~地方転職は難しい?vol.1~
今回はUターン転職について書いてみました。
私自身Uターン転職者なのでその時のことも少し思い出しながら、データを最新にして書いています。
~目次~
・難しい理由は圧倒的に求人数が少ない
・地方は求人数が少なくても求人倍率自体は高い!
・まとめ
~地方転職は難しい?vol.1~
昨今、首都圏からUターンやIターンでの転職活動を検討されている人が増えています。
しかし、地方での転職活動はその地域の求人数や会社の待遇などが首都圏と異なることが多いため「地方での転職活動は難しいのではないか?」と考えている人が多いのではないでしょうか。
今回は、地方での転職活動の支援している株式会社ストロングポイントが、地方での転職を考えている人に絶対知っておいてもらいたい情報と地方での転職活動を成功させるためのポイントをご紹介します。
ぜひ、地方で転職活動を成功させるための参考にしてください。
□難しい理由は圧倒的に求人数が少ない
地方での転職活動が難しい最大の理由は首都圏に比べてとても求人数が少ないことが挙げられます。
その例として2021年度の都道府県別の有効求人数が最も多かった東京都とその他のエリアの求人数を比較してみました。
■2021年度 東京都と地方の有効求人数比較
【都道府県】
・有効求人数(東京都との比率)
東京都を100%と考える 240,500件(100%)
兵庫県 79,913件(33.2%)
岡山県 42,474件(17.6%)
香川県 20,580件(8.5%)
徳島県 15,131件(6.2%)
高知県 14,231件(5.9%)
参考:GD Freak!データ
上記のデータから、東京都の求人数(24万0500件)と比較すると、香川県の有効求人数は2万0580件とたった8.5%しかないことが分かります。
求人数が少ないということは、求職者が希望する職業などの母数も少なくなるため、希望する転職活動への難易度が自動的に上がってしまうということです。
絶対的な企業数は首都圏に比べると地方は少なく、企業が求める採用活動の主な目的自体が「増員」よりも「欠員補充」である会社が多いことが求人数に影響を与えていると考えられます。
~地方転職の成功させるために!~
□地方は求人数が少なくても求人倍率自体は高い!
首都圏に比べると圧倒的に求人数が少ない地域がほとんどです。
ですが、転職活動が成功できないかというとそうではありません。その理由が求人数と求職者数の比率を示す「有効求人倍率」というものです。
倍率が高くなればなるほど、求職者に対して求人数が多くなるので仕事を見つけやすくなるということです。
2021年6月の全国の有効求人倍率は1.13倍でした。東京都で1.15倍と全国の有効求人倍率を上回っています。
しかし、東京都の有効求人倍率を上回る県は31県もあります。
そうなると東京都よりも有効求人倍率が高いので仕事を見つけやすいということになります。
求人数は少ないかもしれませんが、地域の特色に合わせて、希望する職業を探せば、転職活動を成功させるチャンスはあるといえます。
しっかり自分に合ったエリアで希望する仕事内容を見てみましょう。
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