見出し画像

Vol.7 夏休みのストレス

皆さん、今年の夏休みはいかがでしたか?コロナの規制が緩和され、旅行や色々なイベントが解禁された今年は、今までの鬱憤を晴らすものだったことでしょう!

ところが僕・テラヲもそんな中の一人だったかと言うと、少し懐疑的です。大学生になって初めての夏。普通は楽しむことに忙しいはずなのですが。

実を言うと僕の大学生生活初の夏休みは楽しいどころか、そのほとんどがストレスを抱えるものだったということを告白いたします。西日本一周を果たしたRさんとは対照的なのは癪ですけれど、もっともそうならざるを得なかったのです。


まず皆さんだったら「大学生の楽しい夏」を過ごすために、その前に何をしますか?多くの答えは「バイト」かと思います。身もふたもない話ですが、お金が無いと何もできません。ですので大学生になったらバイトを始めてコツコツとお金を貯めて、夏でドカンと使ってやる。こう考えるのが普通です。
西日本一周を果たしたRさんも同じく、休日に10~12時間という労働基準法度外視のシフトを自ら組み(自分で好きに長時間やってるので法には触れません)、時給という時給を頂いたのちにあのような壮大な冒険をしたわけです。

こう記すと「テラヲは春先にバイトも始めなかった怠惰な野郎だ」と心無いレッテルを貼られてしまうかもしれませんが、ここからは僕の弁明です。弁明と言ってもバイトを始めなかった理由は一つだけ、やれるような状態ではなかったということです。

どういう状況だったかについての明言は控えますが、僕は夏半ばまで身体的に体を思い切り動かせる状態ではなかったのです。職種にもよりますが、バイト先に多いスーパーの品出しや飲食店のホール・キッチンは体を使うので身体に負担をかけます。
塾講師も考えたのですが、いかんせん得意科目が社会、それも日本史と需要の低い科目しかなく、人にものを教えるという社会的責任が僕にあるかというと無い部類だったのでやめました。

そんなわけで今年の夏はバイトもなし、出かける予定もほとんどなしの超絶暇人生活を送ることを余儀なくされました。これがストレスのたまる源でした。

今まで小中高と、休暇でも平日は勉強に多くの時間を費やす生活を送っていました。それが無くなった今、暇をもてあそぶ術を知らないので退屈と謎の罪悪感が襲いました。とはいえバイトもないので時間をお金に還元もできない。暇がストレスになるとは考えもなかったことです。

そして今、ようやく夏が終わります。暇というのがどれほど苦痛でつまらないものか痛いほどわかりました。色々と多忙で過ごしてきた人は、やはり多忙な環境でないと張りのない生活になってしまうのでしょう。
もう暇人生活はこりごりです。


こうしてテラヲは、多忙な生活へと戻るのであった・・・。


というわけでVol.7、おしまいです。
次回のコラムも、お楽しみに!


「テラヲのうぃ~くりぃコラム」の記事一覧はこちらからどうぞ!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?