B'z語り- MAGIC
B'zの厄介オタクが徒然なるままに所感を書いてるだけである。
17th アルバム「MAGIC」は2009年11月発売。好きな曲も多いし、LIVE-GYM「Ain’t No Magic」も楽しかった。
MAGICはいいぞ。
1. Introduction
アルバム特有の歌詞なしの曲。ギターオンリーで短いが、この曲からDIVE、Time Fliesへの流れは最高。LIVE-GYMでもそのままで最高だった。是非飛ばさず聴いてほしい。
ギター経験は全くないが、ギターが欲しくなる曲。
最初から最後までカッコいいと感じる。
2. DIVE
2nd BeatとしてのDIVEとは違って冒頭のサビがない。前曲Introductionからシームレスに繋がる。最高。次のTime Fliesまで続けて聴くべし。
覚悟だけ決めて、まず飛び込もうぜって曲。
できること/できないことは簡単に分からない事が確かにある。そういう時は動いてみるしかないもんだ。
3. Time Flies
Time FilesじゃなくてTime Flies。
「光陰矢の如し」
人生あっという間に時間が過ぎる中、うじうじする時間なんてあるのか?できる事はまだあるんじゃない?と言われている気になる曲。
MOVEに似ていると感じる曲。動こうぜ、変わろうぜ!
自責しすぎると潰れてしまうから注意ではある。かといって他責にすると成長はしない。成長材料として自分に取り込んでしまえばいい。
4. MY LONELY TOWN
47th シングル。PVが軍艦島で撮影されたこともあってファン以外でも知ってる人がいたりする。
孤独に関する曲の1つ。
誰もが違う人であり、孤独であり、完全に分かりあう事はできない。それでも共鳴できる事柄で他人と繋がる事はできる。
そういう他人、探したくもなる。
5. long time no see
long time no see = 久しぶり
再会できることに感謝して、いつでも初心を忘れず。
じゃないと…
Splash!よりはライトだけど、アダルトな内容。
アダルト抜きにしても、初心忘るべからず、ではある。築くは一生、壊すは一瞬。
6. イチブトゼンブ
嫌いじゃないけど、ドラマ観た影響で「この曲が一番好き」とか言う人がいると「他にもいい曲めちゃくちゃあるんだが??」ってなる曲、第一位(厄介オタク)。
ジョハリの窓(自己分析のモデル)にもあるように、他人Aにしか見えない自分の側面もあれば、自分にしか見えない他人Aの側面もある。
自分から見えてるところはゼンブの中のヒトツ。ゼンブ知ろうとすると幻滅することもあるかもしれないが、愛しぬけるイチブがあったならそれでいいじゃん、って曲。
減点方式で恋愛する人は要注意だと思う。
7. PRAY
祈り。playではない。
映画もしくは3.11後の「pray for Japan」で知ってる人もいると思われる。
テンションを上げる曲では無いが、これはこれで必聴。多くは語らない。
8. MAGIC
こっちはキミの魔法にかかってメロメロ(死語)、
そっちは魔法が解けてしまってるみたい。。。
でも、もう一度魔法をかけてみせる、止めてくれるな!って曲。
ツアータイトルは「Ain’t No Magic」
=「魔法じゃない」= 「タネもシカケもない」
努力、そしてその結果得られたものは魔法か。
否。
9. Mayday!
救難信号の意、つまり「助けて!(SOS)」
何故か。いきなり振られそうになったからである。
そこからどう行動するか…
もうどうでもいいや、と投げ出すか。
勇気を出して理由を聞くか。
開き直って諦めるか。
今すぐにでも飛び込むか。
短気は損気である。
10. TINY DROPS
死別の曲。B'zの楽曲の中では珍しいテーマ。
あなたは先に行ってしまった。
自分もいつかは行くから、それまでの別れ。
CD音源でもしんみりするが、LIVE-GYMだとかなりしんみりする。。。
11. だれにも言えねぇ
一目惚れした or 好きな人がいる人の心情ダダ漏れ。
魔法にかけられちゃったくらいメロメロ(死語)。
めっちゃドキドキするし、どストレートな言葉が浮かんだり、この先どうなるかビビってたりするけど誰にも言えねぇよ!!って曲。
分かる。応援したくなる。
LIVE-GYMだと「だれにも言えねぇ井戸」が出てきて面白い。
12. 夢の中で逢いましょう
昔の恋人のことを引きずってる曲(割と多いが)。死ぬまで引きずってそうな詞になっている。
実に女々しいが、同じ状況になったら分からんでもない。
13. Freedom Train
freedom = 自由。
でもその自由を手に入れるのは簡単ではないよ、という曲。
立ち止まるのは良い。でも、時間は過ぎていく故に行き先を決めないといけない。行き先は「自由」。その行き先に向かって邁進した先にしかあなたの幸せはないのだ。
はたして他人に引かれたレールの上に幸せはあるのか。
総括
アルバムタイトルは「魔法」、ツアータイトルは「魔法じゃない」。食い違ってるようで、聴いてみるとそうでもない。
「魔法」にかけられて我武者羅に努力すると、その努力に当てられた誰かに「恋」なり「憧れ」っていう魔法がかかる。それは魔法じゃなくて個人の努力の賜物なんだな〜。