青春18きっぷで静岡県内を超快適に移動できる普通列車に乗ってみた
静岡県・静岡市、静岡駅。平日夕方の主要駅では人がたくさん行き交います。皆さん、退勤のお時間です。
「青春18きっぷ」での飯田線の長い長い乗車を終え、豊橋から普通列車でどんぶらこと東へ進み、今静岡駅に到着しました。疲労でいっぱいです。
東海道本線の静岡エリアは大変な“難所”として知られていて、その理由は走行する普通列車のほとんどが都市型のロングシートであることです。
座れるならばそれだけで申し分ないのですが、長い時間ベンチのような椅子に座っているとなると話は別です。さらにこの時間はちょうどお家へ帰る方々が多く列車に乗り込みますので、座れるかどうかも怪しいところ。
「なんとかして座りたい、しかも快適に」という乗り鉄特有のわがままに駆られたテラヲさんはある列車の乗車を決めました。その名も「ホームライナー」!!
ホームライナーは、東海道本線静岡エリアを走行する有料列車です。平日朝夕の通勤時間帯にのみ運行していて、通勤客の救世主として活躍しています。有料と言ってもお値段たったの330円!!お財布に優しく、まさに救世主です。
ホームライナーに乗るには駅で販売している「乗車整理券」を買う必要があります。ホーム上でも専用の販売機があるので、静岡到着後すぐに買いました。
無事にホームライナー沼津6号の乗車整理券を購入できました。定員分しか販売しない仕組みなので、これで着席は保証されたわけです。よかったぁ。
駅のスタバで小休止したのち、ホームに戻るとすでに列車はいました。そして乗客もすでにそれなりに乗り込んでいました。窓側はもう埋まってしまいました。残念。ホームライナーは自由席なので、窓側に座りたいならば早めに乗り込むことをおすすめします。
ホームライナーに使われる373系は、普段は特急列車として使われる列車です。そのため座席にはリクライニング機能があり、疲れた体をどっかりと預けることができます。あ〜極楽。
「特急列車に使われる」と言いましたが、ホームライナーとして使われる場合は普通列車での運用なので、追加料金も330円と安いのです。
そして普通列車なので「青春18きっぷ」でも乗れてしまいます。僕も今回青春18きっぷで乗車しました。18キッパーにとっては神のような列車です。
ホームライナーは静岡〜沼津をで結びます。決して長くはありませんが、体をリフレッシュさせるには十分な時間です。
車内に「プシュッ」と“ナニか”を開ける音が響きます。どこかの座席では晩酌をしているようですね。暗闇を走る列車を肴に呑む酒はさぞかし美味いことでしょう!当時まだ僕は二十歳になっていなかったので、指をくわえながら暗闇を眺めておりました。
ここで超快適列車の乗車は終了、ここからは頑張って東京へ帰る必要があります。しかしこの時は沼津から普通列車のボックス席に座ることができたので、さほど苦労することなくお家に帰ることができました。
静岡エリアは難所ではありますが、色々と快適に移動できる“ハック”が存在します。快適な静岡の列車旅をお楽しみください!!
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました〜。
《おしまい》