プロンプトの分野別の種類と例
下記の例はほんの一部の大まかな分類にすぎません。さまざまな用途があります。実際には、さらに多くのプロンプトを複合して使用します。
ABA(応用行動分析)におけるプロンプトの種類:
物理的プロンプト:行動を引き起こすために物理的な手がかりを提供する。
例えば、指を差して物を指し示すことで「取ってください」という行動を促す。増加プロンプト:行動を行うために関連する情報や手がかりを与える。
例えば、カップが空の場合に「水をください」と言うことで水を飲む行動を促す。時間プロンプト:特定の行動を行うために時間的な制約を与える。
例えば、午後3時になったら「おやつの時間です」と言うことでおやつを食べる行動を促す。
言語療法におけるプロンプトの種類:
モデル化プロンプト:言語モデルや他の人の発話を示すことで、患者がその言語パターンを模倣することを促す。
語彙プロンプト:特定の単語やフレーズを提供することで、患者がそれを使用して意思疎通を行うことを促す。
内省プロンプト:患者に自分の感情や経験について考えるように促す質問や提示を行う。
ライティングにおけるプロンプトの種類:
描写プロンプト:特定の場面や対象物を描写するように促す。
例えば、「あなたの好きな季節について書いてください」というプロンプト。物語プロンプト:特定のストーリーの開始や続きを書くように促す。
例えば、「ある日、突然ドアの前に小さな箱が置かれていました。それを開けてみると...」というプロンプト。観察プロンプト:周囲の出来事や観察したものについて記述するように促す。
例えば、「窓の外を見て、そこで何が起こっているかを書いてください」というプロンプト。
ChatGPTにおけるプロンプトの種類:
質問プロンプト:ChatGPTに対して特定の質問を投げかけることで回答を求める。
指示プロンプト:ChatGPTに対して特定のタスクや指示を与え、それに従って行動を促す。
会話プロンプト:ChatGPTとの対話を始めるために初期のメッセージや挨拶を提供する。
MicroStrategyにおけるプロンプトの種類:
フィルタープロンプト:データを特定の条件やフィルターに基づいて絞り込むための入力を求める。
ソートプロンプト:データを特定の順序でソートするための指示を与える。
表示プロンプト:特定のデータやレポートを表示するための要求を提示する。
特別教育におけるプロンプトの種類:
ビジュアルプロンプト:画像やグラフィックスを使用して概念や指示を示す。
手がかりプロンプト:具体的な手がかりやヒントを提供して、問題解決や行動の指導をサポートする。
音声プロンプト:音声や音響を使用して情報を伝える。例えば、音声合成デバイスを使用して指示を提示する。
スピーチセラピーにおけるプロンプトと手がかりの種類:
モデリングプロンプト:言語モデルやセラピストの発話を示すことで、患者が発話を模倣することを促す。
キューシステムプロンプト:特定の音や音節、リズムを示すことで、患者がそれを用いて発話を行うことを促す。
手がかりカード:イラストやキーワードを示すカードを使用して、患者がそれに関連する発話を行うことを促す。
Cognosにおけるプロンプトの種類:
レポートプロンプト:特定のデータやレポートを表示するための要求を提示する。
フィルタープロンプト:データを特定の条件やフィルターに基づいて絞り込むための入力を求める。
集計プロンプト:データを集計したりサマリーを作成するための指示を与える。
プロンプトエンジニアリングにおけるプロンプトの種類:
アクションプロンプト:特定の行動を起こすための指示や提示を行う。
考慮プロンプト:特定の要素や視点を考慮するように促す質問や提示を行う。
リフレクションプロンプト:自己評価や反省を促す質問や提示を行う。
Midjourneyにおけるプロンプトの種類:
進行プロンプト:特定の作業やタスクの進行状況を示すための指示や要求を行う。
ヒントプロンプト:解決策やアイデアのヒントや提案を提示する。
アクションプロンプト:特定の行動や決断を促す指示や提示を行う。