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出雲大社で縁結びを祈ってから、満席のはずの寝台特急「サンライズ出雲」に乗って東京に帰る
昨日は岡山駅前の快活CLUBに宿泊。
3週間の日本半周旅行が終了し、今日は予算の制約は特に設けず、旅行のおまけ的な位置づけでお届けしたいと思います。というわけでまずは特急やくも号にて出雲市を目指します。
岡山を出発する前に後楽園に立ち寄る
今朝は7時半ごろにネットカフェを出て、列車の発車まではまだ1時間半ほど時間がありますので、朝早い時間帯の後楽園に行ってみようと思います。
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前回来たのは2週間ほど前。そのときは木々の葉が色づいていることに気づきませんでしたが、一部で紅葉が始まっているようでした。季節の流れを感じます。
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出雲市に到着
岡山から特急で3時間ほど、終点の出雲市に到着です。12時を過ぎていますので、出雲大社に行く前に昼食をとりたいと思います。
せっかく出雲にきたので、割子そばをと思い、出雲市駅前の「奥出雲そば処 一福」に入ってみました。注文したのは「彩り膳」。「数量限定」だそうで、割子そばの天ぷらセットです。
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出雲大社までは一畑電車で移動。私が前回家族旅行で来たときは工事中だったので、この姿を見るのは初めてです。
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楽しい寝台列車の旅
旅行が終了し、というよりも無理やり終わらせ、ここから先に予算の制限は特になくなりました。といってもお金があるわけではありませんが、気を取り直してここからは寝台列車の旅。サンライズ号には「シングルデラックス」「シングル」「シングルツイン」「ソロ」「サンライズツイン」「ノビノビ座席」があり、「ノビノビ座席」以外は個室寝台となっています。
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実はテラヲさんも同じ列車に乗っていますが、彼は「ソロ」、私は「シングル」を利用しています。本当は私もソロにしたかったのですが、これは単に空席がなかっただけです。サンライズ号の詳しい説明は彼の書く記事に譲るとして、私はここでシャワーを浴びてから晩餐を楽しみたいと思います。
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寝台特急「サンライズ」号の空席について、ちょっと込み入った話
ここから先は、サンライズの空席にまつわる少々込み入った、マニアックな噂話をしたいと思います。
このサンライズ号の寝台券はなかなか取れません。鉄道ファンだけではなく、幅広い層から高い人気を集める列車なのです。本来であれば、きっぷが発売となる1か月前の午前10時に窓口に行く以外に空席を確実におさえる方法はほとんど皆無です。私は数日前から、暇さえあればネットで空席状況を確認してキャンセルを狙っていました。直前になるとキャンセルによって意外にもあっさり空席は出るものだ、という話も聞いてはいたのですが、いつまでたっても空席は出ません。とある駅のみどりの窓口がガラガラだったので、ダメ元で空席を問い合わせてみると、なんとシングルが1つだけ空いているとのこと。ネットでは満席と表示されているのに窓口で問い合わせると空席あり。どういうことだと思いつつ、乗車券とともに即購入しました。まさか手に入ると思っていなかった私の手は文字通り震えていました。驚きと、これで帰れるんだという想いとともに。
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で、本題はここからです。ここまできて私は「予備席」の存在を思い出しました。これは、JRから公式に説明がなされているわけではありませんので、あくまでも噂話です。”都市伝説”だと思って話半分にお読みいただければと思います。
サンライズ号には予備の寝台が用意されていると言われています。発車1週間ほど前になると、その席の予約ができるようになるというのです。しかもその席の発売状況はネットの空席照会には出ず、窓口で直接聞かなければわかりません。こいつの存在を思い出したのです。
購入した寝台券を見ると「6号車29番」。これは6号車の上段の1番端。これはまさにその予備席なのではないか?と思ったのです。もちろん最初からわかっていて購入したわけではありませんし、たまたま窓口があいていたから空席を尋ねたにすぎないという、まさに偶然の産物です。「もしかしたら窓口で聞いたら違うかもしれない」というなにか本能のようなものが働いたのでしょうか(笑)。
確証はありませんが、おそらく私は予備席を確保したようです。サンライズ号に乗りたいと思っている方、発車1週間前に窓口に問い合わせてみてはいかがでしょうか。シングル1席であれば押さえることができるはずです。
本当にありがとうございました
台風13号の影響によって一部区間で計画運休が発表されましたが、特に何事もなく翌朝7時8分、東京駅に到着。
何はともあれ、ここまでお読みくださった方にお礼を申し上げたいと思います。今年の冬にもこりずに、今度は東北・北海道方面へ同じように貧乏旅行に出かけようと考えていますので、今後ともお読みいただけると泣いて喜びます。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは。
〈執筆:R〉
※ これは連載記事「日本半周旅行 in 2023夏」の一環です。