流行りの「マルチバース≒多様性」の文脈だけで満足せず、
むしろレゴムービーよろしくフィルロード&クリストファーミラーが再び仕掛けた“原作厨“のラインから、
安易なダイバーシティの考えを逆照射させるアイデア(使い方合ってる?)が王道のヒーロー像と表裏一体であることをこんなにも、さも簡単そうに見せてしまうとは、、、!
しかも、そこを振りに前編という作品でありながら大きな鉤括弧で見事に締め括った、、。
相変わらずこのコンビの映画は、緻密な構造で頭の良さにドン引いてしまう。
コミック的漫画的アニメ的な画面演出はますます深度を深めていて、
この辺は2.3度見ないと気づけないとこ多そう、、。
( N.T )