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新しい働き方&学び方を息子と実験してみることにした(中1長男オフィス合宿編)

新しい働き方ラボに親子で参戦し、新しい働き方や学び方について実験する前置きや目的・背景などを計画書ではまとめています。
前回までの記事はこちら

今回は、研究計画でいうところのシーズン2【実験者に息子が加わり、夏休み期間中はオフィスを解放し共に課題に取り組む期間】の途中経過報告を記載します。
なぜ途中経過なのかというと、日中のシェアだけを想定していたのだけれど、息子(中1)が事務所で一人で寝泊まりしてみたい!というので、まさかの合宿が実現したので、その報告を記載します。

オフィスの間取り+生活環境を工夫

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最初の計画書にも記載したけれど、私の使用しているオフィスは6畳のワンルーム15平米で小さなキッチンと小さなユニットバスがついている。
エアコン完備で壁紙と床も全て張り替え済みで、駅から徒歩7分圏内にも関わらず、家賃が四捨五入したら2万円という「ここは本当に大阪か?」と見紛うほどの驚きの安さなのだ。(オフィス利用可物件)
(写真撮影時は、引っ越したばかりでまだ机が入っていなかったので現在は、そこに作業用の机がもう1台入っている。)

ただ狭さゆえに、生活するには少々工夫が必要そうで・・・住もうという発想は最初からなかったのだが、息子は違ったようだ。

というのも彼は、小学校2年生時に小児白血病に罹患し1年間の入院加療を経験している。わたしも24時間体制で付き添い入院をしたことがあり、いわゆる必要最低限のものだけで狭小住宅で暮らすということに耐性を持っているのだ。

そんなわけで、ひとまず2泊3日で息子が寝泊まりすることになった。
しかしそもそも寝ることを想定してレイアウトを考えておらず、もしかしたら仮眠するかも?と思って、これまた入院付き添い中に活用していた寝袋(-15度でも使用可能なやつ)は念の為持参してきてはいるが、フローリングだし^^;(ヨガマットは特に意味はありません)

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ということで、こちらを購入

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この「どや顔」・・・ww
そして、3日間、彼は何をしたかというと、ただひたすら現在取り掛かっている手作りOSプロジェクトの制作を進めていたのだそう。
Discordで仲間を募り、ある程度役割分担をして全体の4分の1くらいは進んできたと本人報告。

合宿で感じたこと

この合宿で一つ如実に感じたことは、息子のタイピングの速度が確実に速くなっており、もはやわたしなんて叶わない速度になっていることだ。

彼の特徴として「文字を紙に書く速度は非常に遅く」、また「縦書きの文章を読む速度は非常に遅い」のだけど・・・
一方で「横書きの言語コードをタイピングする能力」は、かなりのレベルなのではないかとオフィスをシェアしていて改めて感じる。

現在の日本では、こういった凸凹のある子供に対する合理的配慮に関して、それなりのエビデンスを積まなければ、学校生活の学習において「配慮」が発動しない。
うちの息子のように、明らかな学習障害であったり発達障害が見当たらない子どもは「苦手なんだね」で終わってしまって、そこを補完する手立ては自分たちで時間とお金をかけて「苦手である実績を実証」しなければいけない仕組みになっている。

合理的配慮って?

合理的配慮に関しては、聞いたことがない人もいるだろう。
内閣府の資料をご覧いただけるとわかり良いかと思う。(https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/pdf/gouriteki_hairyo/print.pdf
この合理的配慮というもの、理解しているつもりであっても、本当の意味で理解し、さらには適切な配慮がでる人は少ないように感じる。
過去にわたしの運営している一般社団法人チャーミングケアの音声配信で兵庫教育大学の小川先生に「合理的配慮」に関してお話をお聞きした回があるので是非聞いてもらいたい。

合宿を終えて

ひとまず今回の合宿は息子がひたすらPC作業を嬉々として行ったバカンスのような合宿となった。
わたしも10−18時の間は、オフィスを活用したが、いつもなら一人なので黙々と作業をすることが多いのだが、息子がいると話し相手がいるので単純に楽しいとは感じた。
ただ、言ってもまだ中学1年生なので作業中にお菓子を食べたり・・・それをこぼしたり・・・なんならプリンをひっくり返したり😱
そういう粗相付きの楽しさであるということは、念頭に置いておいた方がいいということをしっかと学んだ。

次回合宿の予定

息子は合宿の味を占めたらしく、クラブ活動がないお盆の期間にまた合宿を敢行するとのこと。次は、PC作業だけでなく「勉強」「夏休みの宿題」もやるように釘を刺しておいた。
しょぼんとしていたが、中学1年生でプチ一人暮らしを満喫できるとあって「わかった」と承諾していた。

今回の収穫(遊びの寄付:夜のカブトムシ合戦)

今回、わたしは一般社団法人チャーミングケアでクラウドファンディングを行なっている最中なのだが

このクラファンを見て、お金での寄付ではなくて「遊びでの寄付」をしたいと申し出てくださる方が出現した。
それを息子の合宿最終日にプレイベント的にオンラインで見せていただいたのがこちらだ。

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カブトムシの決闘!
病気や障害があってなかなか虫と接触したり、採取のシーンを見ることができないお子さんやきょうだいさんのために、「カブおじ」と呼ばれる方が、カブトムシの採取方法や特徴などを、夜行性という特徴をふまえて、夜にオンラインのライブで見せてくれたのだ。
近々、カブトムシオリンピックを開催予定だそうで、そのプレイベント的に私たちは鑑賞させていただいたのだけれど、合宿最終日の夜にとても楽しませていただいた。

わたしの今行っている、チャーミングケア研修では、こういった心の寄り添いであったり、きょうだいさんや家族への配慮などもふまえ、子どもの外見ケアやメンタルのケアを自然にできる人を育成していきたいと考えている。
*(病気や障害があるお子さんの兄弟さんは、どうしても患児の子供に遠慮をしてしまい、後々その我慢がトラウマになってしまうという課題がある。それを「きょうだい問題」という」)

まとめ

途中経過のわりに非常に長めの内容になってしまった。シーズン2に関しては、まだ日程が少しあるので、慎重に経過を観察していこうと思っている。
続編を楽しみにしていただければと思う。

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本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」により自主企画に採用された私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。
#私の働き方実験  ご興味のある方はこちらで詳細をチェックしてみてください。
https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

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最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
現在運営している病気や障害のある子どもと家族のための医療の隙間にあるトータルケアを啓蒙する「チャーミングケア」では、クラウドファンディングに挑戦中です。
All or Nothing 形式になっており、2021年8月25日までに支援が集まらなければ、いただいた支援は全て返却されプロジェクトの遂行は不可能になります。
ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。


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