Vol.26 特急列車の座席のマナー(?)について
つい先日、用事があって新宿に出かけていて、用が終わると暇だったので表参道から特急ロマンスカー・メトロはこね号に乗車しました。久しぶりのロマンスカーです。
平日の昼間のわりにはまあまあ人がいました。それでも3割行くか行くないかですが。ともかく、ゆったりとした空間を得られたのはいいことです。やっぱり特急列車は最高ですねぇ。
僕のすぐ後ろにはおやすみ中のおじさん、その2つ後ろに3人組の女性たちが座席をボックス状にして座っていました。これから箱根にでも行くのでしょうか。いいですねぇ。
ところが彼女たちは次の停車駅である成城学園前駅で下車。メトロ線を快適に移動するためだけの乗車に流石の僕もびっくり。中高生の僕ならやりかねないことでしょうが…。
しかし問題はそれじゃありません。彼女たちが降りる際、後ろで座席を前向きに戻す「ガチャン」という音がしなかったのに僕は違和感を覚えました。
「あれ?座席戻したのかな??」
後ろを振り返り、彼女たちがさっきまでいた座席を見ました。案の定ボックス状の座席はそのまま。おかげでどこに座っていたのかすぐにわかりました(皮肉)。
幸い成城学園前やその次の町田でも乗ってくる人はいませんでしたが、見ていられなかったので自分で元のポジションに戻しておきました。
僕が彼女たちに言いたいのは「座席くらい元に戻せよ」です。低い可能性ではありますが、その後の駅でそこを使う人がいるかもしれないじゃないですか。その後のことを想像して、自分で片付ける余裕くらい持っていて欲しかったです。
他にもリクライニングが戻っていない、飲み終わったカップが置きっぱなしになっている座席によく出くわします。リクライニングはまだいいとして、自分が出したゴミを捨てずに降りる輩は大変残念です。
確かに特急列車は特別で、浮かれる気持ちも分からなくはありませんよ?しかしその特別な列車も所詮は“公共交通機関”です。例え自分がいい思いをしていたとしても、次に乗ってくる乗客のことまで考えて行動しなければならないのです。
僕たちはこれからも鉄道旅の魅力を発信していく所存ですし、皆さんにも鉄道旅を楽しんでいただきたいのです。だからこそ特急列車をはじめとした座席のマナーには気をつけて欲しいと思っています。
皆さんもどうぞお気をつけて、誰もが楽しい鉄道旅をしましょう!!
というわけでVol.26、おしまいです。
次回のコラムも、お楽しみに!
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