離乳食問題
育児ものは、イデオロギーなのでこうして自分の経験を書くのが酷く恐ろしいのだけど、あまりに離乳食にエネルギーを使っている母たちの姿をみて、もう少し楽に…と言いたくて。
私の娘は6歳、ご飯に興味なし、少食。
ただ、熱などあまり出さず、1歳から保育園だが、最初の半年を超したら、一年に一度、呼び出しがあるかないかの健康体。
こういうことは、本当にそれぞれの子供次第なので、元気だけど、よく熱を出したりとか、たくさん感染症にかかってどんどん丈夫になって、など色々なパターンがあるから、その子なりのやりようで大きくなるしかない。
そうした中で、離乳食を食べる食べないとかが、母の評価みたいになっていることがとても気になってしまう。
もちろん、栄養バランス良く食べることが一番だけど、元気に大きくなっていれば、あまり気にしなくていいんじゃないかなぁと。
周りの子たちを見てると、そもそも食べることに興味ある子とない子に二分される気がする。
興味ない子は、食事中も落ち着かず遊んでばかり。だけど、そんな子たちでも大きくなるにつれ、おなかが空けば、ちゃんとごはんを食べるようになっている。
ところで。
人の子育てでは、ちょっと旬は過ぎてるけど、ビッグダディが、赤ん坊への初めての離乳食で、自分が釣った白身魚の刺身、生!をすり潰してあげていたのをみて、仰天した記憶がある。
自分の子は、母乳はよく飲むものの、全然離乳食を食べないので、作るのが面倒になって一歳半まで母乳のみだった。
でもまぁ元気だし、すごく小さい訳でもないし、とそのままにしていたところ、突如母乳を拒否し、いきなり普通食に。
とは言え、もりもり食べるとは程遠く、果物、バナナ、芋類…みたいな、猿のエサみたいなものばかり食べていた。
今でも、おままごとみたいな量しか食べないけれど、まあ元気で食べる種類も広がったから、いいかと。
周りの子では、母の手作りは食べないけど、レトルト大好きとか、パンなら食べるとか。
離乳食に限らず、特に子育ては、これだけ一生懸命やってるのに!というのを、全く配慮してくれない人を相手にしているので、そして、そんな配慮を求めることも見当違いなことなので、辛い努力をしないのが一番だと思います。
できるだけ、楽に。
たとえ、一口も食べなくても、全部遊んで放り投げたとしても、あらあら、で済むくらいの手間しかかけないことにする。
大人の白飯を潰したり、豆腐とかバナナとかそのまま柔らかいものにしたり。
とにかく、1才から2才くらいでのご飯問題をあまり気に病むことなく、元気ならそのうち食べるようになるさと、お母さんがおおらかに楽しく過ごしてくれるといいなぁと、つよく願います。
手作りじゃなくても、あまり食べなくても、元気ならオッケー!
お母さんも赤ちゃんもニコニコできるのが一番。