見出し画像

我が家のスタンダード

最近、午後になると雨になって、庭に置いてある鉢植えの水やりが省けて助かっている。

毎年、梅雨明けから今月一杯位は晴れの日が多く、水やりは水道水頼りだから。

この時期、何処か出掛ける方にとっては都合が悪いかも。

しかし、植物を管理している身としては、大気が不安定になる事も悪くない。

これからも、毎日でなくても良いので、たまに降ってもらいたいもの。

全体の様子

さて、雨と言っても、ビニールハウスは話は別で。

そこは気温を上げるために都合は良くても、雨水は排除される。

仕方が無いので、他で溜めておいた雨水をジョウロで与えるわけですが。

そこに、かなり前バラを鉢植えにして置いておいたら、その場所で根付いてしまって、今では見上げる程。(上写真)

その形態は、スタンダード仕立て状。

幹が一本立ち上がって、上の方で枝を広げて、時期が来れば多数咲いて、ハウス内はバラの香りが充満する。(下写真)

茎の様子(矢印=初めのシュート)

どうやって、こうなったか・・・。

それは自然に。

その証拠は、中写真矢印の幹から細い枝が幾つも出ている。

それは、管理していない事を意味する。

開花の様子

良く、「スタンダード仕立て」と言うと、野薔薇の長い茎を準備して、高い位置で接ぎ木して仕立てている。

それをご覧になって、「野薔薇なんて手に入らないよー!」とか、「接ぎ木なんて出来無いよー!」とか仰るかも。

大丈夫です。市販の苗からで。

それを選定しなければ。

切るから低くなっちゃう。

切らなければ、上に伸びていく。

それだけ。

一番勢いのあるシュートを一本、伸びるだけ伸ばして、目標の位置で止めれば、その辺りから枝が広がる予想。

ちなみに写真品種は、「パパメイアン」、「ミスターリンカーン」、「オクラホマ」のどれか。

その普通の接ぎ木大苗から。

放任でこうなるので、その気で取り組めば、比較的早く樹形が整うのでは・・・。

いいなと思ったら応援しよう!

極楽鳥花植物園
よろしければチップをお願いします。コロナ禍とそれ以降の値上げラッシュによる個人消費低迷で、売上は厳しい状況が続いています。頂いたチップはクリエイターとしての活動費に充当します。