レンタカーでお手軽日帰り利尻島観光のすゝめ【夏の日の2024 #8】
(前回の記事)
北の大地の果て・稚内市にあるライダーハウス「みどり湯」から歩くこと3km、稚内港フェリーターミナルに到着。今日は稚内から日帰りで利尻島に行きます。
学割適用で往復4,800円のきっぷを買っていざ乗船。利尻島・鴛泊(おしどまり)港まではおよそ1時間40分です。
さて利尻に着いたらどうしよう。最寄りのレンタカー屋さんのHPには免許取得後3か月以内の初心者マークつき人間は1人では貸してくれないとのこと。
まあ仕方ありません。カーシェアも、あるわけ、ないか…あった！あるぞ。
タイムズのカーシェアが期間限定で利尻島内にも進出しているぞ。
とはいえ当日の予約は埋まっていました。同じことを考える人は他にもいるんですよ。そりゃそうです。諦めて自転車を借りて島を巡るかと考え、フェリーターミナル前でロードバイクをピックアップ。お尻の痛みと体力と闘いながらの旅となります。
そして展望台にやってきました。自転車をそこらへんに止めて道なき道を上へ上へと歩いていきます。
草をかきわけながら、虫さんの邪魔をしながらたどり着きました。
いやあ、今日は本当に最高の天気です。利尻富士が大変美しく太陽の光を受けています。
で、ふとタイムズカーシェアアプリを開いたそのとき。なんと空きが出ているのです。誰かがキャンセルしたのでしょうか。すかさず予約してしまいました。
予約したところで、いやまて今日この自転車、1日フリープランで借りてしまったぞと気付きました。1時間400円から借りられますが、1日フリープランだと1,500円。あいにく体力も持ち合わせていませんので、できれば車でまわりたいとは思っていました。ここは1,500円を捨てても利尻島観光を優先しようと考え、自転車を返しに行くことに。
そして窓口の方に、やっぱり車を借りられたから車で行くことにしたんだと告げると、「じゃお代はいいよ。たいして乗ってないでしょ？」と言っていただき、1,500円丸々返していただきました。この時点で借りてから1時間経過していましたので、せめて1時間分の料金だけでもお支払いしたかったのですが、受け取ってくれませんでした。
この大変親切なレンタル自転車屋さんは「雪国レンタル」。この記事に名前を載せることがお礼になるとは1ミリも思えませんが、紹介だけさせていただきます。
原チャリの貸し出しも行っていますので、次回こそはお世話になりたいものです。
そして出発。免許を取得して1か月も経っていませんので、下手くそな運転ですが、無事故無違反を目指します。
利尻町立博物館は休館。まあ今日月曜日ですし、仕方ありません。またきます。
さて運転していると集中力を使うのでお腹が減ります。ちょうどお昼時ということで、北海道名物・セコマのご登場です。利尻にきてうまい海鮮でも食べるかと思いきやセコマ。
途中野塚展望台に立ち寄りました。が、ナビに入れても検索には引っかからなかったので、登録がないものと思われます。まあ1本道ですので、見逃さない限りはナビに入れる必要はないと思われますが。
利尻島を1周していると、利尻富士を360度全方位から見ることができます。この日の天気はとんでもなくよく、きれいな利尻富士をもこからでも見ることができました。
途中、駐車場代が無料だという利尻空港にも立ち寄り、飛行機見物。ちょうど札幌からきた全日空4929便を見ることができました。
利尻島は周囲63kmほどの小さな島ですので、一周するにもそれほど時間はかかりません。道も広く、運転が下手くそな私でも走りやすかったです。
お土産を買うなりなんなりしていると稚内行きのフェリーが出る時間となります。朝と同じように1時間40分かけて稚内に戻り、昨日と同じ「ライダーハウスみどり湯」に宿泊します。
(次回へ続く)
明日は稚内を5時台に出発して宗谷線を南下、石北線も乗り通し、さらには知床斜里駅まで向かわなければなりません。
この旅始まって以来の長距離移動ですが、車を運転することはないので、ぼちぼち飲みながら行きたいと思います。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは。
〈執筆：R〉
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