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なまずになりたいお年頃〜ばってん少女隊ureshiinoツアー於名古屋〜

春です。春といえばばっしょーの春ツアーです。

息をするようにZepp Nagoya公演のチケットを買い、会社に行くよりも早起きをして新幹線に飛び乗ります。
この辺りで一度、お財布と見つめ合って「東京だけでもよかったような…」と一瞬思うのですが、名古屋公演が終わる頃には「春ツアーは複数箇所行くのが醍醐味だよな!」という興奮に完全に上書きされます。
春という季節が気まぐれな気持ちを起こさせるのでしょう。

というわけで、二部はネタバレ控えめな名古屋興奮記録。
ネタバレ気になる人は薄目で見てください。
(絶対やるよね曲は曲名出してます。)


対バンでしか見れない光景、対バンで思い出す光景

一部は高嶺のなでしこさんとの対バン。
「可愛くてごめん」とりるあちゃんがTikTokでやった曲のサビくらいしか知らず、仕事に忙殺されて予習もままならず…で、楽しめるかなあ。。と不安だったが、「可愛くてごめん」で始まり、キャッチーなサビの曲が続くことで、気づけば体がノリノリだった。
あと松本ももなさんがかわいい。
ばっしょーカバーは「OiSa」。
ばっしょーが歌う「OiSa」は各パートが並行して進み、交わらない不可思議さがある一方で、たかねこさんの「OiSa」は波紋のように広がる神秘さを感じた。理子ちゃんパートを複数人で分けて歌ったりしたからかと。
他のグループに歌われることで、既存曲の思わぬ一面が見えるのも対バンの魅力である。
MCで橋本桃呼さんが元ラストアイドルで、その時もOiSaカバーをしたという話で、あ!あの時の!!と一気に記憶が呼び起こされた。
…当時はまだばっしょーはトーク回しがあまり得意ではなく、暴走する愛ちゃんと抑えられない理子ちゃんと、良き感じにまとめてくれたラスアイの皆さんで繰り広げられる光景がなかなか、なかなか……うん……だったなあ。ばっしょー成長したなあ。
その後の「乙女どもよ。」がとても好みだった。
「抗え乙女たち」「胸張れ乙女たち」といった女の子が自分を鼓舞する歌がドストライクなので…
あと籾山ひめりさんかわいい。

ばっしょーは「びびび美少女」をやってくれてありがとう🙏の気持ちでいっぱいだった。
諦めた頃に突如やるびびび。去年はkawaiiフェスでやったことを職場で知りめっちゃ歯噛みしたびびび。
「たかねこさんに可愛い曲で対抗!」枠で選ばれた(想像)であろうため、たかねこさんには感謝しきりである。
びびびを見るたびに6周年ライブのりるあちゃんを思い出す。
新学期deshiteで既にりるあちゃんに恋していた私だが、恋という沼には窪みがあって、その窪みにうっかりはまっちゃうとその沼からはもう抜け出せない…そんなことを教えてくれた6周年のびびびのスーパーりるあタイム(※)。あれ以来、スーパーりるあタイムを見る度に拝みたくなり、更なる深みに入る己の心の在り様を見るのである。
(※)長めの間奏でりるあちゃんがセンターでチアなダンスをにっこにこの笑顔で披露する至福の時間のこと

たかねこさんのカバー「僕は君になれない」はりるあちゃんが曲振りを噛んだのがかわい…シュッ…噛んでなどいないけどかわいい。
歌い出しがりるあちゃんで弾け飛び、カバー曲を通してばっしょーの澄んだ歌声が際立つ至福の時間だった。


さまざまのこと思い出す春ツかな

ツアー表題曲の「ureshiino」、リリイベではカメラ越しでしか見ていないため肉眼での全景は初めて。
もう始まりの演出からよい!!
ふふんふふふやふふふーと同じ系統の照明演出で、あー去年初めて見た瞬間から大好きな演出〜😫となっている間にもキラキラしたパフォーマンスが展開されていく。
りるあちゃんの「通りがかりのお姫さまは〜」の箇所で、スカートを摘んでひらひらさせてほんまもんのお姫さま!!!
皆さんは大なまずになりたいと思ったことはありますか?私はあります。

その後、ふふんふふふやふふふーも披露して大好き照明演出を余すことなく浴びる幸せ…。
「ureshiino」の歌詞にある「なめらかで透き通った」という表現は、ばっしょーそのもののことなんだな。

「でんでらりゅーば!」は初めて上手で見る。
下手からとはやっぱ見え方違うな〜とるんるんしているところに、りるあちゃんパートの「私の一番好きな場所で!」で指差しからの指ハートをくらってしまった…。
あの、後方から駆け出してくるりるあちゃんの、来る?もしかして来る?来たーー!!!!の一連の流れ、そして指差しに止まらず指ハートまでもらえ、目線を合わせたまま後退していく、こんなに強い時間ある???と呆然としてしまったし、心臓がドコドコ鳴るを越えて静まり返るし息はできないし。
こんにちは昨日の私、生きていますか?
隣の席の愛ちゃん推しの方が私と同じくらい興奮して、一緒にはしゃいでくれたことで命が救われる。そして他人へのレスに当人と同じくらい喜んでくれるこの心根の優しさを、私も持てるようになりたいなあと思う。

この後の記憶はしばらくの合間朧げだが、ふふふが始まりきいなちゃんの朗々とした美しい歌声でほぅ…とした中でなんとPARKGOLFさんの登場!!
ふんふふんふふふふから始まるぱーごるさんリミックスにはもう湧き上がることしかできない!
定番曲の合間に登場するふんふんふんとかエモーショナルすぎてどうにかなっちゃうよ〜
ぱーごるさんによるふふふんふふふやふふふんふーふふに、あああばっしょーワンマン来たなあああという思いに浸る。
えっこれが他の会場でも見れるなんていいんですか??絶対羽田ではパワーアップしているので、もう楽しみで楽しみで楽しみすぎる。

ふふふふふふんふやふふんふなどの懐かし曲、久々曲も次々繰り出されて、ああこれだから春ツアーは足繁く通っちゃうんだよなあ、としみじみする。
冬のワンマンやリリイベではやらない分、数年前の光景が色濃く思い出される。
3年前(⁉︎)の6周年ライブや温故知新ツアーでは、みんな「パフォーマンスをしっかりこなす」ことに一生懸命で、お姉さん組も「りるみゆを正しく導かなきゃ」という気負いが感じられた。そういえば温故知新ツアーで大きいパネルを使ったあたりから今のばっしょー演出の始まりがあったんだなあ。
2年前の7周年ライブではもりもりの演出に飲み込まれることなくパフォーマンスをやり切って、「ふぅ〜⤴︎⤴︎」と興奮する理子ちゃんがまだ目に焼き付いている。
1年前の想定の遥かななめ上ツアーでは、映像ではない演出でもここまで魅せれるんだ!という姿を見せてくれた。この辺りではすでに愛ちゃんは解き放たれていて、曲中にぬいぐるみでバミリを順番に叩くという謎行動をしていたな…

気がつけば愛ちゃんは抑えることなく自由に駆け回り、理子ちゃんは見事なトーク回しをやりつつも笑顔が増えて、きいなちゃんはあざとさをふんだんに発揮して、ちゃんせたはステージ上でもむふむふオタクをして、りるあちゃんは他メンバーとのユニゾンもきれいになって、みゆちゃんは自信ありげな表情が増えた。
春ツアーではこうやって成長しているメンバーの姿を存分に見ることができるので、毎回「行ってよかった!」になるし、翌年も気付いたら複数公演に足を運んでいるのだ。

えっこんなに素敵なライブをまたZepp Hanedaでも見られる!?
うれしいの〜( ˘꒳​˘ ) 

お後がよろしいようで。

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