正しい靴の選び方・履き方
皆さん、こんにちは。ストリングスメンバーの無量谷です。
いきなりですが、、、
今履いている靴はどんなことを重視して購入していますか?
歩きやすさでしょうか?
履きやすさでしょうか?
機能性でしょうか?
玄関先まで行くのに、出かけるために、練習のウォーミングUPでなど、靴の用途は様々で、その場面に合った靴を履くのがベストだと思います。
しかし、靴選びに失敗すると怪我をしたり、
思ったパフォーマンスが出せないことがあります。
今回は知ってそうで知らない
正しい靴の選び方・履き方
についてです。
この記事を読んで、足元からパフォーマンスUPとケガ予防を見つめ直す きっかけになればと思います。
■合っていない靴を履くデメリット
足のサイズに合っていない靴を履くとデメリットが沢山あります。
大きいサイズを履いていると、靴の中で足がずれやすく、 そのズレを抑えるために足の指みに力を入が入ります。
そうすると、足に常に力が入っている状態なので、関節に負担がかかり 扁平足など足の変形を助長、腰・膝への負担が増します。
特に小学生は足のアーチが形成される大事な時期なので、 成長が早いからと言って大きめのサイズを選ぶのは大変危険です。
また、小さ過ぎると足先が丸まってしまい、足の指に力が入らなかったり、靴ずれを起こしてしまいます。
脱ぎやすさ履きやすさ、大きくなるからではなく、未来のことを考えた、 今の自分に合った靴選びをして下さい。
■靴選びのポイント
こちらが靴選びのポイントになります。
もっと細い部分があるのですが、4つに絞りました。
皆さんは普段、靴を購入する際、この項目の内いくつ注意して購入できているでしょうか?
ちなみに、私はは靴について勉強する前までは、ただ履いてサイズを合わせていただけなので、1つもクリアできていませんでした笑
次からは靴選びのポイントを1ずつ、詳しく説明して行こうと思います。
1.サイズが合っているか
日本は外国に比べ、靴の脱ぎ履きの文化があります。
そのため、大きめのサイスを選ぶ傾向があります。また、サイズを合わせる時、靴を履いて合わせている人が多いと思います。
それでは自分に合ったサイズを選ぶことはできません。
サイズを選ぶ方法は、
写真の様に、中敷きを外してその上に足を乗せ、踵を合わせるだけです。
すごく簡単ですよね?
これをやるかやらないかだけでもかなり変わってきます。
試しに家にある自分の靴でぜひチェックしてみてください。 以外にオーバーサイズの人が多いのではないでしょうか?
※靴は基本、中敷きが外れるものを選んでください。
2.靴の踵部分が潰れない靴か
指で摘んでいるここは 「ヒールカウンター」と言います。
ヒールカウンターの最大の役割は足首の横ぶれを抑えてくれることです。
ここが柔らかいと足首が左右に不安定になり、土踏まずが潰れやすくなってしまい、扁平足を助長します。
また、土踏まずが落ちてしまい、足先が外に向きやすくなり、すねとの捻じれが生まれ、疲労骨折やシンスプリントの原因にもなってきます。
自分の靴がの踵が潰れてしまわないかチェックしてみて下さい。
ランニングシューズでも長期間履いていると潰れて来るので、 そうゆう場合は買い替えを考えましょう。
3.足の曲がる部分が自分の足と合っているか
この部分は、「フレックスポイント」と呼ばれ、 体重を前に移動させる~蹴り出しで重要になってくる部分です。
ここが硬いと前に重心を移動しづらい、無理やり移動しようとして足首が過剰に反ってしまい、歩き方・走り方が変わり、腹らはぎが張りやすいなどの症状に繋がります。
また、柔らかすぎも扁平足や足底腱膜炎を助長します。
つま先を曲げて柔らか過ぎず、硬すぎない靴を選びましょう。
4.つま先と踵の高低差があるか
ここが平坦だと、前への推進力が生まれづらく、 それだけ自力で力が必要になります。
ドロップが高い靴は安定感のある走りをサポートしてくれるため、長距離や怪我に不安がある人にはオススメです。
逆に、ドロップが低い靴は接地ポイントを前にすることで重心を前方し、 スピードが出しやすい走りをサポートしてくれます。
日々の練習では練習をしっかり消化することも大切ですが、 どれだけ疲労を翌日に持ち越さないかが大切になってきます。
野球は、ランニングシューズを履いて競う競技ではありません。
そのため、上の写真の様なドロップがやや高い靴がオススメです。
■正しい靴の履き方
最後は靴の履き方です。 ここを間違うとこだわって選んだ靴も台無しになってしまいます!
靴を履いたらつま先をトントンする人がいますが、
踵に合わせてトントンしてください!
そして、足首を反らし、下から徐々に強く結んでいって下さい。
画像だとわかりにくと思うので動画をご参照ください。
余談ですが靴で有名な選手として、
バスケットボール選手の田臥選手がいます。
田臥選手は踵の怪我以来、靴を7分かけて履くそうです。
靴と足のフィット感を大事にしているということは、
田臥選手は足の感覚がものすごく繊細なのだと思います。
今回はランニングシューズを元に紹介しましたが、スパイクも同じです。
いかがだったでしょうか?
靴選びは「デザイン」や「履きやすさ」だけで判断してはいけません。
本当に「自分の足に合っている靴か」の見極めが必要です。
特に保護者の方は子供の靴を購入する際、紹介してきた靴の選び方をしていただければと思います。
合った靴を履くことで子供の怪我予防に確実に繋がります。
将来の自分・子供の体への投資として、妥協せず、
自分にあった正しい靴の選び方・履き方をしていただければと思います。
チームストリングス 無量谷裕哉
■チーム紹介
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