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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

<イントロダクション>
今問われる、ヒーローの宿命――
救ってみせる。愛する人も、世界も――
2002年『スパイダーマン』シリーズ、2012年『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ、2017年『スパイダーマン:ホームカミング』シリーズ、それぞれの時代ごとに“親愛なる隣人”としてNYを守り続けてきたスパイダーマン。「大いなる力には、大いなる責任が伴う」…
その言葉の通り彼らはいつも、掴んできた勝利の代償に、愛する人を失ってきた。
そして2023年—、そのスパイダーマンの根源とも言える〈運命〉に抗う、一人のスパイダーマンが現れる。

アカデミー賞を受賞したアニメーションの最高峰!
『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)は、コミックがそのまま動き出したような革新的映像表現と、誰でもスパイダーマン=ヒーローになれるというメッセージが高く評価され、アカデミー賞®長編アニメーション賞を受賞。さらにマーベル映画の中で初めて本格的にマルチバースを描いた作品として全世界を熱狂させ、「『スパイダーマン』映画史上、最高傑作!」とも評された。その最高峰のアニメーションが、今作ではユニバースごとに異なるアニメーションスタイルを取り入れるなど、前作を遥かに超えるスケールで新たな伝説をつくる—。

映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』 | オフィシャルサイト

流行りの「マルチバース≒多様性」の文脈だけで満足せず、
むしろレゴムービーよろしくフィルロード&クリストファーミラーが再び仕掛けた“原作厨“のラインから、
安易なダイバーシティの考えを逆照射させるアイデア(使い方合ってる?)が王道のヒーロー像と表裏一体であることをこんなにも、さも簡単そうに見せてしまうとは、、、!
しかも、そこを振りに前編という作品でありながら大きな鉤括弧で見事に締め括った、、。

相変わらずこのコンビの映画は、緻密な構造で頭の良さにドン引いてしまう。

コミック的漫画的アニメ的な画面演出はますます深度を深めていて、
この辺は2.3度見ないと気づけないとこ多そう、、。

( N.T )

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