大阪環状線から出ていくとんでもない列車達
僕は結構な阪和線&大阪環状線ユーザーだ。大阪環状線と言えば、大阪首都圏を環状しつつ一部電車は遠心力に耐えられずにUSJ、関空、和歌山、奈良に飛ばされることで有名だろう。さらに関空と和歌山へ行く電車は関空・紀州路快速として連結されて運行されることがほとんどであり、乗る号車を間違えたら別の場所に連れて行かれることでも有名である。
阪和線には夜の時間帯に、1日1本運行されている紀州路快速 御坊行きというのがある。普段の紀州路快速は寝過ごしても和歌山で止まるので引き返せばいいが、この御坊行きは別格。御坊に着いた頃には電光掲示板に「☆☆☆本日は終了しました☆☆☆」とまるで煽っているかのような文字が表示される。なお土休日ダイヤの場合、御坊行きの紀州路快速は2本出ている。どちらの電車も御坊まで乗り過ごしてしまうと戻ることはできない。
紀州路快速 御坊行きは御坊行きの最終列車なのである。
実はロングラン運行するのは阪和線だけではないということを先日知った。大阪環状線から奈良方面へ向かう大和路線にも夜間に1本だけロングランする電車がある。それが区間快速 五条行きである。五条駅は和歌山線と接続する駅であり、ここから和歌山駅まで行くことができる。
ちなみにこの五条行きも最終列車となり、始発まで身動きが取れなくなってしまう。
今回は大阪環状線から出ていくとんでもない最終列車を紹介した。このような事態のならないためにも行き先の確認は重要である。この記事を読んだみなさんがこのようなことにならないことを切に願う。