バンド遍歴3

結局VOCALが抜けるタイミングで、ベースの奴と徹底的に話し合い、ドラムも辞めて貰って、京都のメタルギタリスト(元ヤン)とベースの音楽仲間のグラインドドラマーにヘルプで入ってもらった。曲もメタリックな感じにしていった。ただ自分はこの時刻みが全然駄目で誤魔化してたな。

このメンバーで取ったデモが良く出来ていて、割と大きなイベントにも呼ばれたりするようになったかな?ちなみにこの頃メンバー全員ヘッドからキャビまで持ち込んでたから、ライブは軽い引っ越しみたいやったわ。

毎日毎日刻みを練習してた。一日に何時間も。でも全然上達しなかったな。多分今の方が弾ける(笑)今はベーシストやけど。そのうちヘルプのドラムが抜けて、初心者のドラムを入れるんやけど、どんどん評価が落ちていってた。ただその時に入ったドラマーも毎日スタジオに入るイカれた奴で、なんか背中にお絵かきしてるし、コイツからも沢山影響は受けた。そうこうしてる内にベースがバンドで東京に行きたい、て言い出すんよね。ほんで辞めた。確か26歳。この時は自分には何も残らなかったと感じたけど、全くそんな事はない、このバンドをやった事はかけがえの無い自分の財産やった。結局音楽続けてる奴はやっぱりなんか違う。言葉で表せない何か持ってる連中。それは自分の中にもあると思う。で、次回は初めての社会人(笑)

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