「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2024」Division F 第8節
本配信
Division F 第8節 対戦カード
第1試合
【AWAY】Belc FAV gaming vs VARREL【HOME】
第2試合
【AWAY】Crazy Raccoon vs 広島 TEAM iXA【HOME】
第3試合
【AWAY】Yogibo REJECT vs CAG OSAKA【HOME】
第1試合
Belc FAV gaming vs VARREL
現在5位6位同士の対決となるこの試合。FAVとしては今シーズン一勝はほしい。VLとしてもここ勝てないとプレイオフの望みが薄くなっていくため、負けられない試合となる。FAVのオーダーは直近調子のいいts豪鬼を大将に置く布陣だ。VLの布陣からすると豪鬼は誰にも不利を取らないので納得の選出である。それに対してVLのオーダーはりゅうせいJPにだいこくガイルというAWAYで被せられた組み合わせを再度挑んできた。前回だいこくガイルが勝っているとはいえガイルはJPを苦手としているので、HOMEでも重ねていくということはだいこくガイルがよほど自信があると見える。だいこくは破れてしまったもののVLとしては中堅の水派、大将マゴが勝利し、望みをつなぐ30pt獲得となった。
先鋒戦
【FAV】りゅうせい CJP VS 【VL】だいこく Cガイル
結果:りゅうせい 2-1 だいこく
前半節では大将で当たったプレイヤー同士の対戦。りゅうせいとしてはリベンジマッチとなる。序盤は前回の対戦のようにだいこくガイルが弾を盾に上手く近づき、りゅうせいJPに対して有利な展開を作れていた。後半ではなり、りゅうせいJPが待って対応するのではなく、自らジャンプや通常技の押し合いを挑み、近距離で勝っていく。体力リードを作ることができたりゅうせいJPがペースをつかみ、りゅうせいJPの勝利。
中堅戦
【FAV】りゅうきち Cケン VS 【VL】水派 Cキャミィ
結果:りゅうきち 1-2 水派
WWで水派に負けているりゅうきちと前節ときどのケンに負けてしまっている水派キャミィの対決。お互いに雪辱を晴らすための一戦となる。序盤は落ち着いた展開から水派キャミィが立ち回りでペースをつかんでいく。りゅうきちケンもしゃがみ中Pの置きからリターンを取りつつ、強気な地上戦で押し返す。拮抗した展開で1-1までもつれた試合は最後はりゅうきちケンのラッシュに対して水派キャミィのジャストパリィが決まり、水派キャミィの勝利。
大将戦
【FAV】ts C豪鬼 VS 【VL】マゴ Cジュリ
結果:ts 1-3 マゴ
しっかりマゴジュリが来ることは読めていたというtsと豪鬼戦は完成したというマゴの対戦。序盤はマゴジュリの地上戦の上手さが光る。マゴジュリとしてはts豪鬼の波動拳の対処は難しいが、ts豪鬼がリターンを取りに来たところを的確に返し、逆にリターンに変えていっている。2回のインターバルを挟んだ後、ts豪鬼がじっくりと地上戦からマゴジュリの攻めをいなしきり、1セット返す。しかし、マゴの地上の技振りが的確でリターンを取られてしまい、最後にはts豪鬼のミスでゲームセット。マゴジュリの勝利となった。
最終結果【FAV】10 - 30 【VL】
第2試合
Crazy Raccoon vs 広島 TEAM iXA
現状の2位3位対決でプレイオフ圏内を争うチームとしてはここは負けられない一戦となる。CRのオーダーは直近勝っているボンちゃんをリザーブで、CPT優勝したshutoを大将に置く布陣。IXAの布陣として守りが弱いキャラが多いので、shutoの攻め豪鬼が、刺さると判断したと考えられる。それに対してIXAは先鋒のかずのこキャミィにひかるマノンをぶつけてきた。AKI的に厳しいキャラが多く、今回はCR戦はマノンを出す絶好の機会ではある。大将shutoに対してはひびきリリーを出してきた。ひびきリリーの強気なコマ投げによって相手の守りを崩していければ、勝機はあるだろう。結果としてはCRが40ptとなり、CRはプレーオフへ王手、IXAとしては激化する3位争いに巻き込まれる結果となった。
先鋒戦
【CR】かずのこ Cキャミィ VS 【IXA】ひかる Cマノン
結果:かずのこ 2-1 ひかる
前半節では延長戦で対戦し、かずのこが勝利した組み合わせ。ひかるとしてはリベンジであり、このために練習していたマノンをここで出してきた。試合展開はゆっくりとした地上戦をじっくり行う展開に。ひかるマノンの通常技に対して、かずのこキャミィが近づきずらそうにしている印象があったが、要所のODストライクが刺さりチャンスを作り、1セット目を取得。インターバルを挟んだ2セット目は、かずのこキャミィがひかるマノンの通常技が引っ掛かり、ひかるマノンが体力リードを作る展開で有利に進み、そのまま取得。第3セットではかずのこキャミィが有利な展開をつくる。前半では上手くかみ合わなかった起き攻めの読み合いが噛み合いはじめ、一度チャンスをつかむと大幅体力リードを取ることができていた。そのままの展開で押し切り、かずのこキャミィの勝利となった。
中堅戦
【CR】どぐらCベガ VS 【IXA】ACQUA Cブランカ
結果:どぐら 2-0 ACQUA
初戦以降負けなしと調子のいいどぐらと直近3連敗と厳しい展開が続いているACQUAの対戦。1セット目はどぐらベガがリードを取り、ACQUAブランカが守りに回る時間が長くなっている。2セット目では逆にACQUAブランカの通常技が噛み合い、そのままの勢いでセット獲得。最終セットどぐらベガがリードし有利な状況になるが、最終局面でお互いに判断ミスがあり、しっかり最速小技を押していたどぐらベガが勝ち切った。
大将戦
【CR】shuto C豪鬼 VS 【IXA】ひびき Cリリー
結果:shuto 3-1 ひびき
シンガポール優勝しSFLでも勝ちたいShutoとIXAのピンチを任されたひびきとの対戦。お互いの上手さと強気の読み合いにより激しい展開になる。リーチで勝るリリーに対してShuto豪鬼が差し返しなどを駆使してチャンスを作り勝ち切る展開もあれば、ひびきリリーがShuto豪鬼のパリィを見てからのコマ投げや、歩いての大攻撃などで力強くリターンを取っていく。この試合を決めたポイントはShuto豪鬼の端攻めの上手さだ。豪鬼の火力とShutoプレッシャーのかけ方がよく、ひびきリリーが画面端で倒しきられてしまう場面が多く見られた。最後も画面端でのShuto豪鬼の攻めが決まり、Shuto豪鬼の勝利。
最終結果【CR】40 - 0 【IXA】
第3試合
Yogibo REJECT vs CAG OSAKA
現在1位のRCはここで勝利し、プレーオフを確固たるものとしたいところ。現在4位のCAGとしてはここ勝ってプレーオフ圏内に近づきたい。RCのオーダーは鶏めしをリザーブに置き、Lesharエド大将のいつもの布陣。暫定1位なので、勝負しにいく選択を取る必要はなく、無難にポイントを稼いでいけばいいので、オーダーには納得だ。それに対して、CAGのオーダーはLesharエドに対してえいた豪鬼を出してきた。CAGの中で爆発的な火力を出せるのはえいたの豪鬼、もしくはフェンリっちのブランカなので、どちらかをLesharに当てたいところだが、何か起こしてくれそうなえいた豪鬼に任せたのだと考えられる。結果として、RCが40ptとなり、RCはプレーオフ確定。CAGはプレーオフ圏内へ負けられない戦いがはじまる。
先鋒戦
【RC】あきら Cキャミィ VS 【CAG】フェンリっち Cブランカ
結果:あきら 2-1 フェンリっち
CPTシンガポールでフェンリっちが勝利している組み合わせ。あきらとしてはリベンジ戦となる。終始フェンリっちブランカのODゲージをいとわない攻めの展開にあきらキャミィが翻弄されている印象がある。しかし、あきらキャミィがフェンリっちブランカの隙のある連携に対しては的確に対応できており、お互いに速い展開を制した方がラウンドを取る展開が続く。フルラウンドフルセットまでもつれたこの試合はあきらキャミィのすばらしいリーサル判断が功を奏し、あきらキャミィの勝利となった。
中堅戦
【RC】ときど Cケン VS 【CAG】GO1 C春麗
結果:ときど 2-1 GO1
現在延長入れて4連勝と勢いに乗るときどと、ときどには大会で勝ったことがないというGO1との対戦。GO1春麗が中足からチャンスを作れている展開が続き、そのままストレートで行けるかと思われた。しかし、ときどケンの持ち味である粘り強さと勝負強さをいかんなく発揮し、2セット目を逆転し取得していく。最終セットではときどケンの画面端での立大Pと迅雷脚でGO1春麗のODゲージを奪っていき、バーンアウトを誘発していた。そこからインパクトからの崩していき、ときどケンの勝利。
大将戦
【RC】Leshar Cエド VS 【CAG】えいた C豪鬼
結果:Leshar 3-1 えいた
今季SFL最優秀プレイヤー筆頭のLesharとCAGのピンチを任されたえいたの対決。序盤2セットはLesharエドの完璧な立ち回りによって、えいた豪鬼の攻めも対応されてしまう。しかし、百鬼襲での釣りなどは通っているため、攻め入る隙はあるが、厳しい展開となっている。インターバルを挟んだ第3セット。Lesharエドがトドメを刺しに前のめりで攻めてきたところをえいた豪鬼が迎撃に成功し、なんとかセットを取り返す。第4セットでもえいた豪鬼がチャンスを掴み、体力リードをとるもLesharエドの勝負の切り返しCAが決まり、そのまま逆転。Lesharエドの勝利となった。