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中間報告 パービフォリア
極細葉系中間種(中型選抜) 地植え
管理 枯れ葉、咲き終わった花茎の除去等。
※中間種の報告です。
この株、この開花期最初の開花。
ストレリチアの中で中間種は、レギネー種の次に咲き始めるところ、この株は少し遅れる。
それは、葉身が小さいと言うか、殆ど無いから。主脈が少し残る位。
それでこの開花期は、ジャンセアの早咲きと殆ど同じタイミングで咲き始めた。
よって、中身はジャンセアの様な・・・。
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中間種は、ジャンセアとレギネーとの交配種。
しかし形態的には、両親を足して二で割ったでは無い。
具体的に葉身の大きさでは、ジャンセアが0、レギネーが10とすると、中間種なので、その子は5になりそうなところ、実際には2以下位。
つまり、ジャンセア寄りになる。
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この系統は更にジャンセア寄りで、細長い葉身が付くだけ。(下写真)
その様な個体が比較的揃って出たため、「極細葉系・・・」として区別した。
今回の株に関しては、極細葉系の中で最もジャンセア寄りで、葉身はほぼ無くなった。
それなら、ジャンセアで良いではないかと。
その判断は、遺伝子分析を行わないと・・・。
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花は、花首や仏炎苞に赤色系発色が出る個体が多い。
ジャンセアの場合、原種や原種交配からその様な個体の出現は少ないので、この系統で葉身の無い個体を次世代ジャンセアとしても悪く無い。
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