”このチームで限界まで続けたい”約2年、一緒に苦楽を共にした3人がApex世界大会に出場を決めたワケ ~Noxi編
みなさんこんにちは!
e-sportsチームNOMURAYA STRIDERZ NAGANO広報担当です!
今回はSTRIDERZ Apex部門が見事日韓1位✨という結果を残し、世界大会に出場することが決定いたしました!🎉
前回に引き続き、Apex部門に所属するNoxi(のくしぃ)にインタビューを行いました!
少し長くなりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
ー改めて、世界大会出場おめでとうございます!!Noxiさんは他の皆さんからのインタビューで『Noxiさんはすごい』という言葉が結構出てきていました!そんなNoxiさんが、実はここで悩んでいた、とかこれを頑張った、というようなことはありますか?
Noxi:自分の武器を見つけること、ですかね。SyanaMu(しゃなむ)さん、Re1qz(れいあず)は他タイトルのゲームもやっていたり、大会にも出ていたりしたんですけど、僕は中高6年間全くFPSに触れていませんでしたし、2人に比べるとゲームの経験が全然なかったんです。だから2人に負けないよう何か自分の得意なことを見つけないと、と思い、色々と試行錯誤していました。例えば、バイトがある前日にランクマッチを繰り返して、バイト当日はバイト中に前日の戦況を思い出しながら、「あのタイミングで自分がこういう動きをしていたら、こうなったんじゃないか」と頭の中で色々想像してましたね。あとは射撃訓練場でひたすらそれだけ練習したりとか…。
ー四六時中Apexのことを考えていたんですね…。そこからどういった自分の武器を見つけられたんですか?
Noxi:『常に冷静でいられること』です。プレイ面以外の話になるんですが、3人でプレイしていると、SyanaMuさんとRe1qzで意見がぶつかることが多々ありました。当時はコーチもいなかったのもあって、僕が中立の立場でいることが多かったんじゃないかなと思っています。具体的に言うと、2人の意見がぶつかった時は、まず2人の意見をそれぞれ傾聴します。そういう時ってついつい熱くなってしまって、言葉が強くなってうまく伝わらなくなるので、僕が聞いた意見を自分の中で整理します。そこでお互い伝えたいことに誤解が生まれないように意識しつつ「これってこういうことだよね?」ということを伝えていました。
コーチが世界大会進出へのカギ
Noxi:そうやってずっと3人でやってきてはいたんですが、やっぱり僕たち3人だと試合での失敗一つ取っても何がだめだったか選手目線でしか意見を言えませんでした。そのせいで切羽詰まってしまい、焦りが出て、雰囲気が悪くなるという場面もありました。でも途中でとても優秀なコーチが入ってくれて試合全体を見てくれて、IGLの指示についてのサポートをしてくれたことで、そういう部分がなくなり、選手全員が自分のプレイに集中できるようになって、日々のスクリムで成長を感じられるようになりました。やはり、自分たちが持っている手札で戦っていても、限界が来てしまう。そこでコーチが新しい手札を持ってきてきてくれたことで、チームがかなりレベルアップしたことが、ここまで来ることに大きく影響したと思います。
ーコーチの存在がかなり大きかったんですね…。他にも世界大会進出に大きく影響した要因はありますか?
Noxi:3人でここまでやってきたから、だと思います。他のチームだと選手の入れ替えがよく発生すると思うんですが、自分たちは長く一緒にやってきたことで、お互いの意志や温度感を感じ取ることができますし、動きもスムーズに合わせることができました。これは長くやってきたからこその大きな武器だと感じています。練習スタイルも同様で、僕はずっとゲームに集中し続けられるタイプではないのですが、それをみんなが理解してくれているので、良いコンディションを保ちつつ、頑張りすぎない程度に継続して質の高い練習を行うことができています。
ーコーチ、そしてこの仲間がいてくれたからこその勝利ということですが、そうして世界大会進出を勝ち取った時はどんな気持ちでした?
Noxi:「嬉しい」という気持ちが一番に来ましたが、実は「いつ辞めるか」まで考えていたこともあったので、「諦めずにここまでやってきて本当に良かった」と心から思いました。また、「このチームなら世界でも戦える」という自信がずっとあったので、実際に世界で戦うことへのワクワク感も大きいですね。
このチームのメンバーが、他の誰よりも優れている
ー「いつ辞めるか」まで考えた、という話がありましたが、それでも諦めずにやってこれたのはなぜですか?
Noxi:味方の存在です。他のチームだと「この人と合わないから辞めたい」っていうのが良くあると思うんですけど、みんな仲間を大切にしようとする意識がとても強く、各々が「このメンツでやりたい」と考えていると思うんです。だから、自分が辞めたとしても、みんなならきっとうまくやれると思いますが、その姿を見た時に絶対後悔するだろうなって。あと、自分が辞めたことで他の2人がバラバラになるのも嫌だし…また、うちのチームメンバーはどこのチームの人よりも優れています。だからプレイ面でかなり信用できるし、何よりみんな人として温かい。だからこそ、このメンバーで限界まで続けたいと思っています。
ーアツい…。それでは世界大会への意気込みやチームへ何かメッセージをお願いします!
Noxi:世界大会への意気込みとしては、このメンバーなら優勝を目指せる位の実力があると本気で思っています。出来るだけ高い所へ、後悔しないよう戦いたいです。あと、チームへのメッセージなんですが……僕こういうこと言うの苦手で…面と向かってはなかなか言えないんですけど…