが頻繁に投手への声掛けをしており、菊池雄星覚醒のカギとなった球種割合の変更はブレグマンが助言したという情報もあるほどです
17年からの黄金期を支えたコア4がアルトゥーベ1人になるのは寂しいですから、なんとしてでも再契約して欲しいです
契約規模についてなんですが、おそらく生涯契約になるんじゃないかと思っています
アルトゥーベと同様にアストロズのフランチャイズスターとして、誠意を見せるという意味でも球団側はブレグマンが希望する長期契約を飲まざるをえないでしょう
金額的にはAAV25～30Mくらいの予想なんですが、来季の年俸が30Mとかになると他の補強にほとんど手を回せなくなるので、アブレイユとモンテロに対する支払いが残っている来季は15～20Mくらいの安い額に設定してくれればありがたいですね
1B
続いて1Bいきましょう
1Bは今オフの市場の中でもかなり選択肢が多いポジションで、正直誰が正解なのかは1年後に結果を見ないと分からないでしょうね
アストロズの獲得候補もかなり多いので、今回はtier makerの力をお借りして簡単な早見表を作って解説していきたいと思います
こちらが今回作成した表です
基本的に上に行くほど優先度が高く、左右差も一応つけてます
一番下は気にしないでください
まず一番上、大本命から見ていきましょう
ポール・ゴールドシュミット
1人目は言わずと知れた大スター、ゴールディです
MVP1回、HR王1回、打点王1回、SS賞5回、GG賞4回と、経歴は文句の付けようがないですね
ただ年齢は37歳とかなりのベテランの域にきており、今季は成績もキャリア最低のシーズンを過ごしました
今年の成績を見て衰えを感じた人も多いと思うのですが、僕は来季彼が復活できると思っているのでこの位置に置きました
今季前半はOPS.600台と目も当てられないほどの酷さだったのですが、後半戦はOPS.800を超える復調を見せ、最終的にHR22本OPS.716まで数字を戻したことからも十分復調の可能性があり、それに加えてアストロズの本拠地MMP(ミニッツメイド・パーク)は右打者有利の球場のためさらにブーストがかかるのではないかと思っています
実際Baseball SavantのExpected Home Runs by ParkのページではMMPでプレーしていた場合の通算HR数が293本となっており、これは実際の通算HR数から41本も多い数字です
契約規模はAAV10～12Mの1、2年くらいになる予想していますペイロールに余裕のない今のアストロズには最も適しているんじゃないかと思っています
ジョシュ・ネイラー
続いて2人目、ネイラー兄です
CLEの左のパワーヒッターで、OPS.700後半、HR30本くらいを期待できる選手です
長打率と選球眼が魅力で、分かりやすく言うとシングルトンの上位互換です
守備も決して悪くなく、大きなプラスは出さないものの大きなマイナスも出さず、無難にこなしてくれると思います
ただ1つ気がかりなのが、年俸調停の最終年なんですよね
今季の年俸は6.5Mとかなり安くこの金額で獲得できれば最高なんですが、Spotracの来季推定年俸が14.2Mとなっているので、そこまで上がるとちょっと考えなおす必要があるかもしれません(僕個人の予想は10〜12Mです)
そしてネイラーは来オフFAのため、獲得するためにはトレードが必須となります
その対価としてバルデスを放出、これが僕の思い描いているシナリオです
CLEは先発が不足しているチームのため、バルデスを売りつけるのにも適しており、WIn-WInのトレードになるのではないでしょうか
このトレードの良いところはもう1つあります
バルデスの来季の推定年俸は17.8M、おそらくどう転んでもネイラーより高い額になります
そのバルデスを引き渡してネイラーを獲得することで差分のペイロールが浮くんですよね
これによって約5Mほど他のポジションの補強に使用できるペイロールを確保することができるので、チームとしても理にかなったトレードになるということです
トレードで獲得する戦力としてこれ以上優れた物件はないと思っているので、個人的にはゴールディよりもネイラーを推したいです
大本命2人はかなり長めに紹介しましたが、ここからは手短に紹介していきます
欲しいけど獲れなそう
1.ヤンディ・ディアス(TB)
右打ちのアベレージヒッターでアストロズには適しており、保有期間も2年あるためかなり欲しい選手ですが、今季のTDLで一度トレードを断られているめ、獲得できる確率は低そうです
2.カルロス・サンタナ(MIN)
両打で攻守ともに優れており、年齢のためもあって契約も安い良物件なのですが、良物件すぎるために人気が高く、かなりの争奪戦になると思うので獲得は容易でではないと思います
3.クリスチャン・ウォーカー(ARI)
今オフの1B市場でも１，２を争うレベルの選手で、攻守ともにMLBトップクラスの1Bです
年齢が34歳のため契約もAAV15～20Mの予想で高くなく、間違いなくいい物件なのですが、ゴールディと違って長期契約を要求されそう、QO案件などの要素を考えると最適な選択肢ではないと考えました
また、高くないとはいっても15～20Mは決して安くない額ですから、少なくとも今のアストロズには大きなダメージとなりうる金額です
残りの選手については、今回は尺の都合上割愛させていただきます
Querieという質問箱で質問を募集していますので、理由が気になった方はこちらから質問していただければお答えします
OF
フィールドプレイヤーはこれで最後ですね
OFは選択肢が多すぎるので、個人的に気になった選手を何人かピックアップして紹介しようと思います
ランドール・グリチャック
AZで予想外の復活を遂げた33歳のコーナー外野手で、106試合の出場でAVG.291、HR12本、OPS.875とかなりの好成績を残しています
もともとパワーのある選手なので、フルシーズン出場できればまだHR20本くらい打ってくれるパワーはありそうです
年によって差はありますが守備走塁も苦手なタイプではないので、LF守備難易度の低いMMPなら問題なく守れるでしょう
今季はわずか2Mの格安契約でプレーしており、おそらく来季も5〜10M付近の安めの契約で獲れるはずなので争奪戦になるとは思いますが、獲得できればかなり大きな補強になると思います
トミー・ファム
MLBきっての武闘派、ファムおじさんです
これは戦力というよりは完全にデプス要因ですね
一線級からは退いたものの36歳ながら今だにMLBの舞台にしがみつくジャーニーマンで、熱いキャラクターがウリです
20-20を数回達成していた全盛期ほどの迫力はありませんがHR15くらい打てるパワーは残っているので、7、8番あたりに置いて最低限打ってくれれば十分かなと思います
契約も面今季は2.5Mで契約しており、来季もそのレベルの格安契約になる予想なので、資金が余っていれば十分獲る価値はあると思いますね
SP
投手編参りましょう
まずは先発から
現時点での来季の予想ローテが①バルデス②ブラウン③LMJ④ルイガル⑤ブランコ⑥アリゲッティとなっています
平均値は高いものの圧力に欠けるローテですよね
バルデストレードの可能性もあるのでエース級1人くらい欲しいところですが、資金的に余裕がないので可能性は低そうです
僕はトレードや年俸調停で上手く立ち回って何とか資金が確保できた場合のみ補強に動くと予想しています
菊池雄星
正直まともな候補は彼くらいです
本来なら安くてイニングの食えるベテラン先発と契約したいところなんですが、ウチのFA戦略的に当たるか分からない賭けはしないタイプなので、今季半年で結果を示した菊池雄星が最も適しているでしょう
実際ヒューストンに来てからの彼のピッチングは文句のつけようがないほど素晴らしく、お金さえあれば速攻で長期契約を結んでいたと思います
ただ移籍後の活躍のおかげでバリューが最も高まったタイミングでFA市場に出ることになるため、おそらく多くの球団からオファーがかかるでしょう
その中でもう一度ウチを選んでくれたらファンとして嬉しいですが、菊池本人のためにも1番良い契約を選んで欲しいです
一応契約規模の予想をしておくと、3y55Mくらいでしょうか
AAV15Mだと安いですが、20Mだと少し高い気がします
年数は年齢も加味して3年と予想しましたが、もっと長い契約を結べたら良いですね
RP
最後にリリーフ補強です
個人的に今日発表されたセスマルとマーフィー放出が衝撃的すぎて未だに受け入れられていないのですが、乗り越えていくしかありません
これが現状の来季ブルペン構想です
[確定組]
-ジョシュ・ヘイダー(LHP)
-ブライアン・アブレイユ(RHP)
-ライアン・プレスリー(RHP)
-テイラー・スコット(RHP)
-ケイレブ・オート(RHP)
-ブライアン・キング(LHP)
[暫定候補]
-ショーン・デュービン(RHP)
-ルイス・コントレラス(RHP)
-ニック・ヘルナンデス(RHP)
-フォレスト・ウィットリー(RHP)
-ベネット・スーザ(LHP)
[極悪給料泥棒]
-ラファエル・モンテロ(RHP)
HOUファン以外の方はおそらく太字の選手しか知らないでしょうね
それもそのはず、暫定候補のメンバーは消去法でリストアップしただけに過ぎないので、マイナーリーグレベルの投手ばかりです
最低限開幕の時点では暫定候補の人間をロスターに入れたくはありません
5人ローテで投手のロスター13枠を埋めるにはあと2人足りませんから、MLBレベルのリリーフを2人は獲ってきたいですよね(そう考えると来季復帰予定だったマーフィーを放出したのはガチで意味分かんないんですけどね)
もちろん大物リリーバーには手を出せませんから、お手頃で1年間ブルペンを守ってくれそうな投手を何人かピックアップします
アンドリュー・キットレッジ
STLで今季74試合に登板した34歳のベテランリリーバーで、スライダーとシンカーのツーピッチで抑えるタイプの右腕です
奪三振能力は高くないですが、今季はERA2.80と1年を通して安定していました
savantで指標を確認したところchase%だけ異常に優れていたのが謎で気になったのですが、打たせて取る技術が優れているんですかね
今季は2.263Mと年俸も安く、コスパがかなり良さそうです
ハンター・ストリックランド
今季LAAで72試合に登板した36歳の右腕で、とにかくタフなリリーバーです
直近3年は全て50試合以上登板しており、年齢を全く感じさせません
今季の年俸は800Kと超格安で、まさにお手頃リリーバーです
元HOU戦士
リリーフは安定感が非常に重要なポジションですから、勝手の分かる元HOU戦士をもう一度召集するのも1つの手段だと思います
市場には22年の世界一を知るメンバーも何人か出ておち、彼らをもう一度魔改造して使えたらかなり賢い選択になりますよね
トレードについて
補強ポジションは大体この辺だと思いますが、これら全てをFAで補強できる分の資金は当然ありません
また、個人的にDanaの「創造的になる必要がある」という発言の意図はトレードでの補強を行うことだと解釈しているので、今オフは積極的にトレード策に出るのではないかと思っています
プロスペクトの不足しているアストロズは当然MLBレベルの選手を対価として放出する可能性が高くなるので、自分の好きな選手とお別れをする心の準備をしておく必要があるかも知れませんね
個人的に可能性がありそうだと思っている選手だと
・エースのバルデス
・役割の被っているCFのマコーミックorマイヤーズ
・若い守備走塁要因のケッシンジャー
・ローテ候補でもプロスペクトでもない微妙な位置のJPフランス、
・28歳とプロスペクトにしては高齢だけどCのデプス要因としては十分仕事をこなせる能力のあるサラザー
この辺りでしょうか
バルデス以外はかなり確率が低いと思いますが、決してゼロではないと思います
僕は1B補強後にいらなくなったシングルトンがDFAされないか心配です(代打要因で残してくれ.…)
総括
今回は補強予想という名目のもと、長々と妄想を書き連ねて来たわけですが、これはあくまで僕個人の予想です
いちファンの意見なので参考程度に、くれぐれも鵜呑みにしないようお気をつけください
予想してみた感想ですが、今オフのアストロズの補強構想はかなり難しく、今後のチームを左右しかねない大事なオフシーズンになると思います
特に資金面がかなり苦しいので、上げた補強ポジションのうち2つ3つくらい補強できれば御の字だと思います
できればタッカーの契約延長もして欲しいですが厳しいでしょうね.…
今回のような難しいオフシーズンにこそGMの手腕が発揮されますから、Danaにはそろそろ名GMなのか迷GMなのかはっきりさせて欲しいですね
また3月ごろには実際の補強と照らし合わせて答え合わせのnoteも書こうと思っているので、ぜひそちらも読んでいただけると嬉しいです
それでは今回はここまで
最後までお読みいただきありがとうございました！！