北海道の“忘れ物”を千葉に取りに行くの巻【24冬日本半周#番外編3】
長い間ダラダラと最終章を伸ばしてきましたが、これが「本当の最終回」です。信用ならないと思いますが、今度こそ本当にラストです。
北海道の“忘れ物”
まず“忘れ物”と書いてありますが、別段北海道で何か落としたわけではありません。この旅での忘れ物と言えば、Rさんの「しゅっぽ紛失事件」くらいです。
今回の北海道及び東北の旅でしたいこと・行きたいとこはそれなりに訪れたのですが、一つだけ心残りというか実現できなかったものがあったのです。
それが、「音威子府そば」!!!
音威子府そばは音威子府の名物そばで、麺の色がとても黒いことから「日本一黒いそば」と称されています。そして宗谷本線・音威子府駅には、音威子府そばを提供する駅そばがありました。最北端への一本道にある駅そばは「北の果ての駅そば」と言われ、数多くの鉄道ファン・旅人を魅了してきました。
ところが2022年夏、そばの製造元が廃業。北の果てのそばは製造されなくなってしまいました。僕たちが北海道にやって来たのはそれから1年半後、当然駅そばは消滅していて、味わいたかったそばはもうそこにはありませんでした。
まさかの復活
しかし音威子府そばは滅びません。「何度でも蘇るさ(追悼の意をここに表す)」
千葉県茂原市にある「音威子府食堂」がそばの廃業を知り、地元の味を何とかして残したいと開発を始め、昨年1月より「音威子府そば」の販売を開始。消えかけた名物はここに奇跡の復活を遂げたのです。
と、言うことで僕たちはかの地で果たせなかった“忘れ物”をうんと南の千葉県で回収することにしました。どうです?なかなかに良い“オチ”でしょ??
珍列車に遭遇しつつ茂原駅へ
お店があるのは千葉県茂原市、茂原駅から歩いて10分弱のところにあります。以前金券ショップで購入した残り3回分の青春18きっぷでのんびり向かいます。今回の訪問で2回分消費するので、あと1回分残っているわけですね。これでまたどこか旅しようと思います。
順調に駒を進め、外房線の誉田駅に着いたその時!!
「うお!!なんだありゃ!!!」
Rさんの叫びに思わずホームへ目をやると、おおおお!!??
なんと、ホームに停まっていたのはJR東日本が誇る最高級クルーズトレイン・TRAIN SUITE 四季島さん!!普段なら東北とか信州らへんにいるものなので、千葉県でクルーズ列車として運行しているだなんて寝耳に水でした。
そばの前に大変いいものを見れたには見れましたが、おかげでメインのそばが薄れてしまいました(笑)。
思いがけない出会いを挟み、一行は茂原駅に到着しました。
念願の音威子府そば
いよいよ念願だった音威子府そばです!!G社の地図を頼りに店を目指します。と言っても、駅前の大通りにある交差点を右に行ってそのまま直進すれば到着します。
お店自体も2019年創業と、最近出来たものだそうな。ジモティーらしき人たちが入り口付近のテーブルを占拠していましたが、キッチンの真向かいにあるカウンター席は空いていましたので、待つことなく入店出来ました。店内は広いわけではないので混雑にはご注意を!!
ここでいただくのはもちろん音威子府そば。Rさんはもりそば単品を、僕はそれとマグロの漬け丼をセットで注文しました。
黒い麺はやや太めでコシがあり、食べ応えがあります。当たり前ですが、美味いです。
うーん、これ以上表しようがない。食レポここまで(笑)。もっと表現を勉強しなければいけませんね。
これで北海道での心残りは消え、僕たちの北日本周遊旅行は“完全に”完結しました。まっさか旅の終点が千葉の郊外だったとは、皆さんも予想していなかったことでしょう(笑)。
それでは最後に、20数回にわたって続けてまいりました「鉄路で日本"半周" in 2024 Winter」をお読みいただき、ありがとうございました!!
次回のストリングスの大冒険もお見逃しなく!!
※ これは連載記事「鉄路で日本"半周" in 2024 Winter」の一環です。