ヒストリアは、リヴァイになれる-16タイプ
※16personalities(いわゆるMBTI)はBig5のような性格診断としてではなく、娯楽として楽しんでいます
初めてこの診断をやったのはたしか4年くらい前。アルバイト先の後輩と一緒にやった。当時私はINFP、後輩はINFJだった。
INFPは理想主義者、内向的、感性豊かなタイプらしい。就活の適職診断でも大抵芸術家タイプだったから、「だろうな」と思いつつ、芸術家タイプは社会不適合者という検索サジェストを見て落ち込んだ。そして納得した。当時、ちょうど一社目の会社を辞めたところで、フリーターとして接客のバイトを始めた矢先だったから。
なんでもいいからINFP以外が出ないかな、と救いを求めて何度か診断し直したが、見事に毎回INFPだった。泣いた。
不倫騒動後、友達に勧められて再びこの診断を受けた。ISTPに変わっていた。好奇心旺盛、合理主義、手先が器用、やられたらやり返すタイプ。うーん、全部合ってる。これ以降、何度診断してもISTPになる。
進撃の巨人で言うと、ヒストリアがINFP、リヴァイがISTPらしい。これら2つのタイプにはかなりギャップがあることがわかる。とはいえヒストリアは厳しい現実に直面してからは強さの片鱗を見せていたし、最終的には一国を治める肝の座った女王になった。
親(またはそれに準ずる人)に抑圧されて育った心優しい人はINFPになりがちだが、あらゆる逆境に折れずに立ち向かうとISTPに進化する、ような気がしている。完全に個人的な偏見だけど。進化、というとISTPの方がえらいような言い方になってしまうが、全くもってそうではない。本来の自分を生きていないことそれ自体が、枷になる。自分を押し込めて生きてきた優しそうな人が殻を破ると、そこから出てくるのはそう、人類最強のリヴァイなのだ。
女性のISTPはかなり少ないということも、私の心を軽くした。今に至るまで、周囲に馴染めた記憶が一切ないが、それは私がおかしいからではなく珍しい性格だったからなんだ!と気楽になった(そうだよね?)。
こんな使い方ならば、この診断もなかなか良いものだなと思う。ただ、診断されたがるのは人間のサガなので、楽しみつつあまり鵜呑みにはしないようにする。