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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。
<イントロダクション>
『IT/イット』『アナベル』の製作スタジオが贈る、「死霊館」ユニバース待望の最新作。もはやマーベル(MCU)に匹敵すると言っても過言ではないほど急拡大を遂げるメガヒットシリーズで、物語の舞台はついに80年代へ突入!この秋、新たなフェーズが幕を開ける!
ホラー界の鬼才であり、ユニバース生みの親であるジェームズ・ワン製作のもと、『ラ・ヨローナ ~泣く女~』やビリー・アイリッシュの MV「bury a friend」で世界に名を轟かせた新世代のビジュアリスト、マイケル・チャベス監督が描く、戦慄のアトラクションホラー!背筋も凍る、その真実…これもまた〈実話〉である――。
10月14日@ユナイテッドシネマ豊島園
鬼才ジェームズ・ワンの仕掛けたウォーレン夫妻をモデルとした死霊館シリーズ3作目。
今作は監督こそジェームズワンから変更になったが十分に期待のできる予告編から楽しみにしていた一本。
前半は日本のホラーの影響を受けた、存在感だけの悪魔との戦い、中盤から謎解き要素が設けられ、後半は怒涛のアクションを交えたホラーバトルを繰り広げるというのが死霊館シリーズの特徴だが、今回はさらにビジュアルに振り切ったパワーアップが施されている。
今回はなんと、過去の強敵たちも加わり大ピンチ、ウォーレン夫妻もシリーズを重ねるごとに中年になってきており、その二人の愛情の深さを見せつける中年ラブストーリーとしても中々面白い。
エンタメ作品としてどんどん磨きのかかっているだけに、死霊館シリーズから派生した『アナベル』や『ラヨローナ』といった死霊館ユニバースの作品の質の低さに少し不安を覚える。
今回は『ラヨローナ』からの監督抜擢だったが、この差は果たして、。。
2021年はジェームズ・ワン監督としての新作『マリグナント』も公開年になりホラー豊作の一年だ。
( N.T )